最後のゲイリー・ムーア、最後のロック!
2011年2月6日、この世を去ったゲイリー・ムーアの遺作となる最後の名演が遂にリリース! 2010年7月6日、モントルー・ジャズ・フェスティバルでの、ハード・ロックからブルースまでキャリアを集大成するステージを収録した白熱のライヴ! 未完成に終わったケルティック・ロック・アルバムから演奏された新曲3曲を収録したメモリアル盤!! 【日本盤限定2CD仕様 /日本先行発売 / 日本語解説付】
2010年4月、21年ぶりの来日公演を行ったゲイリー。この時はブルース路線のライヴでありながら、超絶弾きまくりと泣きのプレイで、もはやジャンルを超越した孤高のギターを披露した。その後、彼は80年代の相棒キーボード奏者だったニール・カーターと再合体。“サマー・オブ・ロック"と題した、ロック回帰ツアーを行っている。本作『ライヴ・アット・モントルー2010』は同ツアーのハイライトである2010年7月6日、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴを全曲収録したものだ。
「素晴らしい音楽との出会いがいくつもある」と、生前愛してやまなかったモントルーのステージで、ゲイリーが完全燃焼する。「オーヴァー・ザ・ヒルズ・アンド・ファー・アウェイ」、「アウト・イン・ザ・フィールズ」、「エンプティ・ルームス」、「ミリタリー・マン」など、ずっと封印してきたロック時代の名曲の数々を惜しげもなく披露するこのライヴ。ゲイリーのギターも冴えわたり、ハード・ロック・ギタリストとしての健在ぶりを見せつけている。
さらに注目なのが、未完成に終わったケルティック・ロック・アルバムから3曲が演奏されていること。「ホェア・アー・ユー・ナウ?」「デイズ・オブ・ヒーローズ」「オー・ワイルド・ワン」は『ワイルド・フロンティア』を思わせるアイリッシュなメロディ全開のナンバーで、ゲイリーが進もうとしていた新しい路線の片鱗を感じさせる。
ブルース時代を代表する「スティル・ゴット・ザ・ブルース」、日本公演でもラストを飾った「パリの散歩道」を含むライヴは、ゲイリーの40年を超えるキャリアを総括するに相応しいクライマックスだ!
【収録曲】
[CD1]
1. オーヴァー・ザ・ヒルズ・アンド・ファー・アウェイ
2. サンダー・ライジング
3. ミリタリー・マン
4. デイズ・オブ・ヒーローズ
5. ホェア・アー・ユー・ナウ?
6. 1) ソー・ファー・アウェイ 2) エンプティ・ルームズ
7. オー・ワイルド・ワン
[CD2]
1. ブラッド・オブ・エメラルズ
2. アウト・イン・ザ・フィールズ
3. スティル・ゴット・ザ・ブルース
4. ウォーキング・バイ・マイ・セルフ
5. ジョニー・ボーイ
6. パリの散歩道