この声優さんは別メーカーのS氏で名前を知ったのですが、そのメーカーさんのシチュCDは素晴らしいと同時に、一度聞き始めたらシリーズ一気に聞かなくてはいられない上、それだけに気力・体力を消耗するため、本作品に決めました。
このために前二作も聴きました。とても良かったです。<純也>は[拗ねてしまった少年]、対して<京市>は[傷付きやすい少年]、どちらも坊ちゃん育ちの「困った男」とでも申しましょうか。<圭太>が一番、夢に向かって頑張る[青年から一人前になった男]でした。
最初、本作の声優さんの声を聞いた時、「風邪気味なのかな???」と感じてしまいました。[わ・を・ん]の発音が少し鼻にかかっているようで。
タイトル・コールが前二作の方のようにキレがないなぁ・・と。でも、大人の色を感じさせる話し方で、「これはこれでいいな」とちゃんとストーリーにこちらを引き込んでくれました。さすがです。<京市>への嫉妬心でヒロインに迫るシーンなんて、たぶん全身に色を纏っていたために、ヒロインも理不尽なソレを受け止めた・・と言っても過言ではない力でした。
Afterではどんな成長を見せてくれるのか、期待できる主人公。楽しみです。