戦後、日本人の「歴史認識」の主流になったのは「コミンテルン史観」と「東京裁判史観」だが、今や中国と韓国から押し付けられた「中華史観」である。日本はこれを唯々諾々と認めてきて、「反省と謝罪」が行事化していた。中韓と「反日日本人」との内外呼応による反日攻撃にさらされても日本はますます強くなると著者は見ている。本著はその日本の底力と魅力を取り上げ、日本の文化と精神の強さの秘密を解明しようとするものである。
戦後の日本はソ連・中国の「世界革命」の支援で左翼政党と文化人が総力を結集して「日本革命」を目指していた。革命は成功しなかったものの、左翼勢力が今なお教育とマスメディアを牛耳っている。しかし、戦後70年、日本は覚醒し始めた。「反日」の中韓が日本のナショナリズムを育てた。
「日本の文化と精神の強さの秘密を解明」すると書いてあったが、中韓の短所が延々と列挙されているだけで(但し、根源的に分かり易く、ためになったが)、それらしいことが中々出てこない。よく言われる万世一系の天皇の存在、豊かな自然と四季の変化、風水害への対応などが、強さの秘密として書かれるのかと思ったが書かれてはいない。最後の方で次の記述が出てきたが、どうやらこれがそうであるらしい。
中韓では自国を礼賛しか生き残れない。それをしないと危険にさられる。「漢奸」やら「韓奸」にされないためには、自国の過去を反省したり、批判したりしないことに尽きる。日本では何故反日日本人が日本で跋扈できるのか。それなりの浄化力が働く風土が日本にはあるからだ。それが日本の強靭さだと著者は言う。反日日本人は中国・韓国では「良心的日本人」とされる。しかし売国奴とされた魯迅のような中国人や李光洙のような韓国人は日本では「良心的な」とは言われない。

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克 中韓論 中国・韓国の「反日情報工作」に打ち克つ日本 単行本(ソフトカバー) – 2015/3/15
黄文雄
(著)
「反日」は怖くない!
--ナショナリズムで自滅する中韓、強くなる日本
ベストセラー『犯韓論』著者が、歴史、政治、経済、文化、軍事など多角的な知見から「日本が99%負けない」理由を縦横無尽に語り尽くす!
「中韓脅威論は、幻想にすぎない」--著者
◎南京大虐殺、従軍慰安婦……「捏造」の根底にある思想
◎親中・親韓の「反日日本人」に操られた戦後日本
◎ファンタジーにすぎない「漢民族」「朝鮮民族」
◎法治国家を全否定する「易姓革命」の社会
◎中国人・韓国人を精神分析する
◎何の効果もあがっていない中韓の「日本占領計画」
◎本当は弱い中国軍・韓国軍
◎「和」の日本 vs. 「同」の中韓……その決定的な違い
【目次】
序章 中韓の「反日情報工作(インテリジェンス)」に翻弄される日本
第一章 自滅する「犯罪者集団」中国・韓国
第二章 世界から軽蔑される中韓の「反日」
第三章 日本人が知らない「中韓脅威論」のウソ
第四章 中韓が永遠に日本に勝てない理由
終章 「中国幻想」「嫌韓流」を超克せよ
--ナショナリズムで自滅する中韓、強くなる日本
ベストセラー『犯韓論』著者が、歴史、政治、経済、文化、軍事など多角的な知見から「日本が99%負けない」理由を縦横無尽に語り尽くす!
「中韓脅威論は、幻想にすぎない」--著者
◎南京大虐殺、従軍慰安婦……「捏造」の根底にある思想
◎親中・親韓の「反日日本人」に操られた戦後日本
◎ファンタジーにすぎない「漢民族」「朝鮮民族」
◎法治国家を全否定する「易姓革命」の社会
◎中国人・韓国人を精神分析する
◎何の効果もあがっていない中韓の「日本占領計画」
◎本当は弱い中国軍・韓国軍
◎「和」の日本 vs. 「同」の中韓……その決定的な違い
【目次】
序章 中韓の「反日情報工作(インテリジェンス)」に翻弄される日本
第一章 自滅する「犯罪者集団」中国・韓国
第二章 世界から軽蔑される中韓の「反日」
第三章 日本人が知らない「中韓脅威論」のウソ
第四章 中韓が永遠に日本に勝てない理由
終章 「中国幻想」「嫌韓流」を超克せよ
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2015/3/15
- 寸法12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104781613144
- ISBN-13978-4781613147
商品の説明
著者について
黄文雄 こう・ぶんゆう
1938年台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院西洋経済史学修士。拓殖大学日本文化研究所客員教授。『中国之没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。
1938年台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院西洋経済史学修士。拓殖大学日本文化研究所客員教授。『中国之没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2015/3/15)
- 発売日 : 2015/3/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4781613144
- ISBN-13 : 978-4781613147
- 寸法 : 12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,624,788位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 153,131位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月17日に日本でレビュー済み
2017年11月21日に日本でレビュー済み
中国韓国の反日が日本人にも知られるようになってきた。その具体例を取り上げ間違いを正している。その理由についても長い歴史から考察している。その行方についても反日が日本に勝てないことを述べている。戦後70年の安倍総理の時代になってますますハッキリしてきたことが述べられていて日本人として自信を持てる本だった。
2016年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チャイナとコリアの「懲りない」言論攻撃に対して、日本の言論人やマスコミ、政治家はタジタジで及び腰です。
孤軍奮闘といいますか、最近は「援軍」の言論人も増えてきましたが、20年以上も粘り強く・舌鋒鋭く戦ってきてくれた黄文雄さんには、感謝です。
歴史の「真実」というか、より客観性のある史実を分かりやすく日本人に「教示」してくれている著者さんだと思います。
幸いというか、アマゾンなどでは「1円本」も多く出品されています。
送料込みで「258円」で、内容のある本が読めることにも感謝したいと思います。
孤軍奮闘といいますか、最近は「援軍」の言論人も増えてきましたが、20年以上も粘り強く・舌鋒鋭く戦ってきてくれた黄文雄さんには、感謝です。
歴史の「真実」というか、より客観性のある史実を分かりやすく日本人に「教示」してくれている著者さんだと思います。
幸いというか、アマゾンなどでは「1円本」も多く出品されています。
送料込みで「258円」で、内容のある本が読めることにも感謝したいと思います。