田端、加藤コンビと栗山、望田コンビの種牡馬事典や水上氏のハンドブックとは違う、
亀谷式種牡馬事典のようなものでしょうか。
栗山氏と共著の「血統ビーム名種牡馬読本」は普通の種牡馬事典に近いタイプの読み物でしたが、
こちらは「爆血馬」や「血統インパクト」に出てくるような種牡馬評価データ集です。
Targetで調べ物をするときどんな切り口で集計すればいいのか？
といったヒントにもなると思います。
「鮮度や流れを大事にするため集計期間は1年」とするなら、
他と同じように年次ごとに出版されるべきだし、
ファイリングできるような作りで雑誌「競馬王」の付録のような試みは面白いけれど、
やはり本のほうが見易いのは確か。
亀谷血統観が好きな人は買っても後悔はないと思いますが、
上記の2点がマイナスなので星3つ。
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