提督の戦艦 [DVD]
フォーマット | 色, 吹き替え, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | アンナ・コヴァルチャック, エリザヴェータ・ボヤルスカヤ, ウラジスラフ・ヴェトロフ, アンドレイ・クラフチューク, コンスタンチン・ハベンスキー, セルゲイ・ベズラコフ |
言語 | 日本語, ロシア語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
商品の説明
★総製作費20億円、構想5年、撮影期間241日、スタッフ総勢1500人!ロシア映画史上最大の制作規模、圧倒的スケールで描く海洋戦争アクション・ドラマ!
★第一次世界大戦と、ロシア革命。激動の時代を生きたコルチャーク提督の実話を基に描く、愛と感動の物語。
★「ウォンテッド」「ナイト・ウォッチ」「ウィンドトーカーズ」などを手掛けた超一流スタッフ&キャストが集結!!
★軍艦同士が火花を散らす!震えるほどのド迫力で描かれる、映画史に残る戦闘シーン!!
■解説
ロシア混迷期の実話を基に、映画史上屈指のスケールで贈る、愛と感動の海洋戦争アクション巨編!!
第一次世界大戦からロシア革命に至る激動の時代。ドイツ軍との激しい海洋戦を指揮し、見事に多くの敵船を沈めた実在の司令官、コルチャーク提督。戦艦を操り英雄となりながら、レーニンの革命軍との戦いに敗北し、やがて銃殺刑という最期を辿った激動の人物の生き様を、史上最大のスケールで、圧倒的アクションシーンと感動的なドラマで綴る超大作。「ウォンテッド」の特殊効果チームが手掛けたCGをはじめ、構想5年、撮影8ヶ月をかけたそのクオリティは、まさに映画史に刻まれるほどに美しく、圧巻だ。主演は「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」で主人公を演じた、ロシア映画界最高の俳優コンスタンチン・ハベンスキー。共演のエリザヴェータ・ボヤルスカヤの圧倒的な美貌と演技力も大きな見所である。
■STORY
1916年、バルト海。第一次世界大戦のさなか、ロシア海軍の機雷戦を指揮するアレクサンドル・コルチャークは、最新鋭のドイツ艦隊を撃破した。その功績を称えられ、彼は皇帝から黒海艦隊司令長官に任命される。そんなコルチャークが出会った運命の女性。それは戦友であるセルゲイの妻、アンナだった。互いに惹かれながらも、禁断の愛に引き裂かれるふたり。コルチャークはアンナへの想いを振り払うように、ひとり命をかけた戦いを続けた。しかし、やがて国内情勢は急変。帝政は崩壊し、コルチャークは革命軍によって追い詰められてしまう。運命に翻弄され、真に愛する者とも引き離されてしまったコルチャーク。それでも彼は、国家への忠誠と信念を胸に、残された兵力を集め最後の戦いに挑むのだったが・・。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, ロシア語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4522178007774
- 監督 : アンドレイ・クラフチューク
- メディア形式 : 色, 吹き替え, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2009/12/4
- 出演 : コンスタンチン・ハベンスキー, エリザヴェータ・ボヤルスカヤ, セルゲイ・ベズラコフ, ウラジスラフ・ヴェトロフ, アンナ・コヴァルチャック
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), ロシア語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : トランスフォーマー
- ASIN : B002P88JV2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 157,570位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 511位外国の史劇映画
- - 1,245位外国の戦争映画
- - 12,222位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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戦争映画と期待して観るより、歴史上の人物史実と思って観る方がいいです。
ちなみに対ドイツの海戦は最初だけでした。
ヴィヴィアン・リーの哀愁が好きなのもあり、壮絶な時代背景のラブストーリーが現代人の私にとっては何とも言えない感動があります。
ロシア語の美しい響き、音楽。
この作品でロシアの他の国にはない特別な美しさ、儚さも実感しました。 俳優も適役、映像も音楽も綺麗、テンポもよくできた作品なので途中で飽きることはないと思います。
コンスタンチン・ハベンスキーさんの真っ白な軍服もすごく格好良いです。
コルチャークの愛人アンナ・チミリョヴァは現存する写真を見ると美人であるが、本作でアンナを演じたエリザヴェータ・ボヤルスカヤは似ていない。本作は晩年のアンナがセルゲーイ・ボンダルチューク映画「戦争と平和」の撮影現場に登場するとことからはじまるが、実際アンナは同映画に出演している。また、アンナには夫との間に子供があるがコルチャークと関係してからは離婚している事実などは映画では伏せられている。
史実を無視して恋愛映画として本作を鑑賞すれば、不倫関係にはあるものの、長期間プラトニックな関係を保ち、特にアンナ側の純愛が描かれているので、一定の評価はできる。以下はアンナがコルチャークに宛てた手紙の抜粋。
散歩をしていたら、子供がけんかをしていた。「これは僕のだ」「嫌だ」と。その時、突然分かったような気がしたの。時が来ればきっと願いは叶う。独占することが目的ではない。待つことは楽しみ。決して苦しみではない。この世の全ての物理的法則に反して、与えるほど満たされるもの。
パッケージ裏には「史上最大のスケールで贈る、海洋アクション超大作!」と謳っているが、
「ロシア革命に消えた提督の、恋」と表現したい。
海も山も雪も、美しい。
音楽も良い。
そして、主人公の軍服姿は筆舌に尽くしがたい。
確かにテンポは速いのかもしれない、しかし、めくるめく走馬灯の様なテンポであり、
哀しくも美しい夢を見たような感覚である。
惜しむらくは、映画そのものには関係ないが
・スタッフロールの背景(艦の鋼板や鋲をイメージしている)が安っぽい
・パッケージのセンスの無さ。レンタル屋で見かけても素通りする
・邦題のセンスの無さ。「提督」でよいと思う。
戦争・恋愛、どっちつかずの映画、と感ずる方も多いと思いますが、
是非お勧めです。
妻子ある提督が不倫して、どうとかこうとか・・・
ガッカリな作品。もう捨ててしまい、手元にはありません。
とは言っても、主人公の男女はそれぞれの妻や夫の見ている前でプラトニックとはいえ堂々と不倫した挙句、運命の恋と思い込んでいるので、こんな連中に悲劇のヒーロー・ヒロインとしての思い入れを感じることはお世辞にもできない。不倫相手の消息を気にしながら戦闘指揮を執る一方で、過酷な最前線では末端の兵士たちがバタバタ死んでいく。なんだか途中から真面目に見るのが馬鹿馬鹿しくなってきた。
金妻(古っ!)のようなメロドラマがお好きな方には面白いだろうが、大河ドラマを期待した向きには全くの時間の無駄、派手な海戦ものを期待した方には「金返せ」的作品と言えよう。
が、ロシアの情勢は激変し革命が起こり皇帝・ニコライ二世は退位。レーニン率いる革命軍が政権を握る。
祖国に忠誠を誓うコルチェックは軍を率いて転戦するが、裏切り者が続出。物資の不足等で次第に追い詰められて行く・・・。
戦友の妻と禁断の愛に陥ってしまうのも早ければ、革命が起こり事態が急展開するのも早い。
とにかく「唐突過ぎる」作品です。
ロシアという地理的状況から常に寒い雪・吹雪の中での戦闘になります。
「白」の雪の背景に「血」の赤があまりにも映える。そしてそれは戦争の悲惨さ・残酷さをも際立たせる。
こんな寒い中で戦わなければならないなんて、それだけで「戦意を喪失するような状況」です。
広い国土を移動して転戦するためか、鉄道利用の描写が多いのも特徴。
が、下士官や兵士たちが寒い中で野営しているのに提督は暖かい列車内で愛人とイチャイチャではやってられないでしょうよ。
とにかく欲張って詰め込み過ぎです。恋愛はあまりにも性急に関係が進んだように映るし、戦争は戦争で次々と場所を移って理解し難い。
後、中盤〜後半は陸戦が主なので、タイトルの「戦艦」は合っていないかと思います。
実際は、ロシア革命の映画。
日本の昔の学生運動、左翼の方々は「革命」とか言って、
街頭デモなどをしていたようだが、その内の何人位が、
このように内戦をして、国の体制を変えようと考えたのだろう?
浅間山荘のグループのように、仲間の誰かに難癖を着け、
一人ずつ殺すなどは出来ても、国民が二手に分かれて殺し合うなど、
想像すらしたことが無いだろう。
なんとなく欧米などに憧れて、騒いでいただけだろう。
「レッド・スナイパー」という、ロシアのテレビドラマの中で、
ソ連兵が「俺は貴族じゃないから、風呂なんて入らない」という
シーンがあった位だから、ロシアと日本では、貧しさの桁が違うのだろう