全9話から成るオムニバス・ドラマ。
珠の七~苦を収録。いよいよ恐怖の連鎖の最終巻。強引と言われようが何しようが、見事に物語全体の「結」を飾っております。
珠の七「ECHOES」
⇒闇の臓器移植グループの餌食になった孫娘の復讐を綴った老夫婦のストーリー。何の奇をてらったわけでもなく、それでも何故か印象に残ったエピソード。オダギリジョーの爆死は必見!
珠の八「猫の手」
⇒エドちゃんに続き、ドラ○もんをパロってしまった理不尽ホラー。落ちが見え見えなんですが、丁寧な作りとスタッフのこだわりが伝わってきて、観るものを唸らせる作品。「3つ願い事」系の見返りが怖いホラー。その主人公の「ニャン太」とのギャップが一番怖い・・・
珠の苦「マンション」
⇒全エピソードの「結」。ちゃんと珠の壱の「起」から繋がっているのに感心。観ているこっちも苛々させる精神的ホラー。
それが一変、最後の大団円に雪崩れ込む様は、もう文句のつけようがありません。