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日本国憲法「改定」 単行本 – 2018/3/24
和田 政宗
(著)
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なぜ、日本国憲法「改正」ではなく「改定」なのか。
今、日本国憲法を改正するとなれば、初めて国民の手によって練り上げられた条文が作られることになる。
だからこそ私は日本国憲法「改定」と呼びたい。まさに国民の手によって憲法を定めていく試みと言えるからである。
現行憲法は、誰が国を守るのか、国を守る部隊も軍隊も明記されていない。これは世界の憲法と比較しても極めておかしいことである。
戦後の日本は現行憲法のおかしな部分を修正せず、憲法解釈を積み重ねて合憲化していくという手法を使ってきた。しかし、これも限界に来ている。
例えば、自衛隊については憲法解釈上合憲であり、国民の支持も高いが、憲法学者の多くは「違憲である」としている。
これは、憲法解釈を積み上げてきても「意味がない」と言っているに等しい。であれば、憲法に書き込むことが筋であり、世界各国を見ても憲法を改正することで、それぞれの国に合った憲法にしてきたのである。
なぜ今、憲法「改定」が必要なのか、国民生活の面からも考えてみたい。国防のみならず暮らしの面でも憲法を「改定」することで何が得られるのかを考えてみたい。
本書においては、現在の国際環境における日本の危機から「憲法改正」の必要性を9条などを中心に述べた。そして、根本的なわが国の国体や国柄を含めた全面改正である「日本国憲法改定」試案を示した。
わが国を、わが国民の手で守るためにどうするか。
憲法上それができないのであれば、改正をする。
こうした諸外国においては単純に行われていることが日本においては全く行われてこなかった。
これは政治家の責任であり、国民の責任でもある。
憲法の不備を整え、わが国と国民を憲法によって守らなくてはならない。
日本国憲法の「改正」が成り、「改定」への道がつけば、ようやく先の大戦の呪縛から日本国と国民が解き放たれるのではないだろうか。
国民みんなで手を携え、子の世代に、孫の世代に、豊かで平和で誇りある日本を受け継いでいきましょう。
(本書「はじめに」「おわりに」より)
今、日本国憲法を改正するとなれば、初めて国民の手によって練り上げられた条文が作られることになる。
だからこそ私は日本国憲法「改定」と呼びたい。まさに国民の手によって憲法を定めていく試みと言えるからである。
現行憲法は、誰が国を守るのか、国を守る部隊も軍隊も明記されていない。これは世界の憲法と比較しても極めておかしいことである。
戦後の日本は現行憲法のおかしな部分を修正せず、憲法解釈を積み重ねて合憲化していくという手法を使ってきた。しかし、これも限界に来ている。
例えば、自衛隊については憲法解釈上合憲であり、国民の支持も高いが、憲法学者の多くは「違憲である」としている。
これは、憲法解釈を積み上げてきても「意味がない」と言っているに等しい。であれば、憲法に書き込むことが筋であり、世界各国を見ても憲法を改正することで、それぞれの国に合った憲法にしてきたのである。
なぜ今、憲法「改定」が必要なのか、国民生活の面からも考えてみたい。国防のみならず暮らしの面でも憲法を「改定」することで何が得られるのかを考えてみたい。
本書においては、現在の国際環境における日本の危機から「憲法改正」の必要性を9条などを中心に述べた。そして、根本的なわが国の国体や国柄を含めた全面改正である「日本国憲法改定」試案を示した。
わが国を、わが国民の手で守るためにどうするか。
憲法上それができないのであれば、改正をする。
こうした諸外国においては単純に行われていることが日本においては全く行われてこなかった。
これは政治家の責任であり、国民の責任でもある。
憲法の不備を整え、わが国と国民を憲法によって守らなくてはならない。
日本国憲法の「改正」が成り、「改定」への道がつけば、ようやく先の大戦の呪縛から日本国と国民が解き放たれるのではないだろうか。
国民みんなで手を携え、子の世代に、孫の世代に、豊かで平和で誇りある日本を受け継いでいきましょう。
(本書「はじめに」「おわりに」より)
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社すばる舎
- 発売日2018/3/24
- 寸法18.8 x 13 x 1.8 cm
- ISBN-104799106775
- ISBN-13978-4799106778
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商品の説明
出版社からのコメント
なぜ、何のために、今、憲法9条を改正しなければならないのか。
私たち国民が、私たち自身の命と生活を守るための憲法とは、どうあるべきかをともに考える一冊。
国政の最前線で、日本の国益を考え行動する若手議員として熱い支持を受ける、「平成の独眼竜」こと、和田政宗参議院議員による、憲法改定を考える一冊。
2017年5月3日、安倍首相から2020年をめどとする憲法改正のビデオメッセージが出された。特に9条1項、2項を残しつつ、自衛隊銘記を盛り込むという改正論を提示されたが、その後の朝鮮半島情勢の悪化から、自衛隊明記だけでは不十分とも言える事態になっている。
戦後日本の最も大きな問題点は「自衛権」を行使してこなかったことである。
今、国民的な議論が必要なのは、ただ条文を改正するだけではなく、「自衛権をいかに行使するか」という段階に入りつつある。
本書は和田議員の「憲法に関する見識の深さ」「文章のわかりやすさ」「論点の根拠が明確」「抽象的な政策論ではなく、具体的な生活者目線」「文化背景、歴史からみた日本という国のかたちを体現する憲法議論」という点が優れている。事実と根拠に基づいた国民視点から憲法改定をともに考える書籍である。タイトルは「改正」ではなく、あえて「改定」としている。
私たち国民が、私たち自身の命と生活を守るための憲法とは、どうあるべきかをともに考える一冊。
国政の最前線で、日本の国益を考え行動する若手議員として熱い支持を受ける、「平成の独眼竜」こと、和田政宗参議院議員による、憲法改定を考える一冊。
2017年5月3日、安倍首相から2020年をめどとする憲法改正のビデオメッセージが出された。特に9条1項、2項を残しつつ、自衛隊銘記を盛り込むという改正論を提示されたが、その後の朝鮮半島情勢の悪化から、自衛隊明記だけでは不十分とも言える事態になっている。
戦後日本の最も大きな問題点は「自衛権」を行使してこなかったことである。
今、国民的な議論が必要なのは、ただ条文を改正するだけではなく、「自衛権をいかに行使するか」という段階に入りつつある。
本書は和田議員の「憲法に関する見識の深さ」「文章のわかりやすさ」「論点の根拠が明確」「抽象的な政策論ではなく、具体的な生活者目線」「文化背景、歴史からみた日本という国のかたちを体現する憲法議論」という点が優れている。事実と根拠に基づいた国民視点から憲法改定をともに考える書籍である。タイトルは「改正」ではなく、あえて「改定」としている。
著者について
和田 政宗(わだ・まさむね)
参議院議員
1974年10月東京生まれ。1993年慶應義塾志木高等学校卒業、1997年慶應義塾大学法学部政治学科卒業・同年NHK入局・アナウンサー職。
2013年みんなの党参議院宮城県支部長就任・同年第23回参議院議員通常選挙宮城県選挙区において、220,207票を獲得、初当選。現在、参議院内閣委員会理事・自民党広報副本部長。
元・次世代の党幹事長、政調会長、元・みんなの党青年局長、東北復興院副総裁。仙台青年会議所特別会員、仙台三田会(慶應義塾OB会)幹事、東北日米協会会員、仙台藩作法香之儀・奥許、ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会(食の騎士団)会員。
参議院議員
1974年10月東京生まれ。1993年慶應義塾志木高等学校卒業、1997年慶應義塾大学法学部政治学科卒業・同年NHK入局・アナウンサー職。
2013年みんなの党参議院宮城県支部長就任・同年第23回参議院議員通常選挙宮城県選挙区において、220,207票を獲得、初当選。現在、参議院内閣委員会理事・自民党広報副本部長。
元・次世代の党幹事長、政調会長、元・みんなの党青年局長、東北復興院副総裁。仙台青年会議所特別会員、仙台三田会(慶應義塾OB会)幹事、東北日米協会会員、仙台藩作法香之儀・奥許、ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会(食の騎士団)会員。
登録情報
- 出版社 : すばる舎 (2018/3/24)
- 発売日 : 2018/3/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
- ISBN-10 : 4799106775
- ISBN-13 : 978-4799106778
- 寸法 : 18.8 x 13 x 1.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 904,706位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 820位憲法 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
16グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予てより著者を現実的な保守政治家と評価してきたが、バランスのとれた憲法改定論は説得力がある。原理原則、理念は大事だが、実現可能な政策・法案を提起できなくては政治家の責任を果たしたことにならない。著者の講演を聞いて、本書を手に入れたが、野党支持者は元より、ハードライナーの保守層にも詠んで欲しいと思う。
2018年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常にシンプルに重要なことをまとめられた本でした。
既に勉強されていた方には少し物足りなく感じるかもしれません。
どちらかといえば、これからこの問題を勉強しようとする人に読んでほしい一冊。
既に勉強されていた方には少し物足りなく感じるかもしれません。
どちらかといえば、これからこの問題を勉強しようとする人に読んでほしい一冊。
2018年5月6日に日本でレビュー済み
現職国会議員の和田政宗氏が憲法をどのように改正すべきか、その考え方を改正(改定)試案と共に著した本。
ここ最近、「リベラル」を自称する反日勢力が政権スキャンダルを次々にでっち上げて、安倍政権潰しを必死に行っているが、こうした勢力から見ると、本書のようなものは徹底的に無視されるか、葬り去られるものでなければならないに違いない。
それは、とりもなおさず、憲法改正という本丸に手を着けさせないため、国民の視点が憲法改正に集まることを避け、こんな政権下で憲法改正などもってのほかと言う印象操作を醸成させることに躍起になっていることからも明確だ。
それだけに、本書のような憲法の本質論に立ち入り、その内容の吟味を追求した姿勢を明確にしたものが世に問われることは、近い将来、確実に国民の手で憲法が改正される現実性が出てきた証左でもある。
本書の内容は、9条の改正論が中心になっている。これは、現行憲法の中心的課題であるため、当然、その考え方を読者、国民に示す必要があるため、仕方がないところだろう。また、それに関連して、安全保障体制、緊急事態条項をどのように憲法に位置付けるか、著者なりの指針を示している。
ただ、本書の内容で注目すべきは、9条をどう書き直すのかという逐条的な改正よりも、前文を含めて全面的に改めるべきという提言を織り込んだことだろう。
そして、日本の長い歴史を踏まえた上で、天皇、皇室のあり方を問い、皇室典範を一般の法律から切り離して、皇族を中心とした合意で改正が可能にすることを原則とすべきという踏み込んだ提言も行われている。
更に、家族の位置づけ、私権と公益の利害調整、国と地方自治のあり方など、国家運営全般に亘る考え方を示している。
こうした内容の提言は、日本国憲法の成立過程で埋め込められた、集団より個人優先、責任(義務)より権利優先という所謂「平和憲法論」に蔓延した国家観の否定、家族観の否定、歴史観の否定、そして、それらに異論反論を行うものを平和に対する挑戦、冒涜、戦前回帰、国粋主義の復活というあらゆるレッテル貼りが行われ、今日の無責任な左翼、反日リベラルが横行する世の中を作ってきた反省と、警鐘が根本にあるからこそのものだと思う。
どの分野をとっても、当然、様々な疑問、異論、反論が出るだろうし、逆に大きな賛同を得られるものもある内容である。
だからこそ、国民が大いに議論し、日本人があるべき憲法の姿を考える題材を提供した一冊として捉えればいいと思う。
国民が憲法の事を考えるなど不幸なことだ、普通の国民は憲法など意識して生活していない、とかいう憲法学者がいる。憲法学も知らずに憲法を変えたいなどと言うのは、何か別の意図があるからだ、などと、如何にも朝日新聞が大喜びしそうな本をお書きになっている方がいた(朝日新聞の「助言」が容易に想像できるし、出版元も朝日新聞系列。別に宣伝する必要もないので書名は書かない)。
つまり、普通の国民は、考えることなどするな、憲法学も知らないくせにと、完全に国民を見下した態度で本を出すという厚顔無恥な「学者」も世の中にはいるのである。
所謂、自称リベラルとかいう連中の大半は、こうした考え方をしているということなのだろう。
如何にも重箱の隅をつつくような揚げ足取りをされて、憲法学の基礎も知らないど素人が憲法の本なんか書いた、突っ込みどころ満載だとか、誹謗中傷されることを嫌って、志があっても書けない人がいる中で、こういう憲法論を書いた和田氏を断固として支持する。
ただ、数の力、声の大きさ、大マスコミを握っている力が背景にある「自信」のようなものから一転して、所謂左翼、自称リベラルの無責任、度を越した扇動、外国勢力と組んだ倒閣運動に、一般国民が気付き始め、ある種の苛立ちと焦りが、こうした似非学者に本を書かせ、無礼千万な表現(それこそ本音)もそのまま見逃してしまったという自己破綻が露呈してきたということだろうか。
和田議員の同僚にもこんな考え方をお持ちの方々が多いのではないか。
そして、憲法問題なんかに踏み込んで自分の支持者を減らしたくないという打算で政治活動をしている議員諸氏も大勢いるに違いない。
それでも、諦めないでほしい。保身しか頭にない者が何度も当選して、今日の状況に至った。
国民は、ちゃんと見ている。
志を同じくする者は、必ずいる。
新藤義孝、青山繁晴など連携できる人たちは必ずいる。
小さなうねりかも知れないが、この本が、憲法を、そして、日本の国の形を考える布石のひとつになることを願う。
ここ最近、「リベラル」を自称する反日勢力が政権スキャンダルを次々にでっち上げて、安倍政権潰しを必死に行っているが、こうした勢力から見ると、本書のようなものは徹底的に無視されるか、葬り去られるものでなければならないに違いない。
それは、とりもなおさず、憲法改正という本丸に手を着けさせないため、国民の視点が憲法改正に集まることを避け、こんな政権下で憲法改正などもってのほかと言う印象操作を醸成させることに躍起になっていることからも明確だ。
それだけに、本書のような憲法の本質論に立ち入り、その内容の吟味を追求した姿勢を明確にしたものが世に問われることは、近い将来、確実に国民の手で憲法が改正される現実性が出てきた証左でもある。
本書の内容は、9条の改正論が中心になっている。これは、現行憲法の中心的課題であるため、当然、その考え方を読者、国民に示す必要があるため、仕方がないところだろう。また、それに関連して、安全保障体制、緊急事態条項をどのように憲法に位置付けるか、著者なりの指針を示している。
ただ、本書の内容で注目すべきは、9条をどう書き直すのかという逐条的な改正よりも、前文を含めて全面的に改めるべきという提言を織り込んだことだろう。
そして、日本の長い歴史を踏まえた上で、天皇、皇室のあり方を問い、皇室典範を一般の法律から切り離して、皇族を中心とした合意で改正が可能にすることを原則とすべきという踏み込んだ提言も行われている。
更に、家族の位置づけ、私権と公益の利害調整、国と地方自治のあり方など、国家運営全般に亘る考え方を示している。
こうした内容の提言は、日本国憲法の成立過程で埋め込められた、集団より個人優先、責任(義務)より権利優先という所謂「平和憲法論」に蔓延した国家観の否定、家族観の否定、歴史観の否定、そして、それらに異論反論を行うものを平和に対する挑戦、冒涜、戦前回帰、国粋主義の復活というあらゆるレッテル貼りが行われ、今日の無責任な左翼、反日リベラルが横行する世の中を作ってきた反省と、警鐘が根本にあるからこそのものだと思う。
どの分野をとっても、当然、様々な疑問、異論、反論が出るだろうし、逆に大きな賛同を得られるものもある内容である。
だからこそ、国民が大いに議論し、日本人があるべき憲法の姿を考える題材を提供した一冊として捉えればいいと思う。
国民が憲法の事を考えるなど不幸なことだ、普通の国民は憲法など意識して生活していない、とかいう憲法学者がいる。憲法学も知らずに憲法を変えたいなどと言うのは、何か別の意図があるからだ、などと、如何にも朝日新聞が大喜びしそうな本をお書きになっている方がいた(朝日新聞の「助言」が容易に想像できるし、出版元も朝日新聞系列。別に宣伝する必要もないので書名は書かない)。
つまり、普通の国民は、考えることなどするな、憲法学も知らないくせにと、完全に国民を見下した態度で本を出すという厚顔無恥な「学者」も世の中にはいるのである。
所謂、自称リベラルとかいう連中の大半は、こうした考え方をしているということなのだろう。
如何にも重箱の隅をつつくような揚げ足取りをされて、憲法学の基礎も知らないど素人が憲法の本なんか書いた、突っ込みどころ満載だとか、誹謗中傷されることを嫌って、志があっても書けない人がいる中で、こういう憲法論を書いた和田氏を断固として支持する。
ただ、数の力、声の大きさ、大マスコミを握っている力が背景にある「自信」のようなものから一転して、所謂左翼、自称リベラルの無責任、度を越した扇動、外国勢力と組んだ倒閣運動に、一般国民が気付き始め、ある種の苛立ちと焦りが、こうした似非学者に本を書かせ、無礼千万な表現(それこそ本音)もそのまま見逃してしまったという自己破綻が露呈してきたということだろうか。
和田議員の同僚にもこんな考え方をお持ちの方々が多いのではないか。
そして、憲法問題なんかに踏み込んで自分の支持者を減らしたくないという打算で政治活動をしている議員諸氏も大勢いるに違いない。
それでも、諦めないでほしい。保身しか頭にない者が何度も当選して、今日の状況に至った。
国民は、ちゃんと見ている。
志を同じくする者は、必ずいる。
新藤義孝、青山繁晴など連携できる人たちは必ずいる。
小さなうねりかも知れないが、この本が、憲法を、そして、日本の国の形を考える布石のひとつになることを願う。
2018年9月27日に日本でレビュー済み
amazon unlimited でまさかの無料配信されていたので、お得感満載です。大変よかったです。