映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪ [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray, 色 |
コントリビュータ | 長峯達也, 三瓶由布子, 伊瀬茉莉也, 前田愛, 竹内順子, 永野愛 |
稼働時間 | 1 時間 17 分 |
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商品の説明
プリキュア5周年記念の劇場映画として大ヒット!
ミルキィローズの加わった「Yes! プリキュア5GoGo! 」が待望のBlu-ray化!
後のオールスターズの原点となった同時公開の「ちょ~短編」も収録!
[内容解説]
カラフルな個性の5人にミルキィローズも加わってさらにパワーアップ!
プリキュア5周年記念の劇場映画が待望のBlu-ray化!
後の「プリキュアオールスターズ」シリーズの原点となった同時公開の
「ちょ~短編プリキュアオールスターズGoGoドリームライブ! 」を収録!
さらに音声特典として完全新作の「ミニオーディオドラマ」も収録!
<あらすじ>
わたし夢原のぞみ!
わたしの誕生パーティーに、チョコラっていう女の子がブンビーに追われてやってきたの。
チョコラを助けてあげたら、お礼にってみんなをお菓子の国「デザート王国」に連れていってくれたんだ。
そこは、クリームパイの花やシュークリームの木、プリンの野原にジュースの川が流れていて、
どれもみ~んなおいしい! って、幸せな気分だったのに、悪いビター&ドライ、ムシバーンが現れて、
プリキュアをお菓子にしてやる~だって!!!
しかもムシバーンは、デザート女王とココをあやつろうとしていたの!!!
そんなこと、ぜ~~~ったい許さない!!!
お菓子は好きだけど、お菓子にはならないんだから!!
[連動購入特典]
★対象商品の連動購入で追加特典をゲットしよう!
新作音声コンテンツダウンロード(予定)&イベント参加応募券(予定)
<2015年3月18日同時発売/対象タイトル>
・『映画ふたりはプリキュアMaxHeart』Blu-ray
・『映画ふたりはプリキュアMaxHeart雪空のともだち』Blu-ray
・『映画ふたりはプリキュアSplash☆Starチクタク危機一髪! 』Blu-ray
<2015年6月17日同時発売/対象タイトル>
・『映画Yes! プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険』Blu-ray
・『映画Yes! プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』Blu-ray
・『映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』Blu-ray
[特殊内容/特典]
■初回封入特典(予定) ※初回特典は数量限定により、在庫がなくなり次第終了となります
・名場面ビジュアルシートセット
・復刻映画ポスターシート
■音声特典(予定)
・新作ミニオーディオドラマ
■特典映像(予定)
・初日舞台あいさつ
・予告・告知スポット集
[スタッフキャスト]
【スタッフ】
原作:東堂いづみ
監督:長峯達也
キャラクターデザイン:川村敏江/爲我井克美
作画監督:爲我井克美
美術監督:行 信三
【キャスト】
夢原のぞみ/キュアドリーム:三瓶由布子
夏木りん/キュアルージュ:竹内順子
春日野うらら/キュアレモネード:伊瀬茉莉也
秋元こまち/キュアミント:永野 愛
水無月かれん/キュアアクア:前田 愛
美々野くるみ/ミルキィローズ:仙台エリ
ココ:草尾 毅
ナッツ:入野自由
ミルク:仙台エリ
主題歌「Birthday Party」:三船美佳&THE TRA★BRYU with Renon
[発売元]株式会社マーベラス
(C)2008 映画Yes! プリキュア5GoGo! 製作委員会
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 160 g
- EAN : 4535506400925
- 監督 : 長峯達也
- メディア形式 : Blu-ray, 色
- 時間 : 1 時間 17 分
- 発売日 : 2015/6/17
- 出演 : 三瓶由布子, 竹内順子, 伊瀬茉莉也, 永野愛, 前田愛
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B00QV3H6N4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,846位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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好きな人向けで。
シャイニングドリームとムシバーンの最終決戦の様子は、TV版の無印・GOGO両方の最終決戦にも通じるものがあります。
例え敵だとしても、話し合い想いを伝えて分かり合いたいと願うドリームの姿は、いつだって格好良いです。
だからこそ、倒した後の切ない表情がとても心に響きます。
TV版では、デスパライアとは和解することができたのに力の暴走により封印せざるを得ず、エターナルの館長とはフローラが渡した種(命)の大切さについて説得するものの、最後まで分かり合うことはできませんでした。
そして今作のムシバーンとの戦いではどうなったのか、是非ともその目で見ていただきたいです。
「鏡の国」のテーマは「自分と戦い、自分を超える」という分かりやすいものでしたが、この「お菓子の国」のテーマは「富を分かち合うことの大切さ」。社会的な問題提起です。私の大好きな脚本家である成田良美さんは、時々こういう社会的なテーマを入れ込んで来ます。公開当時よりも、2020年6月現在のほうが切実なテーマなのではないでしょうか。ただ、それを子供にも分かりやすいように「お菓子は一人で食べるよりも、みんなで分け合って食べたほうが何倍も美味しくなる」という言葉に置き換えてあり、それが果たして視聴者にストレートに伝わるかなあ、という疑問が残るのです。それが結果的に「鏡の国」よりも低い評価に繋がっているのかも知れません。
しかし、そこはさすが「5GoGo」。物凄いクオリティの映像美、完成度です。とにかく絵が綺麗。風景を大切にする長峯監督の演出が素晴らしい。殺陣が大迫力。最近のプリキュアは優しくてほのぼのとしていますが、この時代のプリキュアはアクションが暴力的ですねえ(笑)。女の子達が本当に殴られて傷付いていって、痛々しいです。前半のお菓子の国のメルヘンチックな描写と、後半のバトルシーンとの落差が激しいのです。
そして今作は、のぞみちゃんというキャラクターの集大成とも言える作品。終始のぞみちゃんがメインであると言えます。のぞみちゃん推しの私としては、本当に感慨深いものがあります。特に、仲間と離れ離れになり、一人で戦わなくてはならなくなる不安感と、それを必死で耐えようとしている描写に泣かされます。
ラスボスとの決戦の前の、ココとの重要な場面では(ああ、詳しく書けないのが残念でならないです)、作画の美麗さと演出の美しさが本当に素晴らしくて、ここを観られただけでもこのDVDを購入して良かったと、本気で思いました。在庫があるうちに入手しておいて良かった!
黒幕ムシバーンは、他の方も書いておられますが、悲哀感のある人です。愛を得られなかったために富の独占に走るのですが、愛を実感できないのは貴方に心が無いからだと、他ならぬ愛するデザート女王に言われてしまい、自暴自棄になります。つまり、彼の「愛」は「真実の愛」ではなく「執着」に過ぎなかった、ということなのです。そのことを自分では気付けないところに、彼の哀れさがあります。そして、これは私の解釈ですが、デザート女王は本当にムシバーンを愛していたのだと思われます。しかし彼がそのことを信じてくれなかった。彼女の愛を疑った。だから二人は、真に愛し合うことができなかった。女王の涙はそういう意味だったのではないかと思うのです(こんな難しい、大人の男女の愛のもつれを、子供達に分かれというほうが無理な話です。なんという脚本なんだ。褒めてます)。
もはや言葉は不要と、ムシバーンはデザート王国に対する無差別爆撃を開始。この場面は本当に戦争の描写そのもので、「5GoGo」のテレビシリーズ最終2話を思わせる凄く怖い場面なので、これを観た子供達のトラウマにならないかが心配です。プリキュアってこういうところが凄いですよね。
みんなの応援で力を得て、シャイニングドリームが勝利しますが、その時ののぞみちゃんの悟った表情がとても美しく、のぞみちゃん、あなたはどこまでも成長するのね、と、また感動。ムシバーンも最期は「お菓子は分け合ったほうが美味しくなる」ということを理解しながら浄化されて行き、それがせめてもの救いとなっていました。
楽しく、時に辛く、切なく、でも強い勇気をくれる、「プリキュア」という物語。「5」と「5GoGo」のテレビシリーズをすべて観た後だったので、私にとってはこれが「5」シリーズとのお別れとなりました。ロスが長引かないことを祈るばかりです。スタッフの皆様、感動を有難うございます!
自分はDVD版も所持していますが、やはりブルーレイだけあって画像は綺麗です。
特に変身、技バンクシーン、OPなどのCGシーンに顕著です。
内容について。
まずは現在に続くオールスターズの奔り、「ちょー短編~」、このときは11人でした。
のちに出たディレクターズカット版ではなく上映されたときのものです。(もっともあまり違いはありませんが)
これがあるだけでもお得感が増します。
これも今や恒例のミラクルライトの説明も寸劇仕立てで楽しめます。
映画恒例の芸能人枠はED主題歌タイアップですが、かなり控え目でしたのであまり目立たず。毎回この程度にしておいてくれればいいのですが。
本編は、序盤でまさかのTV版の敵が現れ、ここで最大の技プリキュアレインボーローズエクスプロージョンを消化。
全てがお菓子で出来ているデザート王国へ招かれるナッツハウス御一行。
敵の奸計により3つに分断されて戦うプリキュア、劇場版だからか敵の顔をこれでもかと蹴る殴ーる。
ドリームとココのあるシーンも劇場版ならではか。
ここからは少しネタバレあります。
中盤過ぎてようやく登場する敵ボス・ムシバーン。
どうもデザート女王と何か過去に因縁(?)がありそうな感じですが、彼については背景が何も語られていません。
人の心を操る能力がありますが、目的はおいしいお菓子を食べること。世界を闇にとか人々に絶望を与えるとかお宝を奪うとか、直接の悪行はやっていません。
女王に対しても紳士的な態度です。
正気を取り戻した女王の彼への態度は、恨みでも恐れでもなく、心をわかってもらえないことへの悔しさまたは憐みです。
己の精神的な弱さを指摘されて自暴自棄になりついに王国を直接破壊するに至ったムシバーンを、女王が倒す決意をする際もちょっと複雑な表情をします。
最終戦に臨むムシバーンは、勇気・希望・愛を否定しますが、むしろその戦いからは悲壮感が漂い、そんなものかと挑発する様は、むしろ希望の存在プリキュアに倒されることを覚悟しているかのよう。
シャイニングドリームとのラストバトル、他のプリキュア敵ボスのように巨大怪獣化せず、甲冑を脱ぎ捨てて生身を晒しての激しい剣戟。
痛そうなプリキュアスターライトソリューションは、ベストな解決法だったのでしょうか。
何回か観てるとそういう枝葉の部分が気になり、自分の年齢もおそらく近いからかどうもムシバーンに感情移入してしまいます。
ムシバーンが倒された後、女王から何か一言あればまた違った印象もあったかもしれませんが、そこは視聴した人のご想像のおまかせということでしょうか。
おまけとしてCDが付属しており、のぞみ役とミルク役の声優さんのラジオ風の掛け合いトークが収録されています。
これだけのために買うというほどでもありません。1回聞いたら終わり、あくまでおまけ程度の内容です。
総じて、アクションシーンは動きが良く、バトルメインですが6人それぞれに見せ場があり、映画らしい豪華さがあると感じました。
前述のようにもう少し描写があればというところもありますが、自分にとってはプリキュア単独映画で1,2を争う出来と思います。