Amazonより
民主主義が崩壊した2017年の未来で、唯一の自由都市スティルハーバーにてクラブを経営するバーブ(パメラ・アンダーソン・リー)。賞金稼ぎとしての裏の顔を持つ彼女のもとに、かつて自分を捨てた恋人が、政府極秘事項の鍵を握る女科学者を連れて、助けを求めに現れるが…。
元パメラ・アンダーソン・リー主演で贈るボンデージ・セクシーSFアクション。とにもかくにも彼女の濃いダイナマイト・バディこそ第一優先と言わんばかりの描写の数々が潔くてグッド! 動きののろさをスローモーション撮影でごまかすあたりもナイス!! しかもストーリーは『カサブランカ』のパクリ!? いやはや、映画の可能性とはやはり無限なのだ。その年の最低映画を決めるゴールデンラズベリー賞では、彼女がワースト新人賞を受賞しているが、そこまでこきおろすほどのものでもないし(というよりも、こりゃ単なるシャレですな)、彼女のようなムンとしたキャラが好きならば、とりあえず堪能できるはず。ヒロインの従者役で出演の怪優ウド・キアーが妙味。(的田也寸志)
レビュー
製作: ブラッド・ワイマン/マイク・リチャードソン/トッド・モイヤー 監督: デヴィッド・ホーガン 脚本: チャック・ファーラー/アイリーン・チェイケン 撮影: リック・ボータ 音楽: ミシェル・コロンビエ 出演: パメラ・アンダーソン・リー/テムエラ・モリソン/ウド・キア/ヴィクトリア・ローウェル/クリント・ハワード/スティーヴ・レイルズバック/ジャック・ノーズワージー/ザンダー・バークレイ/サルヴァトール・ゼレブ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)