トンデモ本の一つ．
編者はおそらく，小林よしのりにトンデモを吹聴した連中の一人．
（こんなのを真に受けるほうも，どうかしてるが）
▼
目次を見ただけで，アレなのが並んでいて，本文を読む気も失せる．
曰く，
「米国への絶望感が満州事変の伏線」
「日本の満州政策に大きな問題はない」
「満州再建は列強日本の責任だった」
「中国戦線におけるコミンテルンの戦略」
「日中戦争の謀略に載せられた日本」
「南京大虐殺は存在せず」
「米国人特派員は目撃していなかった」
「毛沢東は『虐殺』を否定していた」
「汪兆銘政権は日本の傀儡ではない」
「見抜けなかったハル･ノートの罠」
「『ハル・ノート』と日本の尊厳」
「日米必戦論と『オレンジ計画』」
「運命を自覚した武士道の悲しみ」
その他色々．
▼
で，それらのユニークな新説は，どんな論拠をもって通説に立ち向かっているのか，と本文を開いてみれば，論拠らしいものはほぼ皆無．
著者らが延々と「自分の思い」を綴っているだけ．
これでは説得力など，あるはずもなし．
読むだけ時間の無駄．
▼
「他国に強要された物語に終止符を」
などと述べているが，編者らにとって耳障りのいい物語を，「教科書」の名を借りて強要したいだけでは？
▼
ゴミ．
【関心率0％：全ページ中，手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合．当方にとっての必要性基準】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
