ラーメンはテレビ・雑誌・口コミでも味に注目され表面的なことしか取り上げられない。
そんな浅い情報ばかりが後世に引き継がれることになり、ラーメン文化の継承がうまくいくのか心配だ。
著者のように店主にしっかりインタビューしてそのラーメンが今ある背景まで深く踏み込んでいる物は少ない。
飲食店は儚く店主の金銭的と健康的な面で沢山の名店も閉店してきた。
歴史はいつでも消える可能性があり、日々お店が営業して食べられる状態は奇跡と言っても良い。
日本人ならこの奇跡に感謝してラーメンをすするべし!!
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東京ラーメン系譜学 単行本(ソフトカバー) – 2019/11/22
刈部 山本
(著)
知ればもっと美味くなる!!
これを読まずして、ラーメンは語れない!
はじまりは、戦前の屋台だった。
そこから巣立った行列店たち、
町中華の発祥に、つけ麺の誕生、
背脂ブームやチェーン店の発展…
令和まで脈々と受け継がれる、
奥深き“東京ラーメン"の歴史。
その一端がいま、紐解かれる。
昭和以来の“東京ラーメン"の流れがこれ一冊でまるわかり!
よくあるラーメンガイド本などとは一線を画す、まさにラーメン通必読の“ラーメン本"
昭和から平成にかけての東京におけるラーメンブームは、目まぐるしく変化してきました。
一方で、それらがどのように生まれ、どういった系譜を成しているのかは
意外と知られていません。
そこで、著者が長年独自に調査研究し、また創業当時を知る方々や
現在の経営者などへの取材を通じてようやく見えてきた“東京ラーメン"の全体像を、
本としてまとめる事に。
各店関係者へのインタビューをベースに著者の考察なども交え、
その歴史を紐解いていきます。
また、豊富な写真(ラーメン、店舗の過去・現在など)とともに、
店ごとの個性や特徴もわかりやすく紹介。
読み進めるうちに自然と“東京ラーメン"の系譜を辿ることができ、
かつ単なるグルメ本では得られないようなサブカル的知的好奇心も満たされる一冊です。
【主な内容】
◎第1章“東京ラーメン"の知られざる系譜
ホープ軒本舗/ホープ軒/村山ホープ軒
◎第2章町中華系ラーメンとつけ麺の誕生
代々木上原大勝軒/丸鶴/元祖中華つけ麺大王総本店/珍來総本店
◎第3章フランチャイズとローカルチェーンの発展
札幌ラーメン どさん子/ラーメンショップ 堀切店/喜多方ラーメン 坂内/
元祖ニュータンタンメン本舗 京町本店
◎第4章ホープ軒屋台から巣立った行列店たち
じょっぱりラーメン/らーめん弁慶/らーめん香月 池尻大橋店
◎第5章とんこつブームと環七戦争、その後……
御天 井草本店/ラーメン大 堀切店/イレブンフーズ源流 西糀谷店
◎column
1 ラーメン一杯の注文から着丼まで
2 『ラーメン二郎』と背脂ラーメン
3 町中華とラーメン専門店の違い
4 醤油・味噌・とんこつ、そして背脂
5 家系ラーメン
6 白山通り背脂御三家
7 東京とんこつラーメン史
……etc.
【著者】
刈部山本[かりべ やまもと]
広く大衆食に精通するライター。街の風景の記録や研究、
その街ならではの飲食店の探訪レポートなどを各種メディアで精力的に発信している。
『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演。
著書に『東京「裏町メシ屋」探訪記』(光文社)、『街道のグルメ』(辰巳出版)
などがある。
これを読まずして、ラーメンは語れない!
はじまりは、戦前の屋台だった。
そこから巣立った行列店たち、
町中華の発祥に、つけ麺の誕生、
背脂ブームやチェーン店の発展…
令和まで脈々と受け継がれる、
奥深き“東京ラーメン"の歴史。
その一端がいま、紐解かれる。
昭和以来の“東京ラーメン"の流れがこれ一冊でまるわかり!
よくあるラーメンガイド本などとは一線を画す、まさにラーメン通必読の“ラーメン本"
昭和から平成にかけての東京におけるラーメンブームは、目まぐるしく変化してきました。
一方で、それらがどのように生まれ、どういった系譜を成しているのかは
意外と知られていません。
そこで、著者が長年独自に調査研究し、また創業当時を知る方々や
現在の経営者などへの取材を通じてようやく見えてきた“東京ラーメン"の全体像を、
本としてまとめる事に。
各店関係者へのインタビューをベースに著者の考察なども交え、
その歴史を紐解いていきます。
また、豊富な写真(ラーメン、店舗の過去・現在など)とともに、
店ごとの個性や特徴もわかりやすく紹介。
読み進めるうちに自然と“東京ラーメン"の系譜を辿ることができ、
かつ単なるグルメ本では得られないようなサブカル的知的好奇心も満たされる一冊です。
【主な内容】
◎第1章“東京ラーメン"の知られざる系譜
ホープ軒本舗/ホープ軒/村山ホープ軒
◎第2章町中華系ラーメンとつけ麺の誕生
代々木上原大勝軒/丸鶴/元祖中華つけ麺大王総本店/珍來総本店
◎第3章フランチャイズとローカルチェーンの発展
札幌ラーメン どさん子/ラーメンショップ 堀切店/喜多方ラーメン 坂内/
元祖ニュータンタンメン本舗 京町本店
◎第4章ホープ軒屋台から巣立った行列店たち
じょっぱりラーメン/らーめん弁慶/らーめん香月 池尻大橋店
◎第5章とんこつブームと環七戦争、その後……
御天 井草本店/ラーメン大 堀切店/イレブンフーズ源流 西糀谷店
◎column
1 ラーメン一杯の注文から着丼まで
2 『ラーメン二郎』と背脂ラーメン
3 町中華とラーメン専門店の違い
4 醤油・味噌・とんこつ、そして背脂
5 家系ラーメン
6 白山通り背脂御三家
7 東京とんこつラーメン史
……etc.
【著者】
刈部山本[かりべ やまもと]
広く大衆食に精通するライター。街の風景の記録や研究、
その街ならではの飲食店の探訪レポートなどを各種メディアで精力的に発信している。
『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演。
著書に『東京「裏町メシ屋」探訪記』(光文社)、『街道のグルメ』(辰巳出版)
などがある。
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社辰巳出版
- 発売日2019/11/22
- ISBN-104777824551
- ISBN-13978-4777824557
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街道のグルメ 国道・都道・県道 ローカル&昭和な味わい巡り 関東版 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.8
28
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価格 | ¥1,123¥1,123 |
刈部山本の著書 | 地元民がこよなく愛す、懐かしくて味わい深い名店の数々!! “ロードサイド郊外めし"の魅力が山盛り! 中華、ラーメン、うどん、そば、定食、洋食、喫茶、 ドライブイン、ローカルチェーン店……etc. 地元では誰もが知っている“非全国区"の味、 普通のグルメ特集では紹介されない味が満載!! |
登録情報
- 出版社 : 辰巳出版 (2019/11/22)
- 発売日 : 2019/11/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 144ページ
- ISBN-10 : 4777824551
- ISBN-13 : 978-4777824557
- Amazon 売れ筋ランキング: - 531,066位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,418位グルメ一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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学生時代、映像研究及び自主制作映画のロケハンを通じて路地裏など人々の記憶から忘れられた風景に魅了され、町歩きを始める。
趣味が講じ、町の風景の記録や研究、その町ならではの飲食店でのインプレッションをブログ「デウスエクスマキな食卓」「昭和迷宮物件」やミニコミ同人誌「デウスエクスマキな食堂」シリーズでまとめるようになる。
その傍ら、自らも飲食店自営を模索し、谷根千の路地裏でお一人様専門珈琲店「結構人ミルクホール」を開店させる。
観察対象は、戦跡・廃墟・廃線・近代建築・赤線跡・団地・工場・郊外観察から酒場・大衆中華・食堂・喫茶・ギャンブル場メシ・駄菓子もんじゃ等。
情報誌へのコラム執筆、ラジオ番組出演他、現在、ぐるなびサイト「メシコレ」のキュレーターを務める。
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
15グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月12日に日本でレビュー済み
2020年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世代によっては記憶に残る名店たちのルーツが深く理解できて、そのラーメン一杯を食べるのにも感慨が深くなる。また知らなかった名店も発見できて良いです。価格がやや高いのがネック。
2020年2月1日に日本でレビュー済み
この本を読んでラーメンとは実に奥が深いと思ってしまった。
著者の突っ込んだ取材には思わず脱帽。ラーメン系譜学というタイトル通りの立派な庶民生活の文化誌の側面も担っている。
巷ではラーメン案内本は数多くあれど、これほど味の向こう側が堪能出来るものは無いのではないか?
特に街中華の板橋代表格「丸鶴」の取材は
美味しさの秘密を店主の経歴から導き素材第一主義へと結び付ける流れはシミジミ感に溢れ、凄いとしか言いようが無い。もう一度、改めて暖簾をくぐってみたい。味の向こう側を再発見したい衝動に駆られている。
著者の突っ込んだ取材には思わず脱帽。ラーメン系譜学というタイトル通りの立派な庶民生活の文化誌の側面も担っている。
巷ではラーメン案内本は数多くあれど、これほど味の向こう側が堪能出来るものは無いのではないか?
特に街中華の板橋代表格「丸鶴」の取材は
美味しさの秘密を店主の経歴から導き素材第一主義へと結び付ける流れはシミジミ感に溢れ、凄いとしか言いようが無い。もう一度、改めて暖簾をくぐってみたい。味の向こう側を再発見したい衝動に駆られている。
2020年7月2日に日本でレビュー済み
ラーメンの「系譜」というと丸長、大勝軒、生駒軒なんかかな~と思うけど。そのもう一寸後のお店かな。
身近なラーメン屋のはじめて物語?って感じ。うちホープ軒やどさん娘なんかは旧い方。
ニュータンタン麺や大なんかは新し目の印象。ラーメンショップが入っているのはうれしかったですね。
ロード方面も詳しい刈部さんならではかな。どさん娘や大は既にリブランドされてて元々の味が消えつつある。
長い間ラーメン屋を経営するのも大変だけど、ブランドが売り買いされるようなのは残念だな。
身近なラーメン屋のはじめて物語?って感じ。うちホープ軒やどさん娘なんかは旧い方。
ニュータンタン麺や大なんかは新し目の印象。ラーメンショップが入っているのはうれしかったですね。
ロード方面も詳しい刈部さんならではかな。どさん娘や大は既にリブランドされてて元々の味が消えつつある。
長い間ラーメン屋を経営するのも大変だけど、ブランドが売り買いされるようなのは残念だな。