実質的にベスト盤です。これがCCCDであることは悲しいことだとしかいえないですね。
SACDで出すべきもののはずです。
濃厚な東洋ムードを醸し出す『カーマ・スートラ』から導入して、
息をつかせず『ハレム』へと続くくだりや、後半の『オペラ座の怪人』から
アンコールの『クエスチョン・オブ・オナー』までの盛り上がり方はまさに熱狂的。
何回聴いても会場の熱気がビシビシ伝わってきます。ここはDVDなどをみるともう神がかってるとすらいえます。
『エニィタイム・エニィウェア』等のクロス・オーバー曲も完璧に歌いこなしており、
おそらく初めて聴く人も「これはすごい」と直感的に感じ取れるものだと思います。