幸いながら、製造中止なのでまず出くわさないと思います。
フィルムカメラの「現場監督」は、強靱なだけでなく、カメラとしても一応完成されているので、「そのデジカメ版だろう」と気楽に考えて、2002年に買いました。ちょうど、デジカメがフィルムカメラに置きかわろうしていた時期に相当します。
結果は散々でした。まず、感度が低い(ISO 50相当)ので、暗いところの撮影が全くだめ。ストロボの届く近くがやたら明るく、背景は真っ黒!液晶は暗く、撮影された画像の確認が屋外ではたいへん!
晴天の屋外撮影では、日の当たるところは白飛び、日陰は黒つぶれで、何がどうなっているのかわからない。デジカメの特性といえばそれまでですが、シャッターを押してから撮影されるまでのタイムラグが長い。動くものの撮影はまず不可能。
ニッケル水素電池(別売)は4本も使う割には、もちが悪い。おまけに「売り物のタフネスさ」も「防塵・防水」であり、耐ショック性までは保証されてない!
フィルムカメラの現場監督が2台買える値付けなのに、こんなにお粗末とは・・・
結局、ニコンの普通のデジカメに買い直しました。
こちらは「まとも」でした。取扱には神経を使いましたが。
「デジタル現場監督」だけが特別に悪かったのではないでしょう。こういう 特殊カメラは当時の最新技術(特に画像処理技術)が反映されてなかったのだと思います。
後継機種は相当改善されているという話なので、試し撮りをして、問題なければ買ってもよいと思います。割高なのはしかたないですが。
ブランド名 | デジタル・現場監督 |
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メーカー | コニカミノルタ |
製品サイズ | 13.85 x 5.3 x 7.65 cm |