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あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか (角川学芸出版単行本) Kindle版
かつて皿からはみ出るほど大きかったホッケ。いつの間にかすっかり小さくなってしまっていることに気づいているだろうか? 本書は、築地魚河岸三代目にして魚食のプロが日本の魚事情と魚食文化について軽快に語る!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2015/2/15
- ファイルサイズ3681 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
出版社からのコメント
テレビでもおなじみ生田さんが、いつもながらのちゃきちゃきの江戸弁で、日本の最新の魚事情を紹介!
おもしろ楽しく日本のよさや、日本の魚食文化の豊かさを紹介します。
同時に、世界から大きく取り残されている日本の現状を知ると衝撃ですが、どうすれば日本が世界一の魚食国家に戻れるかもわかるので、読了後はきっと、元気が出て、魚がもっと、そしてずっと食べたくなります!
おもしろ楽しく日本のよさや、日本の魚食文化の豊かさを紹介します。
同時に、世界から大きく取り残されている日本の現状を知ると衝撃ですが、どうすれば日本が世界一の魚食国家に戻れるかもわかるので、読了後はきっと、元気が出て、魚がもっと、そしてずっと食べたくなります!
著者について
生田與克(いくた よしかつ)
築地魚河岸マグロ仲卸「鈴与」三代目、一般社団法人シーフードスマート代表理事。1962年、東京都月島生まれ。1981年暁星高等学校を卒業後、家業を継ぐ。以来、築地市場を通して自然の恵みの尊さ、日本特有の食文化の奥深さを学ぶ。マグロ仲卸業を営む傍ら、テレビ・ラジオ出演、講演会、執筆、小学生を対象としたキャンプの主催などを通して魚食の普及に努める。NHK「視点・論点」にはこれまで3度にわたり出演し、魚食についての現状や問題点などについて提言。
著書に、『日本一うまい魚の食べ方』『日本一うまい魚のごはん』(以上、KADOKAWA)、『魚をさばく』(NHK出版)、『たまらねぇ場所築地魚河岸』(学研新書)、『おいしい魚の目利きと食べ方』(PHP研究所)など多数。
築地魚河岸マグロ仲卸「鈴与」三代目、一般社団法人シーフードスマート代表理事。1962年、東京都月島生まれ。1981年暁星高等学校を卒業後、家業を継ぐ。以来、築地市場を通して自然の恵みの尊さ、日本特有の食文化の奥深さを学ぶ。マグロ仲卸業を営む傍ら、テレビ・ラジオ出演、講演会、執筆、小学生を対象としたキャンプの主催などを通して魚食の普及に努める。NHK「視点・論点」にはこれまで3度にわたり出演し、魚食についての現状や問題点などについて提言。
著書に、『日本一うまい魚の食べ方』『日本一うまい魚のごはん』(以上、KADOKAWA)、『魚をさばく』(NHK出版)、『たまらねぇ場所築地魚河岸』(学研新書)、『おいしい魚の目利きと食べ方』(PHP研究所)など多数。
登録情報
- ASIN : B00T8SFHSU
- 出版社 : KADOKAWA (2015/2/15)
- 発売日 : 2015/2/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3681 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 150ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 466,271位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 45,936位実用・ホビー
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者がラジオに出演した時、立川談志のようなべらんめえ口調だったので、『こんな人も居るんだな』と思ったのを覚えている。
しかし、そのべらんめえ口調をそのまま文章にするのは、さすがにくどいし、少し読みにくい。
できれば、前書きと後書きくらいに留めて欲しいように思う。
現在の日本における、魚食文化の問題点が判りやすくまとめられていて、考えさせられる内容ではある。
しかし、農業がそうであるように、国からある程度の保護を受けている一次生産業は、消費者からの働きかけによって改善を促すのは無理だと思う。
現在、与党・自民党が農業改革や農協改革に、遅まきながら少しずつ手をつけ始めたのも、票田としての農業が弱体化したからだ。
魚が乱獲されているのは、乱売、乱食の悪循環があるからとの事だが、日本人の魚の消費量は、お米と共に年々減少している。
水産庁のHPで水産白書が見られるが、漁業・養殖業の生産量は84年のピーク1,282万トンに比べ、12年では486万トンと半分以下にまで減っている。
乱食=大量消費されている状況とは、とても思えない。
水産資源の枯渇化が、日本人全体の責任であるという理屈が書かれているが、ひとえに水産業界自信の責任だとしか思えない。
また、監督官庁が無能なせいで乱獲を招いているとあるが、それは責任転嫁というものだろう。
漁獲制限に不備があるなら、良識のある業界人が働きかけるのが筋というものである。
マグロの大量消費が、マグロの減少に繋がっているという理屈は判る。
例えば、マグロのすき身は、三枚に下ろした後に残った骨から、骨に付いた少ない身をスプーンなどでこそぎ落として作った物だ。
高価ではない割りに美味しいものの、手間暇が掛かる割りに沢山できる物でもない。
しかし、最近ではトロマグロと称して鉄火巻きや、海鮮丼の具になったりしている。
トロマグロの正体は、冷凍マグロの身を程良い具合にミンチにし、そこに油脂を混ぜたものだ。
水産加工工場でトロマグロの生産現場を見た事があるが、カツオ節くらいの冷凍の身から血合いを削った後、ミンチにする機械に掛けていた。
その時は何となく不思議に思っただけだが、本書を読んでそれがマグロ幼魚の身である事を確信した。
また、15年くらい前までは猫缶にはサバやアジもあったが、今では魚系猫缶のほとんどがマグロとなっている。
安価な製品は黒い身の血合いしか入っていないが、少し高価な製品だと血合いも混ざっているものの、普通の身がメインだ。
猫缶に混ざる血合いの身は細長いので、やはり幼魚の身が使われているのだと思う。
また、冷凍業者はマイナス60℃でマグロを大量保存し、マグロを大量買い付けすると共に、販売時期などを調整している。
マイナス60℃で保存すれば、数年間は品質が変わらないとか。
日本近海のニシン乱獲が本書の中にもあるが、絶滅の責任が、目先の金に目がくらんだ漁業者にある事は明白だろう。
この本における問題提起の相手(読者)は、魚の消費者を想定している。
乱獲、乱売、乱食の悪循環を断ち切る方法として、消費者の購入の仕方に一定の工夫を呼びかけている。
しかし、消費者の努力によって悪循環を断ち切る働きかけは、ほぼ無駄だと思う。
所詮、消費者はある物の中から選択する事しかできない。
長らく続いたデフレ不況のために日本人の給与は下がっていて、安い物を求めるようになったのも当然の結果だ。
消費者が安い物を求める事を咎めるのも正当ではない。
とは言え、日本の魚食文化にある問題を、考えさせるきっかけにはなっている本だとは思う。
しかし、そのべらんめえ口調をそのまま文章にするのは、さすがにくどいし、少し読みにくい。
できれば、前書きと後書きくらいに留めて欲しいように思う。
現在の日本における、魚食文化の問題点が判りやすくまとめられていて、考えさせられる内容ではある。
しかし、農業がそうであるように、国からある程度の保護を受けている一次生産業は、消費者からの働きかけによって改善を促すのは無理だと思う。
現在、与党・自民党が農業改革や農協改革に、遅まきながら少しずつ手をつけ始めたのも、票田としての農業が弱体化したからだ。
魚が乱獲されているのは、乱売、乱食の悪循環があるからとの事だが、日本人の魚の消費量は、お米と共に年々減少している。
水産庁のHPで水産白書が見られるが、漁業・養殖業の生産量は84年のピーク1,282万トンに比べ、12年では486万トンと半分以下にまで減っている。
乱食=大量消費されている状況とは、とても思えない。
水産資源の枯渇化が、日本人全体の責任であるという理屈が書かれているが、ひとえに水産業界自信の責任だとしか思えない。
また、監督官庁が無能なせいで乱獲を招いているとあるが、それは責任転嫁というものだろう。
漁獲制限に不備があるなら、良識のある業界人が働きかけるのが筋というものである。
マグロの大量消費が、マグロの減少に繋がっているという理屈は判る。
例えば、マグロのすき身は、三枚に下ろした後に残った骨から、骨に付いた少ない身をスプーンなどでこそぎ落として作った物だ。
高価ではない割りに美味しいものの、手間暇が掛かる割りに沢山できる物でもない。
しかし、最近ではトロマグロと称して鉄火巻きや、海鮮丼の具になったりしている。
トロマグロの正体は、冷凍マグロの身を程良い具合にミンチにし、そこに油脂を混ぜたものだ。
水産加工工場でトロマグロの生産現場を見た事があるが、カツオ節くらいの冷凍の身から血合いを削った後、ミンチにする機械に掛けていた。
その時は何となく不思議に思っただけだが、本書を読んでそれがマグロ幼魚の身である事を確信した。
また、15年くらい前までは猫缶にはサバやアジもあったが、今では魚系猫缶のほとんどがマグロとなっている。
安価な製品は黒い身の血合いしか入っていないが、少し高価な製品だと血合いも混ざっているものの、普通の身がメインだ。
猫缶に混ざる血合いの身は細長いので、やはり幼魚の身が使われているのだと思う。
また、冷凍業者はマイナス60℃でマグロを大量保存し、マグロを大量買い付けすると共に、販売時期などを調整している。
マイナス60℃で保存すれば、数年間は品質が変わらないとか。
日本近海のニシン乱獲が本書の中にもあるが、絶滅の責任が、目先の金に目がくらんだ漁業者にある事は明白だろう。
この本における問題提起の相手(読者)は、魚の消費者を想定している。
乱獲、乱売、乱食の悪循環を断ち切る方法として、消費者の購入の仕方に一定の工夫を呼びかけている。
しかし、消費者の努力によって悪循環を断ち切る働きかけは、ほぼ無駄だと思う。
所詮、消費者はある物の中から選択する事しかできない。
長らく続いたデフレ不況のために日本人の給与は下がっていて、安い物を求めるようになったのも当然の結果だ。
消費者が安い物を求める事を咎めるのも正当ではない。
とは言え、日本の魚食文化にある問題を、考えさせるきっかけにはなっている本だとは思う。
2015年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「乱獲・乱売・乱食」
筆者である生田氏はなかなかうまいことを言う。
この本を読むと、自分自身の誰しもがこの3つのキーワードのどれかに当てはまっていると気づかされるだろう。
今の悲しいまでのホッケの現状は、このどれかが欠けてもなり得なかった事。
他人事と思わず、ぜひ自分も当事者の一人として、この本を手にとって欲しいと思う。
これからもホッケに限らず、美味しい魚を未来の世代に残していくために。
(この本を読破したら次のステップとして片野歩・勝川俊雄・小松政之あたりの本をお薦めする。)
筆者である生田氏はなかなかうまいことを言う。
この本を読むと、自分自身の誰しもがこの3つのキーワードのどれかに当てはまっていると気づかされるだろう。
今の悲しいまでのホッケの現状は、このどれかが欠けてもなり得なかった事。
他人事と思わず、ぜひ自分も当事者の一人として、この本を手にとって欲しいと思う。
これからもホッケに限らず、美味しい魚を未来の世代に残していくために。
(この本を読破したら次のステップとして片野歩・勝川俊雄・小松政之あたりの本をお薦めする。)
2019年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
汚れてるし、そーいえば帯も無いし、これ恐らく一度返品されたか古本かどちらかだな。まぁ読めるから良いけど気分悪いな。amazonが販売だと思ったら夢芽ストアってとこだった。次回から気をつけないと…
2015年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読了すると、次の食事が朝・昼・晩どれだろうと、まず魚が食べたくなる。
そして日本人に生まれてよかったなーと思う。
そして古来から続いてる日本の魚食の文化を次世代に渡していかなければと思う。でも、そこには大きな課題と簡単な解決策があることがわかる。その解決策は地方経済を復活させ、日本の最強の防衛になることがわかる。それは島国の日本であるからこそなのだ。
しかし、その簡単な解決策を実行できていない我が国に、かなり腹も立つ。
文章が口語調で読みやすいので、老若男女問わずに読めて、理解でき、気づかされる一冊。
この日本を本当に愛する子供と政治家と官僚にはぜひ読んでほしい一冊だ。
そして日本人に生まれてよかったなーと思う。
そして古来から続いてる日本の魚食の文化を次世代に渡していかなければと思う。でも、そこには大きな課題と簡単な解決策があることがわかる。その解決策は地方経済を復活させ、日本の最強の防衛になることがわかる。それは島国の日本であるからこそなのだ。
しかし、その簡単な解決策を実行できていない我が国に、かなり腹も立つ。
文章が口語調で読みやすいので、老若男女問わずに読めて、理解でき、気づかされる一冊。
この日本を本当に愛する子供と政治家と官僚にはぜひ読んでほしい一冊だ。
2015年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の魚への情熱と日本が置かれている危機的な状況がひしひしと伝わってきた 乱獲 乱売 乱食による負のスパイラル 消費者として出来ることをやっていかねば!と気付かせてもらった
2019年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただの能書き書いたというか、しゃべった話しを文書化した感じです。
YouTubeで充分でした。
YouTubeで充分でした。
2015年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルはホッケですが、内容は「日本の恵まれた漁場」「魚の美味しい食べ方」「資源管理をちゃんとやれば海は再び豊かになる」など、前向きに築地の仲卸らしく江戸っ子訛りで紹介しています。今までの資源管理の本は内容は濃いものの、難しくてわかりにくいところもありました。この本は読んでいて楽しいです。そして著者が言いたいことがちゃんと伝わってきます。難しい専門用語も仲卸らしい説明でわかりやすい。
そして誰よりも魚を見ている。長年水産業の現場に立ってきた人の言葉は深くて重いです。
そして誰よりも魚を見ている。長年水産業の現場に立ってきた人の言葉は深くて重いです。