ツイッターを拠点として活発な言論活動を展開する井上太郎氏の著書。まず序文「はじめに」(2p~ )において井上氏は「日本に生まれ、日本に育ち、日
本人であることに、感謝と誇りを持っています」と自分の拠って立つ立場を明らかにしている。天皇陛下と皇室を尊崇し、国家に忠誠を誓い、安倍首相を
支持する保守の論客であることを堂々と宣言し、その論点から持論を述べている。
本書は全六章構成で、第一~三章までは日本共産党に関する分析、第四章は在日朝鮮人問題、第五章は歴史認識、第六章は井上氏による諸問題への
提言になっている。メインとなるのはやはり共産党の分析であろう。第一章『共産党こそ日本の最大の弊害』(21p~ )では共産党の沿革と問題点、第二章
『共産党の支配組織』(73p~ )では共産党の青年組織である民青(民主主義青年同盟)とその手先であるしばき隊やSEALDsの実態、第三章『労働組合
の実態』(109p~ )では労組運動の問題点とその影で暗躍する共産党の狙いについて論述されていて読み応えあり。例えばSEALDsの運動の特色であ
る歌やラップ、踊りによるパフォーマンスについて「もともと民青の専売特許」(77p)と指摘する。敵対組織を暴力で圧倒する一方で「うたごえ運動」などで
一見平和そうな団体を装うというスタイルは民青が始めたもので新左翼からは「歌って踊って日共民青」(76p)などと揶揄されていたという。SEALDsが全
労連(共産党関連の労組)の街宣カーを借りていたことは有名だが、東北支部に至っては共産党の街宣カーを使用していたことが明らかになっている。デ
モを仕切っているのが民青の委員長であることも知られており、井上氏は「SEALDs=民青」と断定している。また共産党は在日朝鮮人、さらには中国共
産党からの資金援助を受けていることを指摘、現在の共産党を「中国共産党のカイライ」(85p)と断じている。このような集団が一見まともそうな政党のふ
りをして各界に浸透し大きな影響力を持っていることを恐ろしく思った。
第六章の提言の中では皇位継承問題に注目したい。女系継承、女性宮家創設に反対する井上氏は終戦直後に皇籍離脱した旧宮家の復活を安倍政権
の今こそ実現せよ、と訴えている(189p~ )。皇室典範、皇室経済法の改正も急務であると指摘している。いちいち頷ける指摘ばかりであり、有意義な読
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井上太郎最前線日記 単行本(ソフトカバー) – 2016/2/18
井上太郎
(著)
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ツイッターで圧倒的支持! 全力で暴く共産党のすべて!
勢いづく共産党に真正面から挑む!
SEALDsや反原発などを隠れ蓑にし、今も国民を騙し続ける共産党。在日外国人社会とも深く関わり、日本解体を狙うその正体に迫る!
この本の目的は、なんとしても日本と日本国民を守りたい、ただそれだけである。
第一章 共産党こそ日本最大の弊害
一 共産党とは、共産主義と社会主義の違い
二 共産党と在日朝鮮人の関係、共産党再建資金は在日が提供した
三 共産党はこれだけ危険
四 共産党の甘言に騙されるな
第二章 共産党の支配組織
一 民主青年同盟、通称民青とはどんな組織か
二 のりこえネット、しばき隊、SEALDs、Tns-sowlの関係。そして共産党、民青との関係は
三 日本のために彼らと戦う
第三章 もう要らない労働組合
一 労働組合は、本当に勤労者のための組織なのか
二 労働組合の弊害
三 労働組合への取り組み方、向かいあい方
第四章 在日朝鮮人問題を考える
一 在日朝鮮人の歴史、なぜ存在するようになったのか
二 特別永住者とは、何故このような特権在日朝鮮人が生まれたか
三 在日朝鮮人よ、よく聞け
四 在日特権、本当にないと言えるか
第五章 日本は侵略国家ではない
一 正しい歴史認識とは! 日本は絶対に侵略国家などではありません
二 侵略などといわれる筋合いはない
第六章 井上太郎の提言
一 女性宮家絶対反対、安倍政権の今こそ旧宮家復活を
二 教育こそ日本の将来を左右する、正しい歴史の教育を。教育勅語を道徳の時間復活させ学ばせるべき
勢いづく共産党に真正面から挑む!
SEALDsや反原発などを隠れ蓑にし、今も国民を騙し続ける共産党。在日外国人社会とも深く関わり、日本解体を狙うその正体に迫る!
この本の目的は、なんとしても日本と日本国民を守りたい、ただそれだけである。
第一章 共産党こそ日本最大の弊害
一 共産党とは、共産主義と社会主義の違い
二 共産党と在日朝鮮人の関係、共産党再建資金は在日が提供した
三 共産党はこれだけ危険
四 共産党の甘言に騙されるな
第二章 共産党の支配組織
一 民主青年同盟、通称民青とはどんな組織か
二 のりこえネット、しばき隊、SEALDs、Tns-sowlの関係。そして共産党、民青との関係は
三 日本のために彼らと戦う
第三章 もう要らない労働組合
一 労働組合は、本当に勤労者のための組織なのか
二 労働組合の弊害
三 労働組合への取り組み方、向かいあい方
第四章 在日朝鮮人問題を考える
一 在日朝鮮人の歴史、なぜ存在するようになったのか
二 特別永住者とは、何故このような特権在日朝鮮人が生まれたか
三 在日朝鮮人よ、よく聞け
四 在日特権、本当にないと言えるか
第五章 日本は侵略国家ではない
一 正しい歴史認識とは! 日本は絶対に侵略国家などではありません
二 侵略などといわれる筋合いはない
第六章 井上太郎の提言
一 女性宮家絶対反対、安倍政権の今こそ旧宮家復活を
二 教育こそ日本の将来を左右する、正しい歴史の教育を。教育勅語を道徳の時間復活させ学ばせるべき
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社青林堂
- 発売日2016/2/18
- ISBN-104792605423
- ISBN-13978-4792605421
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登録情報
- 出版社 : 青林堂 (2016/2/18)
- 発売日 : 2016/2/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4792605423
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2016年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
選挙でもないのに盛んに街宣活動を行い、
町中に「戦争法反対!」のビラを貼り町の景観を壊し、
自家用車にまで「憲法9条守れ!」のステッカーを貼って走り回る
日本共産党とはどんな政党なのか知りたくて購入しました。
共産党の成り立ち、現在に至るまでの過程を詳細に記してあります。
そして民青、のりこえネット、SEALDs、Tns-sowlなどの関連組織、関わっている人間が
実名で載っています。
身近にある、ありとあらゆる団体が共産党関連の団体だという事に驚きます。
それだけ彼らは巧妙で、耳障りの良いことを言ってくるのです。
しかしとんでもない。日本共産党は未だに日本の共産主義化を目指し、
民主主義とはかけ離れた暴力革命を画策している独裁政党です。
井上太郎氏は「日本の最大の弊害」とまで言っています。
先日地元の市議会で補欠選挙があり、無所属と共産党の候補が出馬しました。
共産党の候補が僅差で負けましたが、裏を返せば半数弱の人間が共産党に投票したということです。
まだ共産党の正体に気づいていない人がそれだけいると思うと恐ろしくなりました。
公安にもマークされている暴力テロ政党が、日本に存在していること自体が信じられません。
今年は激動の年になりそうです。自分の身を守る為、読んでおくべきです。
町中に「戦争法反対!」のビラを貼り町の景観を壊し、
自家用車にまで「憲法9条守れ!」のステッカーを貼って走り回る
日本共産党とはどんな政党なのか知りたくて購入しました。
共産党の成り立ち、現在に至るまでの過程を詳細に記してあります。
そして民青、のりこえネット、SEALDs、Tns-sowlなどの関連組織、関わっている人間が
実名で載っています。
身近にある、ありとあらゆる団体が共産党関連の団体だという事に驚きます。
それだけ彼らは巧妙で、耳障りの良いことを言ってくるのです。
しかしとんでもない。日本共産党は未だに日本の共産主義化を目指し、
民主主義とはかけ離れた暴力革命を画策している独裁政党です。
井上太郎氏は「日本の最大の弊害」とまで言っています。
先日地元の市議会で補欠選挙があり、無所属と共産党の候補が出馬しました。
共産党の候補が僅差で負けましたが、裏を返せば半数弱の人間が共産党に投票したということです。
まだ共産党の正体に気づいていない人がそれだけいると思うと恐ろしくなりました。
公安にもマークされている暴力テロ政党が、日本に存在していること自体が信じられません。
今年は激動の年になりそうです。自分の身を守る為、読んでおくべきです。
2016年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勝手な願望ですが、次世代を担う若者がやがて本当に目覚めるために、
社会主義の本質的問題点にもう一歩踏み込んで欲しかったようにも思います。
2016年4月5日アマゾンへの投稿補足
日本共産党はかつて1%前後の支持率だったと思うが、いまや5%前後との報道もあり四捨五入してもゼロにならない。この方向を危惧する向きもあるかと思うが、弱者からの支持拡大を狙った同党の戦術が功を奏している結果だ。しかしこれら新規支持者の多くも社会主義の敗北を体験済みで、革命による一党独裁を支持している結果ではない。同党への支持は良い経済状況と社会福祉の適切なバランスを希求する有権者の意思表示であり、社会情勢を健全に反映している。
一方日本共産党の一員ではない社会主義者は野党与党に限らず潜伏しており、日本共産党とは異なる不規則行動に打って出る。その良い例が鳩山由紀夫氏だ。彼の祖父は保守合同を成し遂げ戦後の国政に貢献した鳩山一郎氏であり、氏自身も自民党衆議院として政治家を始めた。しかし、自民党離党、新党さきがけ、新旧民主党、首相と経歴を重ね、特に最近の彼の行動は、彼が社会主義者であることを明確に示している。
日本共産党は分かりやす。しかも共産主義が支持されているわけではない。しかしそれ以外の社会主義者は何処にでも潜んでいて密かに社会主義革命を狙っていて、社会主義思想を広めようとして、国民に貢献するとは思えない不規則行動を取る。国家や国民よりも大切なものがあるといった理論を展開する。これが平和を希求する純真で未熟な若者の心に訴えたりする。げんに鳩山由紀夫が首相になるのを止められなかった。
人生を終えようとする一国民からみれば、家族も国民も国家も世界平和もどれも重要だ。経済的な自由と豊かさも重要だ。しかし時としてこれらは対立する。その対立を解決しようと努力するのが現代の政治だ。他の国民にもこのような視点を共有してほしい。私自身はそのような希望を持っている。
まとめると:
著者の基本的主張には賛同すること、
分かりやすい社会主義者の危険性に警笛を鳴らすが潜伏する社会主義者の危険性を十分に説明していないこと、
もともと保守的な人には納得できるだろうがそうでない人には拒絶を生む記述手法で余計な対立を生むのでははないかという危惧、
タイトルがこれでは支持者だけをターゲットとしていて売れないのではという心配、
これらの点から評価は真ん中とした。
社会主義の本質的問題点にもう一歩踏み込んで欲しかったようにも思います。
2016年4月5日アマゾンへの投稿補足
日本共産党はかつて1%前後の支持率だったと思うが、いまや5%前後との報道もあり四捨五入してもゼロにならない。この方向を危惧する向きもあるかと思うが、弱者からの支持拡大を狙った同党の戦術が功を奏している結果だ。しかしこれら新規支持者の多くも社会主義の敗北を体験済みで、革命による一党独裁を支持している結果ではない。同党への支持は良い経済状況と社会福祉の適切なバランスを希求する有権者の意思表示であり、社会情勢を健全に反映している。
一方日本共産党の一員ではない社会主義者は野党与党に限らず潜伏しており、日本共産党とは異なる不規則行動に打って出る。その良い例が鳩山由紀夫氏だ。彼の祖父は保守合同を成し遂げ戦後の国政に貢献した鳩山一郎氏であり、氏自身も自民党衆議院として政治家を始めた。しかし、自民党離党、新党さきがけ、新旧民主党、首相と経歴を重ね、特に最近の彼の行動は、彼が社会主義者であることを明確に示している。
日本共産党は分かりやす。しかも共産主義が支持されているわけではない。しかしそれ以外の社会主義者は何処にでも潜んでいて密かに社会主義革命を狙っていて、社会主義思想を広めようとして、国民に貢献するとは思えない不規則行動を取る。国家や国民よりも大切なものがあるといった理論を展開する。これが平和を希求する純真で未熟な若者の心に訴えたりする。げんに鳩山由紀夫が首相になるのを止められなかった。
人生を終えようとする一国民からみれば、家族も国民も国家も世界平和もどれも重要だ。経済的な自由と豊かさも重要だ。しかし時としてこれらは対立する。その対立を解決しようと努力するのが現代の政治だ。他の国民にもこのような視点を共有してほしい。私自身はそのような希望を持っている。
まとめると:
著者の基本的主張には賛同すること、
分かりやすい社会主義者の危険性に警笛を鳴らすが潜伏する社会主義者の危険性を十分に説明していないこと、
もともと保守的な人には納得できるだろうがそうでない人には拒絶を生む記述手法で余計な対立を生むのでははないかという危惧、
タイトルがこれでは支持者だけをターゲットとしていて売れないのではという心配、
これらの点から評価は真ん中とした。
2016年2月27日に日本でレビュー済み
「はじめに」で、著者の井上太郎氏は、次のように述べている。
「天皇陛下を敬愛し、靖国参拝し、日の丸掲げ君が代歌う、領土守り、外国人参政権に反対し、国防強化を主張すると極右とされ、マスコミ等に批判される不思議な日本。日本人なら当然の発言が、左翼やマスコミにかかると悪になってしまいます」「国を愛し、国を憂うこと。このことは思想ではなく、日本人なら当然のことです。そして学ぶものでも教えられるものでもありません。社会全体で育んでいくものです。日本人の利益そして国の利益を守ることは思想とは関係ありません」。
他の国なら当たり前のことが、日本では右翼のように言われてしまう。そういった異常性に多くの日本人が気づき始めている。
第一章・第二章では、共産党の危険性と支配組織について書かれている。
「日本共産党は戦前、唯一戦争に反対していた反戦平和党である」という共産党の宣伝文句があり、志位委員長も「戦争に反対したのは共産党だけなんです」などと言っているが、当時の共産党は、革命の原動力としての戦争については肯定していたという。日本の軍事力弱体化と、それによるソ連コミンテルンによる資本主義支配からの解放のために、すなわちソ連からの日本への侵略を円滑にするために、日本開戦に反対していたというだけのことで、これ以前の時代の共産党は、共産主義国による資本主義国に対する戦争は、党規および実質の両面において肯定しており、一般的戦争のすべてを否定していたわけではないと、井上氏は述べている。
日本共産党の最大の目標は、日本の共産主義化にあり、それを共産党は革命と呼んで美化している。国会で、平和的な手続きを通して行われるものではなく、暴力により権力者から奪い取るものという認識であり、日本共産党は、自分たちの政治的な理想の実現のためには暴力を辞さないということを、党としてはっきり表明しているのである。
要は目的のためなら手段を選ばない政党であり、内ゲバで殺されることもあるのである。
共産党はTPPや消費税など決定してしまっていることに対して反対と言い、絶対に覆すことが不可能でも主張し続け、「共産党はぶれずに訴え、主張している」とそれだけで単純に支持してくれる程度の人に訴えているに過ぎない。ぶれないけれど実現した政策は何もないのである。
井上氏は、共産主義そして共産主義国家、いずれも世界で成功した例はないと結論づけている。
また、共産党の歴史は分裂の歴史でもあり、何故すぐに分裂するのかというと、共産主義独裁体制はトップで権力者の座にいることが自身の安定につながり、権力争いに負けたその先には失脚しかないので、分裂して自分が新たなグループのトップの権力者になるのである。
革マル派、中核派、解放派、赤軍派などの過激派組織は、全て共産党の朝鮮人グループからの派生団体である。
共産党は、民青(民主青年同盟)、のりこえネット、しばき隊、SEALDsといくつもの組織を編成し、共産党を隠して活動を拡げているのである。
第3章では、労働組合の実態や弊害について述べている。
井上氏は、労働組合を、末端の組合員から組合費と称し金員を巻き上げ、上納させ、幹部は労働貴族と揶揄されるような贅沢を謳歌するいわば企業に巣くう暴力団・総会屋のようなタカリ集団だと結論付けている。
1985年、イランにいた日本人200人余をトルコ政府が自国民より優先させて救出した美談が最近よく取り上げられるようになったが、これは、脱出のための航空機派遣を日本政府から依頼された民間航空会社JALが拒否したことがもたらした。理由はJALの労働組合が反対したためである。
また抗議運動やデモ等で組合員に動員をかけ、参加しないと職場単位でのいじめもあると言われる。日当は支払われるが、それは勤労者から納めさせた組合費である。
井上氏は、宗教団体と労働組合の非課税は、日本税制最大の弊害だと述べている。
第四章では、在日朝鮮人問題を取り上げている。
在日朝鮮人はほぼ全員が自分から進んで内地に職を求めてきた個別渡航者であり、戦後は全員が密航者であり、このことは当時の朴正熙大統領も公式に認めており、「朝鮮人強制連行」という言葉は作り話により定着したのである。
また韓国の勝手な理由で、1950年代から日本人漁民3929人が拉致され、韓国政府は彼らを人質にして日韓の国交正常化交渉で、日本に理不尽な要求をしてきたのである。
日韓問題では日本の方が被害者であり、日本が韓国に負い目を感じる必要など全くないどころか、彼らの非情さに怒らなければならないことがよく分かった。
第五章では、日本が侵略l国家ではないということを、あらゆる面から主張している。
日本のマスコミはほとんどが反日であり、日本を貶めることが報道の使命とでも錯覚しているかのようである。
田母神俊雄氏が論文で、「もし日本が侵略国家であったというならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない」と述べただけで、反日左翼マスコミは田母神氏を徹底的に叩き、更迭へと追い込んだ。
連合軍最高司令官のマッカーサーでさえ、1951年に「日本が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった」と証言しており、日本を侵略国家などと叫ぶのは、中国、韓国、反日マスコミの朝日・毎日とその系列、そしてNHKなどのメディアと反日左翼だけである。
日本は一切の戦時国際法に違反しておらず、非難されるべきは連合軍であり、彼らの方こそ国際法違反を数多くしていると井上氏は述べている。
最後の章で、井上氏は、日本が日本であり続けるために、絶対不可欠なこととして、皇室と教育を挙げている。
日本は世界最古の国家であり、その根拠は男系を継続してきた万世一系の天皇家の存在である。万世一系、男系による継承が2676年も続いていることに、世界がその価値を認め、敬意を払い、人類最高の地位として崇めているのである。日本の天皇家の「格」は世界最高の地位であり、ローマ法王も天皇陛下には上席を譲り、アメリカ大統領もホワイトタイをつけるという、世界で唯一の皇帝(Emperor)なのである。
女系天皇(女性天皇ではない)が誕生すれば、神武天皇以来の天皇家の男系血統は断絶し、次代からは新王朝が誕生することになり、日本が日本でなくなるということであると、井上氏は説く。女性宮家創設は、日本を解体してなくさせるということであり、皇位継承問題を解決するには、「旧宮家」の復活しかないと述べている。
日本と日本国民を守るためには、まず「日本国」について正しい知識を持つことから始まり、その基本は教育にある。しかし、日教組に加盟している教師に子供たちの教育を任せることは出来ないと、日教組の異常性を述べている。教育は国家の根幹であり、日本を取り戻すために優先的にやらなければならないことだと主張している。
以上、盛り沢山な内容で、一冊の書に多くの事が書かれているが、他の書にも書かれてあることも多い。また、西暦と元号の数字が一致しない【1960(昭和40)年←1960年は昭和35年、p151】所が少なくとも4ヵ所あったし、「てにをは」が抜けているのでは…といった文章もあり、「耳ざわりの良い言葉(p57)」といった誤用といえる表現が使われるなど、気になる点もあったので、☆ひとつ減じた。。
「天皇陛下を敬愛し、靖国参拝し、日の丸掲げ君が代歌う、領土守り、外国人参政権に反対し、国防強化を主張すると極右とされ、マスコミ等に批判される不思議な日本。日本人なら当然の発言が、左翼やマスコミにかかると悪になってしまいます」「国を愛し、国を憂うこと。このことは思想ではなく、日本人なら当然のことです。そして学ぶものでも教えられるものでもありません。社会全体で育んでいくものです。日本人の利益そして国の利益を守ることは思想とは関係ありません」。
他の国なら当たり前のことが、日本では右翼のように言われてしまう。そういった異常性に多くの日本人が気づき始めている。
第一章・第二章では、共産党の危険性と支配組織について書かれている。
「日本共産党は戦前、唯一戦争に反対していた反戦平和党である」という共産党の宣伝文句があり、志位委員長も「戦争に反対したのは共産党だけなんです」などと言っているが、当時の共産党は、革命の原動力としての戦争については肯定していたという。日本の軍事力弱体化と、それによるソ連コミンテルンによる資本主義支配からの解放のために、すなわちソ連からの日本への侵略を円滑にするために、日本開戦に反対していたというだけのことで、これ以前の時代の共産党は、共産主義国による資本主義国に対する戦争は、党規および実質の両面において肯定しており、一般的戦争のすべてを否定していたわけではないと、井上氏は述べている。
日本共産党の最大の目標は、日本の共産主義化にあり、それを共産党は革命と呼んで美化している。国会で、平和的な手続きを通して行われるものではなく、暴力により権力者から奪い取るものという認識であり、日本共産党は、自分たちの政治的な理想の実現のためには暴力を辞さないということを、党としてはっきり表明しているのである。
要は目的のためなら手段を選ばない政党であり、内ゲバで殺されることもあるのである。
共産党はTPPや消費税など決定してしまっていることに対して反対と言い、絶対に覆すことが不可能でも主張し続け、「共産党はぶれずに訴え、主張している」とそれだけで単純に支持してくれる程度の人に訴えているに過ぎない。ぶれないけれど実現した政策は何もないのである。
井上氏は、共産主義そして共産主義国家、いずれも世界で成功した例はないと結論づけている。
また、共産党の歴史は分裂の歴史でもあり、何故すぐに分裂するのかというと、共産主義独裁体制はトップで権力者の座にいることが自身の安定につながり、権力争いに負けたその先には失脚しかないので、分裂して自分が新たなグループのトップの権力者になるのである。
革マル派、中核派、解放派、赤軍派などの過激派組織は、全て共産党の朝鮮人グループからの派生団体である。
共産党は、民青(民主青年同盟)、のりこえネット、しばき隊、SEALDsといくつもの組織を編成し、共産党を隠して活動を拡げているのである。
第3章では、労働組合の実態や弊害について述べている。
井上氏は、労働組合を、末端の組合員から組合費と称し金員を巻き上げ、上納させ、幹部は労働貴族と揶揄されるような贅沢を謳歌するいわば企業に巣くう暴力団・総会屋のようなタカリ集団だと結論付けている。
1985年、イランにいた日本人200人余をトルコ政府が自国民より優先させて救出した美談が最近よく取り上げられるようになったが、これは、脱出のための航空機派遣を日本政府から依頼された民間航空会社JALが拒否したことがもたらした。理由はJALの労働組合が反対したためである。
また抗議運動やデモ等で組合員に動員をかけ、参加しないと職場単位でのいじめもあると言われる。日当は支払われるが、それは勤労者から納めさせた組合費である。
井上氏は、宗教団体と労働組合の非課税は、日本税制最大の弊害だと述べている。
第四章では、在日朝鮮人問題を取り上げている。
在日朝鮮人はほぼ全員が自分から進んで内地に職を求めてきた個別渡航者であり、戦後は全員が密航者であり、このことは当時の朴正熙大統領も公式に認めており、「朝鮮人強制連行」という言葉は作り話により定着したのである。
また韓国の勝手な理由で、1950年代から日本人漁民3929人が拉致され、韓国政府は彼らを人質にして日韓の国交正常化交渉で、日本に理不尽な要求をしてきたのである。
日韓問題では日本の方が被害者であり、日本が韓国に負い目を感じる必要など全くないどころか、彼らの非情さに怒らなければならないことがよく分かった。
第五章では、日本が侵略l国家ではないということを、あらゆる面から主張している。
日本のマスコミはほとんどが反日であり、日本を貶めることが報道の使命とでも錯覚しているかのようである。
田母神俊雄氏が論文で、「もし日本が侵略国家であったというならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない」と述べただけで、反日左翼マスコミは田母神氏を徹底的に叩き、更迭へと追い込んだ。
連合軍最高司令官のマッカーサーでさえ、1951年に「日本が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった」と証言しており、日本を侵略国家などと叫ぶのは、中国、韓国、反日マスコミの朝日・毎日とその系列、そしてNHKなどのメディアと反日左翼だけである。
日本は一切の戦時国際法に違反しておらず、非難されるべきは連合軍であり、彼らの方こそ国際法違反を数多くしていると井上氏は述べている。
最後の章で、井上氏は、日本が日本であり続けるために、絶対不可欠なこととして、皇室と教育を挙げている。
日本は世界最古の国家であり、その根拠は男系を継続してきた万世一系の天皇家の存在である。万世一系、男系による継承が2676年も続いていることに、世界がその価値を認め、敬意を払い、人類最高の地位として崇めているのである。日本の天皇家の「格」は世界最高の地位であり、ローマ法王も天皇陛下には上席を譲り、アメリカ大統領もホワイトタイをつけるという、世界で唯一の皇帝(Emperor)なのである。
女系天皇(女性天皇ではない)が誕生すれば、神武天皇以来の天皇家の男系血統は断絶し、次代からは新王朝が誕生することになり、日本が日本でなくなるということであると、井上氏は説く。女性宮家創設は、日本を解体してなくさせるということであり、皇位継承問題を解決するには、「旧宮家」の復活しかないと述べている。
日本と日本国民を守るためには、まず「日本国」について正しい知識を持つことから始まり、その基本は教育にある。しかし、日教組に加盟している教師に子供たちの教育を任せることは出来ないと、日教組の異常性を述べている。教育は国家の根幹であり、日本を取り戻すために優先的にやらなければならないことだと主張している。
以上、盛り沢山な内容で、一冊の書に多くの事が書かれているが、他の書にも書かれてあることも多い。また、西暦と元号の数字が一致しない【1960(昭和40)年←1960年は昭和35年、p151】所が少なくとも4ヵ所あったし、「てにをは」が抜けているのでは…といった文章もあり、「耳ざわりの良い言葉(p57)」といった誤用といえる表現が使われるなど、気になる点もあったので、☆ひとつ減じた。。