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相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿‾幻の女房‾ (宝島社文庫―「相棒」シリーズ) 文庫 – 2008/4/11

4.0 5つ星のうち4.0 25個の評価

大人気ドラマシリーズ『相棒』のスピンオフ小説が、劇場版の公開に合わせて発売に! 爆弾テロ予告事件が起こった東京ビッグシティマラソン。犯人を捜していた鑑識官・米沢守は、そのマラソンの参加者に、自身の逃げた女房を見つけ出してしまう。特命係の杉下右京・亀山薫がテロ予告事件の犯人を追うなか、米沢はひとり、逃げた女房の行方を捜していた……。『相棒』の人気キャラクター、鑑識・米沢が大活躍する、文庫オリジナルストーリー。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社 (2008/4/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/4/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796663126
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796663120
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 25個の評価

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ハセベ バクシンオー
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おなじみ『相棒』からのスピンオフ作品。
『相棒 劇場版』とも重なっていて、かなり自然な流れで事件にかかわっていきます。
『相棒』の中ではかなり個性の強いキャラクターですが
その分、愛される要素も多いはず。
内容としては、もうちょっと鑑識としてのアプローチをしてほしかった気もしますが
ストーリーそのものは楽しめましたので
企画ものだし、これはこれでありかな?と思います。
映画の公開が今からとっても楽しみです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実は、この”幻の女房”は映画を見たので、本当は”知りすぎた女”の方を買おうとして間違えて購入してしまいました。ですが、内容が分かっているにも関わらず読んでしまった・・・!!やっぱりおもろいです^^

ラストは映画とちょっと違いましたが、小説と映画の空気というか雰囲気が同じだったので興ざめしなくて良かったです。解説のプロデューサーさんのお話も相棒の裏側をのぞき見たようで面白かったです。

シリーズ2作目の”知りすぎた女”も最近購入しました。届くのが楽しみです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米沢の雰囲気を楽しむには、それなりに良くできた作品だと思います。
ただ、最後の詰めでは
物証にこだわる鑑識なのにそれでいいのか?
と首をかしげました。

2時間もあれば読破できる厚み(本も内容も)なのでミステリーとしてはあまり期待されない方が良いかと思います。

時々『二つならんだ双子ぼくろ』とか『1時間は時間をおいた』とか
武士の侍、馬から落ちて落馬して、的な文章が出てきます。
それが気になると、しんどい一冊です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編は、[相棒-劇場版-絶体絶命!東京ビッグシティマラソン42.195km]のサイドストーリとなっている。話は、東京ビックシティマラソンが行われている最中、顔認識システムにより米沢さんが犯人を探している時から始まる。
米沢さんの鑑識と、犯人の偽装との巧妙な攻防戦が見物。[人は嘘をつくが、物証は嘘を吐かない]そんな米沢さんらしいアプローチの仕方で、犯人を追っていく。また、ドラマでは描かれてない米沢さんの生活感やキャラが詳しく掘り下げられてるのもオイシイ。

面白くて、一気に最後まで読んでしまった。読むのが遅い人でも、半日あれば読み終える位の量。値段もお手軽なので、興味がある方はどうぞ。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『相棒』シリーズ好きな人なら、気に入ってしまう内容だと思います。

ストーリーの内容やテンポもよく、登場人物もドラマに出てくるキャラクターも、小説オリジナルのキャラクターもよく書けていると思います。

ぜひ『相棒』シリーズ原点の土曜ワイド劇場あたりで実写化して欲しいです。

読みながら米沢さんの『相棒』、相原刑事のキャスティングは誰がいい?など考えるのも楽しいです。
そんな妄想をさせてくれるぐらい、『相棒』らしい作品だと思います。

劇場版のノベライズと一緒に購入しましたが、私的にはこちらの作品の方が面白かったと思います。

オススメです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月2日に日本でレビュー済み
米沢の過去が知れてますます米沢が好きになりました。
2008年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューを呼んで、手を出してみましたが・・・いやあ、面白かった。

相棒の魅力は多々あれど、その中の一つに“個性&魅力あふれる脇役陣”がある。
これはもう相棒好きの人には、いまさら言われなくてもわかっていることですよね。

しかしこの小説を読むと、その魅力に深みが出ます。米沢さんのみならず。
おそらく、映画では全く触れられない話なのだろうと思いますが、映画を見ながら
「画面に映っていないときには、米沢さんはあんなことをしているんだなあ」と
思いを馳せるのも面白いと思う。今まで無い、スピンオフの出し方ではないかな?
筋も人物描写も言うことなし。

相棒好きなら、読むべし。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月16日に日本でレビュー済み
「相棒」のスピンオフ作品です。

内容的には、「相棒」では脇役の米沢守が、鑑識と言う立場を超えて殺人事件に挑みます。
特命係の二人が東京ビッグシティマラソンの爆弾テロ予告事件に忙しい中、真鍋知子が殺されます。この女性が米沢の別れた妻にそっくりと言うことで、知子の元夫である千束警察署の相原と二人で、自殺と決めつける本部の方針に反して独自捜査を開始します。

この物語には、警察機構の問題が強く打ち出されています。
一つは天下りの問題で、外郭組織の圧力で早々に自殺と言う結論が出されてしまいます。ここで何かあると本家の警察機構への批判が高まるのではと言う考えが、その裏にあります。組織の安泰を優先した判断がなされた訳です。
もう一つは裏金の問題です。これがこの事件の大きなキーになるのですが、この問題も組織としては伏せておきたい問題です。

こうした問題に対抗するためには、馘首を覚悟での捜査が必要になります。米沢守の意志の強さが試されます。

この小説の是非を決めるポイントがここにあります。
別れた妻への想いというものが、それだけの強い意志を抱かせるだけの強い動機になりうるかです。その点では、若干首をかしげざるを得ませんが、楽しく読ませてくれる小説になっています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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