1/4スケールということで、やはりその存在感に目がいきますが、でかいだけあってディティールにもこだわりが感じられます。とくにスカートの表面のディティール等にそれを見ることができます。
全体的な印象としては、この初音ミクv3はとてもクールでかっこいいなと思いました。デザインもカラーリングもシンプルで、顔立ちもとても精悍です。こんなにかっこいいミクのフィギュアがでかいスケールで眺められるというところが嬉しいところです。
個人的に心配というか、気になったところは腕カバー?の部分がクリアーのpvcで出来ているのですが、けっこう柔らかいのと、退色などの経年劣化が心配です。あと、ツインテールですが、片方だけでもかなりの重さがあります。このツインテール部分はどうやらABSないようで、pvcの塊のようです。根元には、しっかりとした金属の芯のパーツが入っていますので保持は問題なさそうですが、それでもこの重量のツインテールを2本も長期間装着したままにしていると、本体(とくに首)とかが心配です。
あと、これだけでかいのですから、もう少し素材にこだわるというか贅沢をしてほしかったですね。クリアパーツやメタリック塗装をもう少し多用するとか。まあそれだと、売りでもあるシンプルさやクールさが半減してしまいそうでもありますので、バランス加減が難しいというのもあるのでしょうね。
何といっても、現状、初音ミクv3の立体物は、ねんどろいどぷちを除いては今のところ、この1/4しかないようですので、それだけでも希少価値があるのではないでしょうか。まだ、これから欲しいという人も居るかもしれませんし、再生産とかされるといいですね。そう願っています。