ネットでは、あまり評判が良くないようですが、私には面白かったです。
どのくらいのおもしろさかと言うと、レビューのタイトル 通りです。
私のようにアニメのビデオ類を買ったことが無かった人間にとっては、
購入の検討対象にもなりませんでした。因みに、同時期に放送された
「けいおん!」の方はBlue-lay(BD)買いました。つまり、アニメのDVDの
初買いです。ついでに、この2作品のDVD等の売れ行きの差は、ご存知の
とおりなので、私のように感じた人も、多くいたことでしょう。
この差は、どこにあるのか?「夏のあらし!」に限らず、多くのアニメ
制作会社が、突き止めたい疑問でしょうね。
でも、秘密です。
では、レビューにならないので、一つだけ。
「夏のあらし!」は、反戦がテーマなのかな?と思われるような部分が
ありますが、原作者はともかく、アニメ制作者にはそうでもなかったのか
は疑問。いずれにしろ、第2次世界大戦中の日本を舞台にしている部分が
あって、空襲や火災などで、主人公たちが生死の限界状況に置かれたりする。
そういうシリアスな話を、タイムトラベルとそのパラドクスとを絡めた
ところが秀逸で、私には面白かった。
が、ここまででは、「良かった。面白かった。」のレベル止まり。最高
でも、名作とか傑作。私のように、テレビ放送を録画したのに何故DVDを
買う必要がある?というような人間には、購入動機にはなりません。
もし、私が戦争時代の経験者だったり、火災で死にかけたり知人を失って
いたりしてたら、「夏のあらし!」を見て、体が震えてきて涙を流して
いたかもしれません。また私が、反戦主義者でそういう活動家なら、この
作品を作ってくれてありがとうと感謝していたかもしれません。でも、
私は、そのいずれの経験も無く、そういう立場の人間でもないのです。
では、「けいおん!」は、どうだったのか?
それは、秘密です。ここは、「けいおん!」のレビューをする場所では
ありませんし。
まあ、京アニだ、シャフトだ、とかいったことにこだわって無視する
には、おしい作品だと思いますので、「夏のあらし!」も。レンタルして
見てみる価値はあると思いますよ。