久々に見た、珠玉の一秒
それは、最初のお茶のシーン
カールにしなだれかかっているローズマリーが
脚を広げる場面
その淫靡な、なまめかしさに
彼女達が、いろんなものを背負った娼婦であり
そこは、娼館なんだということがリアルにせまってきた
その上、紙一重で下品におちていない
まさに、
この舞台の世界観を凝縮した一秒だった
DVDではじめてゾクッときた
生で見たかった
演出家の手腕か、
この若い役者さんの感性か
どちらにせよ、選ばれた才能だと思う
知らなかったけど、魅力的な役者さんばかりで
また、アンテナ張り直して、
舞台に出掛けてみようかとまで
思わせてくれる面白さだった
普通を生きる時、才能って
御しにくいものだろうけれど大切にして欲しい
生きにくい世の中で、すこしでも長閑で
潤いのある自分の時、を生きるために
DVDを手にし、客席に遊びにゆくのだから
新作が………………………………………