この作品は松来 未祐さんが若手女性声優さんと会話をしながらその運勢をタロットで占うという趣旨で制作されています。(タロット占いについてVOL.3のレビューで書いたので、そちらを先にご覧下さい。)使用するタロットはウェイト版という非常にポピュラーなもので78枚全てが絵札になっているのが特徴です。松来さんが使用するのはその内の大アルカナと呼ばれる22枚のカードで、一番単純かつストレートな結果を表すのに最適なものです。カードは占い者に向かって絵が正面を向いていれば正位置、逆向きは逆位置で、基本的に正位置のカードの反対の意味になります。
この巻では4人の声優さんを占っていますが、VOL.3でも逆に松来さんが後藤 沙緒里さんに結婚運をに逆に占われるというハプニングが起きていますが、今回は長妻樹里さんによりこれが行われています。結果はファンの方ならご存じのとおり、「ⅩⅤⅡ・星」のカードのリバース、すなわち逆位置。「星」は基本的に「希望が叶う」という意味になります。よってその結果の意味は・・・・・・・・。今となっては悲しいことにその通りになってしまったのが分かっていますが、そのことを考えても仕方ありません。今は、この番組の松来さんと若手声優さん達の楽しい会話を楽しみましょう。(でも私にはクイーンのフレディ・マーキュリーの歌った「ライフ・イズ・リアル」という歌の一節が心に響いてきて涙が止まりません。)