一曲目はカードキャピタルの気のいいお兄さんといった雰囲気の、キャッチーで明るい曲。
歌詞も元気づけてくれるような、すごく前向きなもの。
日本語の歌詞がたびたびカタカナになっていたりするのも(ほらほら→ホラホラ お前ら→オマエら)なんとなく三和くんっぽい感じがして、芸が細かい。
またサビの「青春なんて夢中じゃん 不甲斐なくてちょうどいいって」という歌詞、どんだけ達観してるんだとちょっと思った、森久保さんが歌っているため説得力もあるし。
そんなところも含めてとっても三和くんらしい一曲。
二曲目は櫂との友情を歌った曲。
強さを求め続ける櫂を思いやる彼の心境が溢れんばかりに伝わってくる。
しっとりとした歌い方と力強い歌い方の緩急がうまい。
若干くだけた口調なのも、気取らない、押しつけがましくない彼の人間性が表れているようでいい。
ミニドラマでの嫌みのない上手な謙遜の仕方に彼の細やかな気配りの一端を見ることができたのもよかった。