最近、イモムシ、毒虫等、食玩のくびきから解かれたキワドイ選定のフィギュアがじわりじわりと増えていたカプセルQ。
遂にクロゴキブリやキンバエ、ケジラミ、ヒトノミと言った身近な害虫をフィギュア化。
1.オオスズメバチ 原型制作:松村しのぶ氏。
チョコQ時代の人気作とほぼ同じ大きさ、姿勢のモデルですが、本作だけ首が可動式となっています。
2.クロゴキブリ 原型制作:木下隆志氏。
足がやや本物より太いので、フィギュアで有る事が解りますが、大きさ的には実物に近く、特に長い半透明の触角にドキリとします。
3.ケジラミ 原型制作:山本聖士氏。
実物より巨大なため、以前でたテナガカニムシと同じく、動物の持つ異形のフォルムが拡大された感じで不気味な違和感を醸し出しています。
4.キンバエ 原型制作:田熊勝夫氏。
これも実物より大分巨大な為、違和感倍増です。
5.ヒトノミ 原型制作:寺岡邦明氏。
3と同じく、如何にノミ類が昆虫として、異形のフォルムである事が改めて解るフィギュアです。
1以外は生理レベルで受け付けない型も多々いらっしゃるであろう、問題作。
万人にはお薦めしかねます。
1と5以外はフィギュアのポーズが平板で、躍動感がやや欠けている感じです。
本シリーズ以上にスキャンダラスな動物フィギュアは寄生生物位でしょうが、こうなったらロイコクロレディウム(陸貝付)ですとか、ハリガネムシ(カマキリ付)、フクロムシ(カニ付)も回収騒ぎに為らないレベルでフィギュア化して頂きたいと思います(?)。