ひところは国立大学の経済、政治、歴史の先生方の中には、国から給料をもらって
いながら革命を説いたり煽動するやからが多かった。なぜそうなったのか? それ
は戦後におこなわれた公職追放に原因がある。有名な大学教授が大勢追放されたが、
その後釜として戦前の左翼が大量に流れ込んだ。そんなことができたのは、占領軍
民生局が左翼の巣窟だったからにほかならない。その結果、例えば、大内兵衛、滝
川幸辰、矢内原忠雄ら一旦は大学を辞めていた連中が復職し、これら「敗戦利得者」
の弟子たちが日本中の大学、マスコミに散らばり、左翼思想が癌細胞のごとく広が
った。ところが弟子の弟子の時代になると正気の人も出てくる。中国は日本が右傾
化したと非難するが、われわれからすれば、左傾化が正常化したに過ぎない。
本書は、一衣帯水の隣国に関するいろいろな争点の背後関係、事実関係を簡潔に説
明している。事実を知らなければ、言いがかりをつけられても反論できない。
中国は尖閣にかぎらず何事にも横車を押す厄介な隣国だ。少なくとも本書に書かれ
ている程度の知識は身につけておきたい。

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中国を永久に黙らせる100問100答 単行本 – 2007/3/1
渡部 昇一
(著)
- 本の長さ156ページ
- 言語日本語
- 出版社ワック
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104898311040
- ISBN-13978-4898311042
登録情報
- 出版社 : ワック (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 156ページ
- ISBN-10 : 4898311040
- ISBN-13 : 978-4898311042
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,429,570位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 432位中国のエリアスタディ
- - 10,296位政治入門
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自虐史観の刷り込み教育を受けてきた私には目から鱗でした。
質問に対する回答形式で読みやすく、わかりやすく、裏付け資料もきっちりしています。
日本人はお人好し、外国政府が政策として自国民に嘘を教え、日本をバッシングし、
資金調達するなど、そんな国や国民はないと信じていた。
お人好し、カモの日本を脱するには必読書だと思います。
質問に対する回答形式で読みやすく、わかりやすく、裏付け資料もきっちりしています。
日本人はお人好し、外国政府が政策として自国民に嘘を教え、日本をバッシングし、
資金調達するなど、そんな国や国民はないと信じていた。
お人好し、カモの日本を脱するには必読書だと思います。
2012年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(1)わかりやすい。
(2)日本の歴史を確認させられた。
(3)史実、事実に沿った内容。
(4)日本の誇りを取り戻す内容。
(5)反日ではない、真の日本人として、胸の使えが取れた。
など、日本人であれば一度は手に取る必要がある書物である。
(2)日本の歴史を確認させられた。
(3)史実、事実に沿った内容。
(4)日本の誇りを取り戻す内容。
(5)反日ではない、真の日本人として、胸の使えが取れた。
など、日本人であれば一度は手に取る必要がある書物である。
2007年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不謹慎にも面白く読ませていただいた。
受けた刀で返して容赦なく一刀両断するかのような正論に、溜飲が下がると言うより、思わず苦笑してしまった。
かつて学生運動に参加して、革命を起こし、この国を壊そうとした団塊の世代は、今日の日本の目も当てられない状況に責任の一端を感じてほしいものだ。
私は、これからの東アジアが共存共栄していくことを願ってやまない。
そのためには、まず日本が国家としての本来の自分を取り戻すこと、そしてその再生のプロセスを国民一人一人が心することが切に望まれる。
あまりに遅きに失した感があるが、今なら間にあう。
受けた刀で返して容赦なく一刀両断するかのような正論に、溜飲が下がると言うより、思わず苦笑してしまった。
かつて学生運動に参加して、革命を起こし、この国を壊そうとした団塊の世代は、今日の日本の目も当てられない状況に責任の一端を感じてほしいものだ。
私は、これからの東アジアが共存共栄していくことを願ってやまない。
そのためには、まず日本が国家としての本来の自分を取り戻すこと、そしてその再生のプロセスを国民一人一人が心することが切に望まれる。
あまりに遅きに失した感があるが、今なら間にあう。
2014年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の内容は想定外でしたが、本の程度の良さとアマゾンさんの対応の良さと速さに感心しました。
2012年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時節柄、書籍名に惹かれて、この新刊本を買ってみた。思い切り、ハズレであった。こないだ出版された割には、目新しい内容が無い。こんな回答で中国が黙るとでも思ってるのか、この著者は。
まず、国連安保理常任理事国の件。民主主義云々とか言っていないで、ひと言、「資格は大国なだけで十分」でいいではないか。品行方正でなければ常任理事国ではない、なんて寝言を言っているのは韓国だけなんやし。
それから、沖ノ鳥島の件。中国は「岩だ」と言い、この本の著者は「島だ」と言い、その定義を書かないのでは、説得力が無い。
「新しい歴史教科書」の件。これに対する著者の反論は、著者の憤りと希望を書いているだけ。全く説得力が無い。
靖国神社の件。これは全く中国の言い掛かりなんやけど、それとは別に、日本の国内問題として、明確に政教分離に反している。著者は「政教分離の意味を理解していない」と言うけど、わかってないのは著者ご本人であろう。
南京事件(南京大虐殺)の件。くどくどと書いているけれど、勝手に攻め込んだ日本軍に降伏しなかった中国が悪い、と。そんなので、中国が黙るわけないでしょう。
日中戦争について。要するに「満州は中国とは違うのだから、日本が何をしようが文句を言うな」という反論やけど、そんな屁理屈で中国が「はい、はい」と引き下がるとは思えぬ。
徹頭徹尾、とは言わんが、この調子が多くて落胆する。同じ書籍名で、もっと説得力のある内容の本を誰か出版してほしい。
・・・・・・以上、自分のブログからでした。
まず、国連安保理常任理事国の件。民主主義云々とか言っていないで、ひと言、「資格は大国なだけで十分」でいいではないか。品行方正でなければ常任理事国ではない、なんて寝言を言っているのは韓国だけなんやし。
それから、沖ノ鳥島の件。中国は「岩だ」と言い、この本の著者は「島だ」と言い、その定義を書かないのでは、説得力が無い。
「新しい歴史教科書」の件。これに対する著者の反論は、著者の憤りと希望を書いているだけ。全く説得力が無い。
靖国神社の件。これは全く中国の言い掛かりなんやけど、それとは別に、日本の国内問題として、明確に政教分離に反している。著者は「政教分離の意味を理解していない」と言うけど、わかってないのは著者ご本人であろう。
南京事件(南京大虐殺)の件。くどくどと書いているけれど、勝手に攻め込んだ日本軍に降伏しなかった中国が悪い、と。そんなので、中国が黙るわけないでしょう。
日中戦争について。要するに「満州は中国とは違うのだから、日本が何をしようが文句を言うな」という反論やけど、そんな屁理屈で中国が「はい、はい」と引き下がるとは思えぬ。
徹頭徹尾、とは言わんが、この調子が多くて落胆する。同じ書籍名で、もっと説得力のある内容の本を誰か出版してほしい。
・・・・・・以上、自分のブログからでした。
2012年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容の構成は
第1章 靖国・戦犯関連
第2章 南京関連
第3章 経済問題
第4章 外交問題
第5章 中国国内問題
第6章 日清日露戦争
第7章 日中戦争
まず、この作品を読むべきか読まざるべきか?難しい問題です。
この作品で著者を判断しない方が良い。編集が異質な一冊。
「永久に」とタイトルに有ったので、
顕在問題だけではなく、これから起きるであろう問題に
日本人として、中国人・国家をどう理解し対処すべきか?を
気付かせてくれる事を期待したが、それには応えられない内容です。
しかし、著者の近現代史作品に触れたくなりました。
第1章 靖国・戦犯関連
第2章 南京関連
第3章 経済問題
第4章 外交問題
第5章 中国国内問題
第6章 日清日露戦争
第7章 日中戦争
まず、この作品を読むべきか読まざるべきか?難しい問題です。
この作品で著者を判断しない方が良い。編集が異質な一冊。
「永久に」とタイトルに有ったので、
顕在問題だけではなく、これから起きるであろう問題に
日本人として、中国人・国家をどう理解し対処すべきか?を
気付かせてくれる事を期待したが、それには応えられない内容です。
しかし、著者の近現代史作品に触れたくなりました。
2018年11月16日に日本でレビュー済み
反日左翼・反日テロリストが金切り声をあげて否定・抹殺したがる本。
痛快!!
外務省の役人必読の書。
外務省の役人には上から下まで、本書を読むことを義務化するべき。
痛快!!
外務省の役人必読の書。
外務省の役人には上から下まで、本書を読むことを義務化するべき。