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箱の設計 -自由自在に「箱」を生み出す基本原理と技術 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/17

4.1 5つ星のうち4.1 7個の評価

心に留めておいてほしい。
この本は“何を”デザインするかは教えない。
あなたがデザインしたものを、
“どのように作るか”を教えている。
           ─ ポール・ジャクソン


折りのテクニックと構造的パッケージングの体系的手法を、世界中の学生やデザイナーに教えてきた第一人者が伝授する、オリジナルの箱とパッケージをデザインする方法。

あなたは「箱」を“自分で”デザインできますか?
本書は、コピーして使えるテンプレートを提供するだけのパッケージ関連本とは全く異なります。デザイナーが既存のデザインをベースに箱やパッケージを制作するのではなく、それぞれ固有の用件にかなったオリジナルの立体形状を自ら作り出せるように導くものです。

順を追って論理的かつ丁寧に解説される、完璧な展開図のデザイン方法とその応用を身に付けることで、高い強度を持ち、実用的で、創造性豊かな箱・パッケージ・立体形状を自在に生み出せるようになります(実際に手を動かしながら理解を進めるために、展開図のダウンロードデータが用意されています)。
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商品の説明

出版社からのコメント

過去20年ほどにわたり、パッケージングの資料書籍が絶え間なく出版され、紙パックや小箱、トレーなどを幅広く網羅した何百もの“すぐに使える”テンプレート(いわゆる「展開図」)が紹介されてきた。これらのすばらしい書籍は出来合いのデザイン解決策を求める読者にとっては非常に役立つものかもしれない。しかし、どのように“カスタムメイド”のデザインでパッケージを作り出せるかは説明されていないために、まるで「新しいアイデアによるパッケージの創造は、パッケージング技術者のようなスペシャリストに委ねられるべきもの」と暗に言っているかのようだ。

しかし、それは違う。

私は1980 年代を通じて、平らな面と直線の辺を持ち、どのようなボリュームを持つ形状であっても包むことができる、最も強度のある一体型の展開図を作り出すためのシンプルな体系(「方程式」と言ってもいい)を開発した。これを最も有効な形に実用化したのが、本書で教授する構造的パッケージング(Structural Packaging)の体系である。

構造的パッケージングの体系的な手法は、これまでイギリス全土および国外の数多くのデザイン系大学で指導されてきた。こうした場において、経験のない生徒たちが、創造力に富み、美しくかつ実用的で、時には国際的なパッケージデザインコンテストで賞を受けるようなワクワクさせる一連のデザインを生み出すのを、私は繰り返し目の当たりにしてきた。またこの手法はプロのデザイナーグループによって学ばれる機会も多く、新しいパッケージ形状を生み出すのに活用されている。

本書では、この体系的な手法を紹介する。

ただし、この体系は、単に斬新なパッケージデザインを生み出すためだけのものではない。私自身も、POP広告の基壇から、展覧会におけるディスプレイ装置、ダイレクトメール送付時のティーザー的な演出、学校の数学クラスのための教材、巨大な立体の幾何学的彫刻、立体グリーティングカード、その他、携わった多様なプロジェクトで頻繁にこの手法を利用してきた。これから示す体系的な手法は主に構造的パッケージング、すなわち箱やパッケージを制作するためのものだが、本書を通じて見えてくるとおり、正しく理解してもらえれば、立体デザインのその他の分野においても応用することが可能である。

その意味で、この本は構造的パッケージングに興味のある人だけでなく、プロダクトデザイナーや建築家、エンジニアや幾何学者といった、構造や形態に興味のある様々な人にとって有用だろう。(「はじめに」抜粋)

著者について

ポール・ジャクソンは、ペーパーアート&クラフトに関する本を30冊以上執筆しており、これまで、アメリカ、ドイツ、ベルギー、英国、カナダ、イスラエルなど、50以上の大学、150以上のカリキュラムで折りのテクニックを教えている。また、ナイキやシーメンスといった企業においても「折りのコンサルタント」として技術指導を行っている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ビー・エヌ・エヌ新社 (2015/7/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/7/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 128ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4861009928
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861009921
  • 寸法 ‏ : ‎ 19.4 x 1.3 x 25.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 7個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
7グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年8月19日に日本でレビュー済み
箱の展開図だけが載っているだけではなく、どのように箱を作ればよいかが詳しく分かります。
箱のとじる方法もあり面白い。
蓋と本体がわかれているものはありませんが・・・。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
設計、デザインしたいと思う箱やパッケージにかなり参考になると思います。
展開図での解説があり、形状へどう箱を沿わせていくのかが分かります。
プロユースの専門書ですが、箱に興味を持つ一般の方々にも分かりやすいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧巻です。
箱の素晴らしさは、設計にあると実感
2017年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どう展開させれば強度が高いか、タブ(接着のりしろ部分)をどう付けるか、フタや底をロックさせるには、などの解説が詳しく書いてあります。かなり丁寧だと思います。ベーシックな箱から、複雑な形状の箱までレパートリーは広いです。個人的にはシンプルな四角い箱の種類(菓子箱系、ダンボール系)がそこそこ網羅されているのが高ポイントです。理屈がわかれば、作りたいサイズや形状に合わせて掲載展開図を変形させていけるので、画箱だけでも十分です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート