子供の頃に楽しんだ、そして今遊んでも面白い作品を今更ながらですがレビューさせて下さい。
当方子供の頃は前作、処女作でもある「マッピー」は遊んだことはありません、最近WiiUのVCで「マッピー」は遊びました。
(勝手が違うのでマッピーの方は難しく感じました 笑)
そして本レビューの「マッピーランド」のVC化は実は今か今かと待ち望んでいました。
自宅のメインで使っている机にずっとファミコンカセットのマッピーランドが置いてある事から私、相当マッピーランド好きなんでしょうね 笑
上の方で少し言っていますが何故今このタイミングで30年近く前に発売された「マッピーランド」のレビューをするのかと言えば
WiiUでマッピーランドがVC化したからですね。
VC化して欲しいと強く願うファミコンのゲームは幾つかあるのですが本作もそのうちの一つでした。
と、非常にマッピーランドに対して強い思いを持っている私ですが
思い入れが無くても、巷にゲームが溢れていても充分楽しめる作品であると思います。
ファミコン全般に言える事かも知れませんがまず非常にシンプルです。
基本的に左からスタートして右がゴールになります。
ただし、ゴールへ行く前に各地に散らばっているチーズをすべて取ってからでないとゴールへ辿り着けません。
また、チーズを取る際にお邪魔キャラであるミューキーズ、ニャームコが追いかけてきます。
追いつかれて接触してしまうと一機減ってしまいます。逃げ切るかジャンプで回避しましょう。
操作説明書のような説明ですね、マニュアルではないのですからどうしてここまで心に残る作品なのか。
様々な要因があると思いますが
まずはコミカルなキャラクターがあげられると思います。
警官のねずみさんが主人公で敵は親猫とその子分たち子猫です。
ねずみであるプレイヤーが猫から逃げ切るゲームですがステージ毎に敵である親猫のニャームコが
それぞれのステージに合う変身?変装?で目で楽しませてくれますし子分であるミューキーズ達、もとい主人公であるマッピーも
見た目も動きもコミカル、プレイヤーが子供であればなおさら楽しく遊べるのではないでしょうか?
ステージに関しては一つ一つ個性的なステージでなおかつそれぞれのステージに特徴的なお助けトラップが配置されており
ミューキーズ達をぎゃふんと言わせ得点を稼ぐことが出来ます。
例えば一面だと汽車のステージで電車のつり革みたいな物で敵キャラを滑りながら倒すことが出来ます。
逃げつつ倒すことが出来ます。
他にも敵を打ち上げ花火で打ち上げたりぶどうを落としたりボーリングを転がしたりしてやっつけたり
一つ一つのトラップも個性的で非常に楽しいです。
そしてステージ毎の曲も非常に素晴らしいです。全てのステージで違う曲が流れ
絵のように曲調もコミカルで独特で聴いているだけでウキウキしちゃいます 笑
ミューキーズは比較的執拗に追いかけてきますがニャームコはラフに追いかけてきます。
ニャームコをお助けアイテムを駆使しつつステージ毎のトラップで一匹倒すごとに5000点稼げますので
ミューキーズよりニャームコを率先してトラップに掛けて倒すという戦略も生まれますので一見シンプルですが
実際のプレイヤーはトラップの位置、現在の位置から色々思考を巡らせて楽しめます。
昨今のゲームは複雑化、大容量化していますので今のテレビゲームと比べるとどうしてもシンプルな評価になってしまうかも
知れませんが、そういった評価で一蹴されてしまわないくらい、面白いゲームです。
シンプルですが遊ぶたびにその時々で戦略は変化しますし、何よりコミカルでキャラクター達の追いかけっこの寸劇は可愛らしく、面白い。
30年近く前の作品ですが未だに心にヒットするのは単純に思い入れが強いだけでは決してないと思います。
ずっとマッピーランドだけを遊んでいた環境ではないですから。
それでもレビューせずにはいられない本当に楽しいゲームの一つです。
勿論良いゲームですから愛着抜きの公平なレビューか?と問われれば必ずしも否定はできませんが
でも本当に楽しい・面白いと思える作品ですので、
物心つき始めたお子さんからシンプルで楽しいゲームを探しておられる方に強くお勧めしたい作品です。
ファミコンのゲームですが色褪せない楽しさは今も、これからも健在です 笑
上記の方でも述べましたが現在WiiUのVCで500円で配信されています。
ゲームパッドだけでテレビに縛られずに寝っころがりながら遊ぶことが出来るのがWiiUVC版は良いですね。
これからもよろしくね! マッピー!