中古品:
¥1,002 税込
配送料 ¥300 5月21日-23日にお届け(21 時間 3 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ★経年相応の汚れ・使用感と一部に書き込みがある場合がございますが、読む分には十分可能な程度です。★帯・ディスク・別冊付録・その他付属品は基本的に付属しておりません。ディスク欠品による返品はお客様都合として送料をご負担頂きますので予めご了承願います。★簡易クリーニングの後に、中身の透けない防水封筒に厳重に梱包して発送致します。★通常はポスト投函ですので、不在でも受け取れます(但し商品の大きさやポストの大きさによって一部例外がございます)。 ★通常3日~4日以内に発送致しますが、店舗の休業期間と重なった場合には1週間ほどお時間を頂く場合がございますので、お急ぎの方はご購入をお控え下さい。★店舗併売のため店舗にて在庫切れの際にはご注文をキャンセルさせて頂きますので、予めご了承願います。★商品に不備がございました際には速やかに返品・返金対応致します。ご注文お待ち致しております(^^
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

武器輸出三原則はどうして見直されたのか? 単行本 – 2014/3/13

3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

もはや日本に現行の武器輸出三原則は不要である!
●なぜ武器輸出三原則は生まれたのか?
●どのような弊害をもらしているのか?
●見直しが産業界に与える影響とは?
誕生の裏側から見直しの理由まで、
武器輸出にかかわってきた第一級の識者陣が徹底検証!!

第1章 武器輸出三原則は日本にとって、どのような問題があるのか
1 日本の防衛産業と技術基盤の実態
2 武器輸出三原則のもたらした弊害

第2章 武器禁輸三原則とは何か。どのようにしてできたのか
1 武器輸出三原則はなぜ作られたのか?
2 武器輸出三原則の規制はどこまでか?

第3章 日本の防衛産業が置かれている環境
1 軍需産業と兵器開発―現状と趨勢
2 日本の技術開発と産業基盤
3 防衛産業と防衛力

第4章 F─35問題と武器輸出三原則の緩和
1 F-35はどのようにして選定されたのか?
2 F-35の後方支援システムと企業参画
3 F-35の生産と展望

第5章 世界の武器輸出と共同開発はどうなっているのか。日本はどうすべきか
1 世界の武器輸出と武器開発
2 日本に対する各国の武器供与要請
3 ラ国部品の海外移転と国際共同開発
4 日米共同開発と共同研究の教訓―F-2問題

第6章 武器輸出三原則はどのように見直すべきなのか
1 なぜ武器輸出三原則を見直すのか?
2 武器輸出国として目指すべき国家の在り方
3 武器輸出三原則はこう見直せ
続きを読む もっと少なく読む

商品の説明

著者について

森本敏(もりもと・さとし)
安全保障スペシャリスト。第11代防衛大臣。拓殖大学特任教授。
専門は安全保障、軍備管理、国際政治。
1941年生まれ。防衛大学校理工学部電気工学科を卒業後、
防衛庁入庁。1977年に外務省アメリカ局安全保障課に出向。
1979年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調
査局安全保障政策室長などを歴任。1992年野村総研主席研
究員。並行して中央大学・同大学院客員教授、慶應義塾大学・
同大学院、政策研究大学院大学、聖心女子大学非常勤講師など
を兼任。2012年6月、民間人として初めて防衛大臣に就任。

著書に、
『オスプレイの謎。その真実』(単著、海竜社)
『普天間の謎――基地返還問題迷走15年の総て』(単著、海竜社)
『漂流する日米同盟――民主党政権下における日米関係』(監修、海竜社)
『オバマで変わるアメリカ 日本はどこへ行くのか』(共著、アスペクト)
『日本防衛再考論――自分の国を守るということ』(単著、海竜社)
『日本の瀬戸際』(単著、実業之日本社)
『国防軍とは何か』(共著、幻冬舎ルネッサンス)
などがある。

●森本敏公式HP http://www.office-morimoto.net/

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 海竜社 (2014/3/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/3/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 391ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4759313532
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4759313536
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
3グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2014年4月10日に日本でレビュー済み
本書は関係者による匿名の座談会をまとめた形式になっている。巻末によると参加者は以下の通り。

渡部恒雄(東京財団ディレクター(政策研究)・上席研究員)
岩崎啓一郎(経団連防衛生産委員会統合部会長代行)
及川耕三(元防衛大臣補佐官 元防衛庁装備局長・特許庁長官)
折木良一(元陸上幕僚長・統幕長 防衛大臣補佐官)
金子将史(PHP総研 国際政策研究センター長兼主席研究員)
山崎剛美(ロッキードマーティン・オーバーシーズ・コーポレーション顧問 元空将)
齋藤隆(防衛省顧問 元海上幕僚長・統幕長)
宮部俊一(前日本航空宇宙工業会常務理事 元空将補)
西山淳一(公益財団法人未来工学研究所研究参与)
長瀬正人(株式会社グローバルインサイト代表取締役社長)
村山裕三(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
今野秀洋(元経済産業審議官)
秋山義孝(前防衛省技術研究本部長)
加瀬正(日本ロッキードマーティン社長)
ジェームス・E・アワー(ヴァンダービルト大学日米研究協力センター所長)
ケビン・メア(NMVコンサルティングシニアアドバイザー)

ジム・アワーは「よみがえる日本海軍
〈上〉〈下〉 」の著者で、防衛ブローカーとして森功「 狡猾の人 」などにも出てくる。
ケビン・メアは「
決断できない日本 」の著者。

座談会では、運用基準に過ぎないはずの武器輸出三原則を超えた「スーパー三原則」としての実態、外国では防衛産業はそれが主体専門であるが日本の(評者注:大手の)防衛産業は防衛部門は小さな一部門であること、武器輸出三原則が改正されても実際に武器を輸出するにはあたり直面する問題、競争入札の弊害(随意契約を増やしてほしい)など、武器輸出を巡る問題点が克明に指摘されている。

しかし、書籍としてはどうか?
そうそうたる顔ぶれ、責任のある立場なのだから、誰が何を言っているのかはっきりさせてほしかった。
武器を作る側、使う側の立場の人達だけ座談会なので内容も一方的。
無責任というか、言いたい放題、書き散らかしで、以前の「噂の真相」匿名記者座談会を読んでいるような後味の悪さが残った。
☆3つなのはそのせい。
森本の単独著作として執筆させ、必要な部分は関係者からの取材コメントというスタイルをとったほうが良かったと思う。

武器輸出三原則が出来るまでの日本の武器輸出の実態、T-1練習機をオーストラリアが採用しようとしたが結局駄目だった話、猟銃としてアメリカに売った銃がテロリスト(IRA)に流れて問題になったこととか、本書のテーマと関係ないことなのかもしれないが、F-35で問題になる日本製の兵器が「ユダヤ人が勝手に作った国」イスラエルに流れるの問題とか、特定秘密保護法案との関係、山田洋行ミライズといった関連業者との癒着の防止についてても触れていれば良かった。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月21日に日本でレビュー済み
武器輸出三原則の誕生の背景、裏側の事情から、これまでの見直し、改正の背景について座談会型式で議論された内容をまとめたものである。武器輸出三原則という内容が難しいものものを扱っているにしては座談会なので非常に読みやすくなっている。

内容としては
・なぜ武器輸出三原則は生まれたのか?
・どのような弊害を自衛隊、防衛産業界にもたらしてきたのか?
・今後の方向(見直し?)とそれがもたらす日本及び産業界に与える影響とは?
について議論されている。

今まで新聞等に載らなかったインサイド・ストーリーが豊富に出てきており、どうしてこのようなものが出来、どうして変化していったか、なぜ今の状況になったか、是か非かは別として非常にわかりやすい。

武器輸出三原則について緩和肯定論者ばかりが集まった座談会なので、反対意見、違う意見をお持ちの人には多くの異論があるでしょうが、堅くてわかりにくい本しかないこの分野で武器輸出三原則のわかりやすいこのテキストを元に新たに多くの人が議論に加わることがあるのではないかと考え、貴重な存在と思い5点を付けた。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート