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裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (atプラス叢書 16) 単行本 – 2017/2/1
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それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。それは私たち他人にとっては、不利な道を自分で選んでいるようにしか見えないかもしれない。
上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。この街の、この国の夜は、こんなに暗い。
――岸政彦(社会学者)
沖縄の女性たちが暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録。
上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。この街の、この国の夜は、こんなに暗い。
――岸政彦(社会学者)
沖縄の女性たちが暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録。
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2017/2/1
- 寸法13.3 x 2 x 19.5 cm
- ISBN-10477831560X
- ISBN-13978-4778315603
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対象商品: 裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (atプラス叢書 16)
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登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2017/2/1)
- 発売日 : 2017/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
- ISBN-10 : 477831560X
- ISBN-13 : 978-4778315603
- 寸法 : 13.3 x 2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,492位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,309位ノンフィクション (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月6日に日本でレビュー済み
読むと涙が止まらなかった。
2023年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重ね合わせしまう部分が多少ながらあり、胸がつかえてしまい本を閉じてしまった。
なのでまだ半分くらいしか読めていません。
ただ、半分読むのは一気に読んでしまいました。
焦らずゆっくり読み進めたいと思いました。
なのでまだ半分くらいしか読めていません。
ただ、半分読むのは一気に読んでしまいました。
焦らずゆっくり読み進めたいと思いました。
2021年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沖縄で問題のある家庭で育ち、家出や援助交際の結果、妊娠してシングルマザーになった女の子たちを取材した記録。
複数の女の子たちは劣悪な育成環境で育ち、男に妊娠させられて出産しても幸せにはなれない。
男は大抵ろくでもない奴であり、認知を拒否されたり養育費を支払わなかったり。
で、別れて一人で子育てしなければならなくなるが・・・また別の男と付き合って妊娠とか。
少子化阻止に貢献しているとはいえない。
唯、子供だけ産めばいいと思ってるのか、その子供には人生を楽しみ幸せになる権利があるはず。
でもその親がそもそも幸せではないのにどうやって子供に幸せのなり方を教えるのだ?
そんな子供ばかりを増やしても貧困や犯罪が次世代に連鎖するだけである。
親が取らなかった責任を子が取らされ、やがて孫やひ孫まで責任を押し付けられて生を受けねばならないのか。
「明るい観光地としても沖縄」など内地の人間から見ての話で、地元の人からしたら幻想なのかも。
複数の女の子たちは劣悪な育成環境で育ち、男に妊娠させられて出産しても幸せにはなれない。
男は大抵ろくでもない奴であり、認知を拒否されたり養育費を支払わなかったり。
で、別れて一人で子育てしなければならなくなるが・・・また別の男と付き合って妊娠とか。
少子化阻止に貢献しているとはいえない。
唯、子供だけ産めばいいと思ってるのか、その子供には人生を楽しみ幸せになる権利があるはず。
でもその親がそもそも幸せではないのにどうやって子供に幸せのなり方を教えるのだ?
そんな子供ばかりを増やしても貧困や犯罪が次世代に連鎖するだけである。
親が取らなかった責任を子が取らされ、やがて孫やひ孫まで責任を押し付けられて生を受けねばならないのか。
「明るい観光地としても沖縄」など内地の人間から見ての話で、地元の人からしたら幻想なのかも。
2022年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごい本だった。
読みながら、あまりの不条理に胸が苦しくなったり、気持ちが悪くなったりもした。彼女たちの生い立ちや経験したこと、それらを目の当たりにして怒りに似た気持ちを静かにたきつけられた。
この本を執筆した著者を尊敬する。同時に本に出てくる彼女ら一人一人も。
文中に ’’暴力や貧困のなかで子どもを育てることは、とにかく対岸にいるひとびとからは批判されるものです。’’ とあるが、彼女たちが生きているのは対岸ではなく、わたしたちと同じ場所だ。
ちゃんと愛されて、安全な場所があって、食べることに不自由しないこと。何かあったときにはちゃんとそばにいてくれる人がいることの大切さ。
「貧困は連鎖する。」とか「難しい。」とか、「どうしようもない。」とか、そんな言葉でなかったことにするのではなく、大変なものを抱えている人がいたら、どうしたら幸せに生きていけるのだろうかと一歩ずつでも考えたい。
自戒を込めて。
読みながら、あまりの不条理に胸が苦しくなったり、気持ちが悪くなったりもした。彼女たちの生い立ちや経験したこと、それらを目の当たりにして怒りに似た気持ちを静かにたきつけられた。
この本を執筆した著者を尊敬する。同時に本に出てくる彼女ら一人一人も。
文中に ’’暴力や貧困のなかで子どもを育てることは、とにかく対岸にいるひとびとからは批判されるものです。’’ とあるが、彼女たちが生きているのは対岸ではなく、わたしたちと同じ場所だ。
ちゃんと愛されて、安全な場所があって、食べることに不自由しないこと。何かあったときにはちゃんとそばにいてくれる人がいることの大切さ。
「貧困は連鎖する。」とか「難しい。」とか、「どうしようもない。」とか、そんな言葉でなかったことにするのではなく、大変なものを抱えている人がいたら、どうしたら幸せに生きていけるのだろうかと一歩ずつでも考えたい。
自戒を込めて。
2021年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山手線の電車内で読んだのが間違いだった。
高輪ゲートウェイ駅から品川駅間で泣いた。たった2分だ。
大崎駅からは、もう、読むのを諦めた。
就寝前の布団の中で読んでいたら、泣きすぎて夫に心配された。
「大丈夫?」
ぜんぜん大丈夫じゃない。なんだこの作品は。。
ただの調査の記録なのに、こんなにも物語で小説で詩的で、悲しくて強くて美しい生の話があるか。
こうして感想を書いている間も、涙が出てくる。
教育学者の上間陽子先生が沖縄の「キャバクラで働く」少女達にインタビューをする。
ただそれだけ、だけど、それだけで片付けられない物語だった。
聞く側によって、こんなにもめちゃくちゃ大変な作品になるのか。
ただの調査の記録なのに、こんなにも泣けるのはなぜなんだ。
上間先生の優しい眼差しと、どんなことでも受け入れる姿勢に、ギリギリと凄まじく、耳を塞ぎたくなるぐらいの話なのに温かいスープのような作品になっている。
7人の少女達の逃げた記録。生きた記録なのだ。
上間先生に語ることによって、自分に起きた出来事を了解しなければ語ることのできなかった物語なのだ。
理不尽な出来事によって、その時の最善を選択して生き延びてきた少女達の記録にこんなにもやられるなんて。
これは、沖縄だけの話じゃないのは読んでいてすぐにわかる。
沖縄だけじゃなくて、日本だけじゃなくて、世界に同じ物語が散らばっているのだ。
小学校や中学校、高校で同じクラスだったあの子のことを同時に思い出させる。
そして、もしかしたら、それは私自身だったかもしれない。
理不尽な出来事が降りかかって、裸足で逃げたのは自分だったかもしれない。
「貧困女子」のルポルタージュとは一線を画す。
貧困女子物をオカズとする方もいらっしゃるようですが、
こちらは、全然、美味しくない。
オカズにできる作品は、聞く側が暴力の被害者に寄り添っていないし、暴力の加害者を「仕方ないこと」と受け入れている気がする。
これを読んだ以上、祈るだけじゃない大人にならないといけないと思った。
高輪ゲートウェイ駅から品川駅間で泣いた。たった2分だ。
大崎駅からは、もう、読むのを諦めた。
就寝前の布団の中で読んでいたら、泣きすぎて夫に心配された。
「大丈夫?」
ぜんぜん大丈夫じゃない。なんだこの作品は。。
ただの調査の記録なのに、こんなにも物語で小説で詩的で、悲しくて強くて美しい生の話があるか。
こうして感想を書いている間も、涙が出てくる。
教育学者の上間陽子先生が沖縄の「キャバクラで働く」少女達にインタビューをする。
ただそれだけ、だけど、それだけで片付けられない物語だった。
聞く側によって、こんなにもめちゃくちゃ大変な作品になるのか。
ただの調査の記録なのに、こんなにも泣けるのはなぜなんだ。
上間先生の優しい眼差しと、どんなことでも受け入れる姿勢に、ギリギリと凄まじく、耳を塞ぎたくなるぐらいの話なのに温かいスープのような作品になっている。
7人の少女達の逃げた記録。生きた記録なのだ。
上間先生に語ることによって、自分に起きた出来事を了解しなければ語ることのできなかった物語なのだ。
理不尽な出来事によって、その時の最善を選択して生き延びてきた少女達の記録にこんなにもやられるなんて。
これは、沖縄だけの話じゃないのは読んでいてすぐにわかる。
沖縄だけじゃなくて、日本だけじゃなくて、世界に同じ物語が散らばっているのだ。
小学校や中学校、高校で同じクラスだったあの子のことを同時に思い出させる。
そして、もしかしたら、それは私自身だったかもしれない。
理不尽な出来事が降りかかって、裸足で逃げたのは自分だったかもしれない。
「貧困女子」のルポルタージュとは一線を画す。
貧困女子物をオカズとする方もいらっしゃるようですが、
こちらは、全然、美味しくない。
オカズにできる作品は、聞く側が暴力の被害者に寄り添っていないし、暴力の加害者を「仕方ないこと」と受け入れている気がする。
これを読んだ以上、祈るだけじゃない大人にならないといけないと思った。
2022年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沖縄に住んでいるが、本に書いている子どもたちはかなりのいると思う。
自分が理想と思っている人の言うことを聞き、理想じゃない人の言うことは聞かない。
要するに、不良にあこがれて自分で進んだ道である。何でも周りが助けてくれるからよくならない。
人から助けられたらボランティア活動をさせるとかしないとよくならない。と思う。
自分が理想と思っている人の言うことを聞き、理想じゃない人の言うことは聞かない。
要するに、不良にあこがれて自分で進んだ道である。何でも周りが助けてくれるからよくならない。
人から助けられたらボランティア活動をさせるとかしないとよくならない。と思う。
2022年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キラキラした理想化された沖縄ではなく、沖縄のリアリティを痛感します。沖縄ファンこそ読むべきだと思う。
2021年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前、沖縄の風俗で働いているの女の子たちのことを本で読んだことがあった。
が、ここまで一人ひとりに肉迫した内容ではなかった。
DV、ネグレクト、堕胎、家出、キャバクラ、風俗、レイプなどなど
そんな言葉が無造作に転がっている日常に生まれ育った「少女」たちの身の上、
あるいは彼女たちの心の中を想像するだに、なんとも言えない悲しい気分に陥ってしまう。
著者はそのような「地獄」を経験した彼女たちに寄り添いながらも、
淡々と感情を込めずに筆を進める。
見たまま、ありのままをまるで金属のような冷たさを伴って。
時折、著者の血涙と怒りが行間からにじみでてくる箇所がある。
それは学校がどうのとか、親御がどうのとか、行政がどうのとか、
われわれがよく口にする責任論みたいなものとは一線を画している。
問題が発生したとき、評論することはだれでもできる。
解決策を見出すこともできるかもしれない。
しかし、一人の人間に何の見返りも求めず寄り添うことは至難である。
愛がなければできないことだ。
冷たく冴えた格調高い著者の文章の底には、
マグマのような燃え盛る愛があるような気がした。
どんな地獄に生きていようと、生きることは
それだけで尊いことなのだろうと思う。
いや、尊いということにしなければならない。
なぜなら、生きるとは未来につながっていて、
その未来を変革できるチャンスは誰にでもあるからだ。
どんな人間も否定しない。どんな生き方も否定しない。
そういう心の強さと懐の深さが人々から失われているような気がしてならない。
が、ここまで一人ひとりに肉迫した内容ではなかった。
DV、ネグレクト、堕胎、家出、キャバクラ、風俗、レイプなどなど
そんな言葉が無造作に転がっている日常に生まれ育った「少女」たちの身の上、
あるいは彼女たちの心の中を想像するだに、なんとも言えない悲しい気分に陥ってしまう。
著者はそのような「地獄」を経験した彼女たちに寄り添いながらも、
淡々と感情を込めずに筆を進める。
見たまま、ありのままをまるで金属のような冷たさを伴って。
時折、著者の血涙と怒りが行間からにじみでてくる箇所がある。
それは学校がどうのとか、親御がどうのとか、行政がどうのとか、
われわれがよく口にする責任論みたいなものとは一線を画している。
問題が発生したとき、評論することはだれでもできる。
解決策を見出すこともできるかもしれない。
しかし、一人の人間に何の見返りも求めず寄り添うことは至難である。
愛がなければできないことだ。
冷たく冴えた格調高い著者の文章の底には、
マグマのような燃え盛る愛があるような気がした。
どんな地獄に生きていようと、生きることは
それだけで尊いことなのだろうと思う。
いや、尊いということにしなければならない。
なぜなら、生きるとは未来につながっていて、
その未来を変革できるチャンスは誰にでもあるからだ。
どんな人間も否定しない。どんな生き方も否定しない。
そういう心の強さと懐の深さが人々から失われているような気がしてならない。