前作「New Beginnings」では
長年のファンでありながら新しいHOTEIサウンドに戸惑いと驚きを感じ
正直受け入れるまで時間が掛かりました。
昨年のInto the Light JAPAN TOURで目の当たりにした
HOTEIさんの自信に溢れた姿と新たな世界観に
納得させられました。
今作「Strangers-Japan Edition-」は長い長い旅で洗練されたNew HOTEI!!
「New Beginnings」がベースとなったコラボレーションアルバムとは言え
ギターで世界と戦うHOTEIさんのサウンドがより際立っているように思えます。
そしてKILL BILLでお馴染みの
Battle Without Honor or Humanityがオリジナルバージョンで収録されている辺りに
強いこだわりを感じました。
厚みを増したStrangersはオープニングに相応しくこれから始まる新たな旅を期待させ
新たに加わったBlack Shipsはとても渋い!!
全体的に凄く良いアルバムであることは間違いないのですが
あっと言う間に聞き終えてしまい
少し物足りなささえ感じてしまいます。
もっともっと世界一カッコイイ ギタリストHOTEIの新曲を聞きたい!
もっともっとS.O.S等の飛び技も駆使したギタープレイで世界でも暴れて欲しい!
Strangers-Japan Edition-(完全生産限定盤)(DVD付)
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | Strangers |
2 | Kill or Kiss (featuring Shea Seger) |
3 | Move It (featuring Richard Z.Kruspe) |
4 | How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop) |
5 | Medusa |
6 | Kill to Love You (featuring Matt Tuck) |
7 | Battle Without Honor or Humanity |
8 | Texas Groove (featuring Shea Seger) |
9 | Barrel of My Own Gun (featuring Noko) |
10 | Walking Through the Night (featuring Iggy Pop) |
11 | Black Ships (日本盤ボーナス・トラック) |
12 | Into the Light |
13 | Departure |
ディスク: 2
1 | How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop) (リリックビデオ) |
2 | Texas Groove (featuring Shea Seger) (リリックビデオ) |
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.6 x 1.4 cm; 140 g
- メーカー : ユニバーサル ミュージック
- EAN : 4988031119044
- 時間 : 52 分
- レーベル : ユニバーサル ミュージック
- ASIN : B0147GEWVU
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 142,322位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 26,547位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作のNew Beginningsに収録されていた曲が、
リファインされて収録されており、1曲1曲が持っている
曲のパワーが強くなっていて、聞き応えのある作品です。
どれもかっこよくなってます。
バンビーナ、スリルのような、分かり易くて
素人受けしやすキャッチーなリフ、メロディアスなポップロックと比較すると、
別人のようなサウンドで、New Beginnings同様、
サウンドとメロディー進行の完成度が非常に高い。
スリル、バンビーナ、ロシアンルーレットのような、
すぐに口ずさみたくなるような、簡単なのも聞いていて楽しいですが、
今作のような、構えて聞かなきゃ、一筋縄ではいかないのも
布袋さんらしすぎて最高です。
布袋さんだって、歌いやすくてキャッチーなギターソロだけやってたら
つまらないだろうし、今作は、ある意味、
音楽的な才能のある人しか分からないかも
しれないけど、凝ったサウンドや複雑な構成で、
本気で作り込んでくれた作品だと思います。
でもNew Beginningsほど、
『布袋さん、オレたち置いて、一人でどっか行っちゃった!』
と涙目になることもなく、今回くらいの難解さが
私にはちょうどドンピシャで、すげ~~って思いました。
布袋さんって、音楽やっている人や、演奏している本人だけが
楽しい音楽を作るタイプじゃなくて、
誰でも分かり易くて、カラオケで歌っても楽しい曲が多いです。
歌詞なんかも、メッセージだけでなく共感も考えてくれていると
私は思っています。
しかし、このアルバムの完成度を目の当たりにすると、
布袋さんも、向こうで”流行り歌”を聞いてもらおうとは
全く思っていないことを強く感じます。
今作はNew Beginningsからのリファインが素晴らしく、
どの曲も聞いていて気持ちが良い。前回のがデモテープのようで、
”このインストに、こんな風に歌が乗ると、
こんなにパワーアップするのか!”
と聞いていて楽しい!
New Beginnings→strangersの流れでリリースされたのって、
昔ギタリズムboxが発売されたときに、ギタリズム5のバックサウンドだけ
封入されていて(予告編みたいな)、楽しみにさせられた後に、
完成したギタリズム5がリリースされて思わず、
”おお~~!”となった時とすごく似ている。
Shea SegerバージョンのTexas Grooveはマジでカッコイイ。
超しびれる。歌上手いなあ!
曲はアメリカンな雰囲気もあるし、ギターソロはオリエンタルだし。
Black Ships (日本盤ボーナス・トラック)では、日本のファンのためにだと思うが、
HOTEIのギターを全面に出したキャッチーな1曲。
カッコイイし、アルバム全体の雰囲気も壊していないです。
Battle Without Honor or Humanityも意外と馴染んでいる。
ギターを聞かせる曲もあるし、バンドのギタリストとしての
HOTEIを感じさせる曲もあるし、アルバム全体の流れも良いし、
世界にアピールするにはもってこいのアルバム。
こんなアプローチでアルバムを作れる人は
世界広しと言えど、そんなにいないと思う。
リファインされて収録されており、1曲1曲が持っている
曲のパワーが強くなっていて、聞き応えのある作品です。
どれもかっこよくなってます。
バンビーナ、スリルのような、分かり易くて
素人受けしやすキャッチーなリフ、メロディアスなポップロックと比較すると、
別人のようなサウンドで、New Beginnings同様、
サウンドとメロディー進行の完成度が非常に高い。
スリル、バンビーナ、ロシアンルーレットのような、
すぐに口ずさみたくなるような、簡単なのも聞いていて楽しいですが、
今作のような、構えて聞かなきゃ、一筋縄ではいかないのも
布袋さんらしすぎて最高です。
布袋さんだって、歌いやすくてキャッチーなギターソロだけやってたら
つまらないだろうし、今作は、ある意味、
音楽的な才能のある人しか分からないかも
しれないけど、凝ったサウンドや複雑な構成で、
本気で作り込んでくれた作品だと思います。
でもNew Beginningsほど、
『布袋さん、オレたち置いて、一人でどっか行っちゃった!』
と涙目になることもなく、今回くらいの難解さが
私にはちょうどドンピシャで、すげ~~って思いました。
布袋さんって、音楽やっている人や、演奏している本人だけが
楽しい音楽を作るタイプじゃなくて、
誰でも分かり易くて、カラオケで歌っても楽しい曲が多いです。
歌詞なんかも、メッセージだけでなく共感も考えてくれていると
私は思っています。
しかし、このアルバムの完成度を目の当たりにすると、
布袋さんも、向こうで”流行り歌”を聞いてもらおうとは
全く思っていないことを強く感じます。
今作はNew Beginningsからのリファインが素晴らしく、
どの曲も聞いていて気持ちが良い。前回のがデモテープのようで、
”このインストに、こんな風に歌が乗ると、
こんなにパワーアップするのか!”
と聞いていて楽しい!
New Beginnings→strangersの流れでリリースされたのって、
昔ギタリズムboxが発売されたときに、ギタリズム5のバックサウンドだけ
封入されていて(予告編みたいな)、楽しみにさせられた後に、
完成したギタリズム5がリリースされて思わず、
”おお~~!”となった時とすごく似ている。
Shea SegerバージョンのTexas Grooveはマジでカッコイイ。
超しびれる。歌上手いなあ!
曲はアメリカンな雰囲気もあるし、ギターソロはオリエンタルだし。
Black Ships (日本盤ボーナス・トラック)では、日本のファンのためにだと思うが、
HOTEIのギターを全面に出したキャッチーな1曲。
カッコイイし、アルバム全体の雰囲気も壊していないです。
Battle Without Honor or Humanityも意外と馴染んでいる。
ギターを聞かせる曲もあるし、バンドのギタリストとしての
HOTEIを感じさせる曲もあるし、アルバム全体の流れも良いし、
世界にアピールするにはもってこいのアルバム。
こんなアプローチでアルバムを作れる人は
世界広しと言えど、そんなにいないと思う。
2015年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
INTO THE LIGHTツアーの最終公演に参加したあと、ほぼ聞くことがなくなった『New Beginnings』。何となく聞くべきシーンがハッキリしなかったし、全体的にぼんやりした印象があったし。マーケットとしても難しめのジャンルなのかなと感じてました。ちなみに、私はBOOWYからの全作品を聴いているものです。www
満を期して世界マーケット版『Strangers』の登場。海外版を聴こうと思ってましたが、Japan Editionが先に届いたので、こちらで全曲の感想を書いてみます。iTunesにリッピングしようとしたら、楽曲情報がなくて、笑っちゃいました。
1)Strangers 【旧 Strangers 6 Theme / 配信限定Single】
Strangers 6 Themeは悪くない布袋らしいサウンドでしたが、ドラマもWOWOWだったのでそれほど話題にもならず、配信でインスト1曲のリリースなので、ホントにファンしか耳にしないようなものだったのでした。しかし!!!リアレンジバージョンはテレビドラマテーマから映画のテーマくらいに深化してます。リズムが重厚なものになり、ギターサウンドがきらびやかでエフェクティヴなものから、それらをそぎ落としたギターの芯の部分で勝負。小手先じゃなくてちゃんと弾けてるHOTEIを再現したかったのではないでしょうか。素晴らしい曲に仕上がり直しました。アルバム1曲目にふさわしい。
2)Kill or Kiss (featuring Shea Seger) 【旧 Kill or Kiss / New Beginnings】
『New Beginnings』の中でも悪くなかったKill or Kiss。洋楽っぽいって感じてました。それが、今回は完全な洋楽になりましたwww。ギターバッキングが入り、Shea Segerのボーカルが加えられ、やっと曲が完成した感じ。まさに【旧 Kill or Kiss / New Beginnings】がデモテープになってしまったくらいの作品になってます。あらためて『New Beginnings』を聞き直すと隙間が多すぎてサウンドが軽い。しかしながら、おそらくリードトラックは弾き直してないと思われるので、プロデュース力がモノを言った1曲。
3)Move It (featuring Richard Z.Kruspe) 【旧 New Chemical / New Beginnings】
INTO THE LIGHTツアーでもハイライトの1曲でもあった『New Chemical』。それまでとは作風は違うけど、弾きまくるギターインストの秀作。それが同じ楽曲なのに『Move It』とタイトルを変えてしまうほどの進化。Richard Z.Kruspeのボーカルでドイツっぽい洋楽になりました。「っぽい」は失礼か。多少の楽曲の構成を変えているが、ほぼ『New Chemical』なのにこんなにかっこよくなってしまうのはすごい。ライブでボーカリストを置かなくてもサンプリングで再現出来そうなので、是非爆音で海外ファンをあっと言わせて欲しい。
4)How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop) 【How the Cookie Crumbles [feat. イギー・ポップ] / New Beginnings】
良く聞き比べてみましたが、こちらは【How the Cookie Crumbles [feat. イギー・ポップ] / New Beginnings】そのまま。まぁ、イギー・ポップはやり直してくれないかwww。聴き進めてきた『Strangers』の流れの中でも違和感なく存在してます。
5)Medusa 【Medusa / New Beginnings】
こちらもそのまま。『New Beginnings』の1曲目だったこの曲。『New Beginnings』をぼやっとしたものにしてしまったのがこの曲が1曲目だったからだと思うんですよね。HOTEI本人が気に入っている曲なのか、プロデュース陣が気に入っているのかそのままで外さなかった意図はどこかにあるのでしょう。オリエンタルな雰囲気が良いのかな?海外版が1曲目なので少し心配。Japan Editionの『Strangers』の方が1曲目にふさわしい。
6)Kill to Love You (featuring Matt Tuck) 【新曲】
Medusaで『New Beginnings』のまったり感に連れ戻されそうになるも、次の曲が新サウンドで助かった。『Strangers』のプロモーションPVで少しだけ耳にしてたリードシングル的な新曲。イントロのパターンは布袋らしいものの、メロディーは布袋本人が歌うのであれば生まれないラインのような気がする。とても洋学。布袋らしいメロディーではないけど、もしかしたら海外でウケるのかも。楽曲としては悪くない。このボーカルの人、女性の声にも男性の声にも聞こえるんだけど、男性。
ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインという英メタルバンドに在籍。最新アルバム『Venom』を聴いてみたところ、本当に完全なヘヴィーメタルボーカリスト。スタジオで出会って意気投合してコラボに至ったということだが、自分のバンドよりは軽く歌ってる感じ(そりゃそうか)。ただ、彼のバンドサウンドは布袋がコラボしそうなタイプではない。知名度をお借りする意味合いもあるのかもしれない。
7)Battle Without Honor or Humanity 【オリジナルバージョン】
あえて2004年のオリジナルバージョンで収録させることが布袋寅泰のプライドなのでしょう。『Strangers』の中に存在させてみて、ギター渇いた感じ、隙間がある感じも悪くない。本人が語るように三味線っぽくも聞こえるし、十分なオリエンタル感がある。布袋ファンにとってこの曲がナンバーワンと言う人はほとんどいないと思われるけど、海外でのHOTEIにとってはもっとも重要な1曲かつ海外が日本人ギタリストに求める唯一無二のフレーズなんだろうな。日本においてブラジル人ミュージシャンに求めるサウンド、とかインド人ミュージシャンに求めるサウンドがその国をイメージできるようなものと似てるのでしょう。
8)Texas Groove (featuring Shea Seger) 【旧 Texas Groove [feat. Vula Malinga] / New Beginnings】
『New Beginnings』でも完成された大変良い1曲。イントロのフリーギターフレーズが省略され、ギターもボーカルは少し違うのでもう一度録ったか『New Beginnings』の時の別テイクなのでしょう。そこに新たにシンセベースが加えられたリテイクバージョン。ほぼベースサウンドだけでさらに進化したプロデュース力の勝利。ベーストラックの存在が、テキサスから大都会ロンドンに連れてきてくれた1曲。海外でウケるといいな。
9)Barrel of My Own Gun (featuring Noko) 【Barrel of My Own Gun [feat. NOKO] / New Beginnings】
『New Beginnings』の中でも『Medusa』風のつかみ所のない1曲でしたが、これはそのままのバージョン。ものすごく弾きまくる曲でもないし、雰囲気ものの曲。NOKOの趣向なのか、自分としては特別な1曲にはならないが、海外での評価はいかに。
10)Walking Through the Night (featuring Iggy Pop) 【Walking Through the Night [feat. イギー・ポップ] / New Beginnings】
『New Beginnings』バージョンそのまま。やっぱりイギーポップはやり直さないwww。『New Beginnings』のプロモーションPVでWalking Through the Nightのイントロリフだけが使われた時にかなり期待したんだけどなー。力強く布袋らしい1曲だがライブで布袋が歌うのはやめた方がいい。ボーカルを置いてその隣で弾いてください。
11)Black Ships (日本盤ボーナス・トラック) 【新曲】
なぜ?なぜに『日本盤ボーナス・トラック』にしてしまうのか。『Strangers』の中でも最高の1曲であり、布袋らしく、そしてBメロのオリエンタル感はもうYMOを感じるぞ。東風くらいの衝撃があるのに。この曲を海外版にも入れればきっと仕事の依頼が増えると思うんだけど本当に不思議。そのくらい最高な1曲。ブルーノートでのDVDを見てないので初めて聴いたけど、2015年のHOTEIの最高傑作でしょう。あーー。Bメロいいわー。教授にゲストキーボードに来てもらって海外版に収録することは考えなかったのかな。
12)Into the Light 【Into the Light / New Beginnings】
1秒違うがおそらくほとんどそのままバージョン。ツアータイトルにするくらい布袋がお気に入りの方向性なのかな。あのライティングの演出の中で包まれるような1曲ではあったが、布袋寅泰を象徴するような1曲ではないと感じます。私は。
13)Departure 【Departure / New Beginnings】
『New Beginnings』そのままバージョン。『Medusa』『Barrel of My Own Gun』『Into the Light』『Departure』がそのままバージョンで、これらの曲がちょっとオリエンタルを感じるそしてぼやっとする少しフュージョンテイストの楽曲という共通点から見ても、海外で求められてしまった方向性なのでしょう。個人的には、『Into the Light』〜『Departure』のライトな感じでこのアルバムのエンディングを迎えてしまうのが少々残念。
【『New Beginnings』の中で収めれなかった曲】
Sons of Sorrow
少々のテクニカルさは求められないのか?
The Living
さすがにつかみ所がなかったのでしょう。
Trick Attack -Theme of Lupin The Third-
『New Beginnings』でも浮いていましたし、順当に落選。
【総評】
まず『New Beginnings』を持ってる人が、新たに聴くべきかどうかですが、ダブって収録されているものほとんどなのに、『Strangers』は別物と言えます。それはセルフプロデュースではないからこそ、このクオリティまでは到達したのだと思います。もしかすると海外レーベルにとってもJapan Editionの存在は重要なのかも知れませんが、曲順はJapan Editionの方にすべきだと。海外版は『Battle Without Honor or Humanity』で終わらせるあたりが、キル・ビルなくしてHOTEIなしなんでしょうね。『Strangers』の評価を今後の活躍に期待を寄せて★★★★。0.5単位だったら3.5でもいいかもしれない。『New Beginnings』は★★★かな。稼ぐ役割もあったのでしょうが、『New Beginnings』なしで『Strangers』が一番良かったでしょう。私の中でのソロの★★★★★はやっぱり『GUITARHUYTHM1』ですね。やっぱり楽曲もエモーションも越えられない。近年の布袋寅泰ソロ作品は迷走してましたから、ロンドンに行くしかなかったのでしょうが、正真正銘の心機一転、ぜひ外国人だけ集客したライブを成功させて欲しいです。ソロ作品とは違い、近年も、ももクロへの提供作品などは最高なんですけどね。一応、Import版も予約してましたが、上記の感想通りにキャンセルしました。JapanEditionだけで十分です。布袋寅泰の延長線上にHOTEIはいるとは考えない方がいいと思います。
【新曲】
6)Kill to Love You (featuring Matt Tuck)
11)Black Ships (日本盤ボーナス・トラック)
【リアレンジ】
1)Strangers
2)Kill or Kiss (featuring Shea Seger)
3)Move It (featuring Richard Z.Kruspe)
8)Texas Groove (featuring Shea Seger)
【オリジナル】
4)How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop)
5)Medusa
7)Battle Without Honor or Humanity
9)Barrel of My Own Gun (featuring Noko)
10)Walking Through the Night (featuring Iggy Pop)
12)Into the Light
13)Departure
約半分がオリジナルのままなのにアルバム全体の印象がガラリと変わるのは不思議です。
【最後に付属DVDについて】
1. How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop) (リリックビデオ)
2. Texas Groove (featuring Shea Seger) (リリックビデオ)
こちら2曲だけのリリックビデオが収録されてますが、衝撃を受けるほどの駄作。映像実習専門学校の宿題でもOKでないでしょう。素人の趣味の作品でもこれはない。DVDを付けないと定価で縛られる日本の法律のためのディスクなのでしょうが、それにしても酷い。予算をかけないにも程がある。おそらく写真10枚以内の素材だけで作られてる。どうか、海外では流されませんように。恥ずかしい。布袋はこれまでビックリするほどのPVを作って来たこともあるのに、これで本人はOKとしたのが理解出来ない。日本のクリエイターも一緒に世界デビューさせるべきだと思う。海外ではおそらくDVD付きでなんか販売しないのでしょう。それにしても、これはない。思わずDVDについて熱く語っちゃいました。
満を期して世界マーケット版『Strangers』の登場。海外版を聴こうと思ってましたが、Japan Editionが先に届いたので、こちらで全曲の感想を書いてみます。iTunesにリッピングしようとしたら、楽曲情報がなくて、笑っちゃいました。
1)Strangers 【旧 Strangers 6 Theme / 配信限定Single】
Strangers 6 Themeは悪くない布袋らしいサウンドでしたが、ドラマもWOWOWだったのでそれほど話題にもならず、配信でインスト1曲のリリースなので、ホントにファンしか耳にしないようなものだったのでした。しかし!!!リアレンジバージョンはテレビドラマテーマから映画のテーマくらいに深化してます。リズムが重厚なものになり、ギターサウンドがきらびやかでエフェクティヴなものから、それらをそぎ落としたギターの芯の部分で勝負。小手先じゃなくてちゃんと弾けてるHOTEIを再現したかったのではないでしょうか。素晴らしい曲に仕上がり直しました。アルバム1曲目にふさわしい。
2)Kill or Kiss (featuring Shea Seger) 【旧 Kill or Kiss / New Beginnings】
『New Beginnings』の中でも悪くなかったKill or Kiss。洋楽っぽいって感じてました。それが、今回は完全な洋楽になりましたwww。ギターバッキングが入り、Shea Segerのボーカルが加えられ、やっと曲が完成した感じ。まさに【旧 Kill or Kiss / New Beginnings】がデモテープになってしまったくらいの作品になってます。あらためて『New Beginnings』を聞き直すと隙間が多すぎてサウンドが軽い。しかしながら、おそらくリードトラックは弾き直してないと思われるので、プロデュース力がモノを言った1曲。
3)Move It (featuring Richard Z.Kruspe) 【旧 New Chemical / New Beginnings】
INTO THE LIGHTツアーでもハイライトの1曲でもあった『New Chemical』。それまでとは作風は違うけど、弾きまくるギターインストの秀作。それが同じ楽曲なのに『Move It』とタイトルを変えてしまうほどの進化。Richard Z.Kruspeのボーカルでドイツっぽい洋楽になりました。「っぽい」は失礼か。多少の楽曲の構成を変えているが、ほぼ『New Chemical』なのにこんなにかっこよくなってしまうのはすごい。ライブでボーカリストを置かなくてもサンプリングで再現出来そうなので、是非爆音で海外ファンをあっと言わせて欲しい。
4)How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop) 【How the Cookie Crumbles [feat. イギー・ポップ] / New Beginnings】
良く聞き比べてみましたが、こちらは【How the Cookie Crumbles [feat. イギー・ポップ] / New Beginnings】そのまま。まぁ、イギー・ポップはやり直してくれないかwww。聴き進めてきた『Strangers』の流れの中でも違和感なく存在してます。
5)Medusa 【Medusa / New Beginnings】
こちらもそのまま。『New Beginnings』の1曲目だったこの曲。『New Beginnings』をぼやっとしたものにしてしまったのがこの曲が1曲目だったからだと思うんですよね。HOTEI本人が気に入っている曲なのか、プロデュース陣が気に入っているのかそのままで外さなかった意図はどこかにあるのでしょう。オリエンタルな雰囲気が良いのかな?海外版が1曲目なので少し心配。Japan Editionの『Strangers』の方が1曲目にふさわしい。
6)Kill to Love You (featuring Matt Tuck) 【新曲】
Medusaで『New Beginnings』のまったり感に連れ戻されそうになるも、次の曲が新サウンドで助かった。『Strangers』のプロモーションPVで少しだけ耳にしてたリードシングル的な新曲。イントロのパターンは布袋らしいものの、メロディーは布袋本人が歌うのであれば生まれないラインのような気がする。とても洋学。布袋らしいメロディーではないけど、もしかしたら海外でウケるのかも。楽曲としては悪くない。このボーカルの人、女性の声にも男性の声にも聞こえるんだけど、男性。
ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインという英メタルバンドに在籍。最新アルバム『Venom』を聴いてみたところ、本当に完全なヘヴィーメタルボーカリスト。スタジオで出会って意気投合してコラボに至ったということだが、自分のバンドよりは軽く歌ってる感じ(そりゃそうか)。ただ、彼のバンドサウンドは布袋がコラボしそうなタイプではない。知名度をお借りする意味合いもあるのかもしれない。
7)Battle Without Honor or Humanity 【オリジナルバージョン】
あえて2004年のオリジナルバージョンで収録させることが布袋寅泰のプライドなのでしょう。『Strangers』の中に存在させてみて、ギター渇いた感じ、隙間がある感じも悪くない。本人が語るように三味線っぽくも聞こえるし、十分なオリエンタル感がある。布袋ファンにとってこの曲がナンバーワンと言う人はほとんどいないと思われるけど、海外でのHOTEIにとってはもっとも重要な1曲かつ海外が日本人ギタリストに求める唯一無二のフレーズなんだろうな。日本においてブラジル人ミュージシャンに求めるサウンド、とかインド人ミュージシャンに求めるサウンドがその国をイメージできるようなものと似てるのでしょう。
8)Texas Groove (featuring Shea Seger) 【旧 Texas Groove [feat. Vula Malinga] / New Beginnings】
『New Beginnings』でも完成された大変良い1曲。イントロのフリーギターフレーズが省略され、ギターもボーカルは少し違うのでもう一度録ったか『New Beginnings』の時の別テイクなのでしょう。そこに新たにシンセベースが加えられたリテイクバージョン。ほぼベースサウンドだけでさらに進化したプロデュース力の勝利。ベーストラックの存在が、テキサスから大都会ロンドンに連れてきてくれた1曲。海外でウケるといいな。
9)Barrel of My Own Gun (featuring Noko) 【Barrel of My Own Gun [feat. NOKO] / New Beginnings】
『New Beginnings』の中でも『Medusa』風のつかみ所のない1曲でしたが、これはそのままのバージョン。ものすごく弾きまくる曲でもないし、雰囲気ものの曲。NOKOの趣向なのか、自分としては特別な1曲にはならないが、海外での評価はいかに。
10)Walking Through the Night (featuring Iggy Pop) 【Walking Through the Night [feat. イギー・ポップ] / New Beginnings】
『New Beginnings』バージョンそのまま。やっぱりイギーポップはやり直さないwww。『New Beginnings』のプロモーションPVでWalking Through the Nightのイントロリフだけが使われた時にかなり期待したんだけどなー。力強く布袋らしい1曲だがライブで布袋が歌うのはやめた方がいい。ボーカルを置いてその隣で弾いてください。
11)Black Ships (日本盤ボーナス・トラック) 【新曲】
なぜ?なぜに『日本盤ボーナス・トラック』にしてしまうのか。『Strangers』の中でも最高の1曲であり、布袋らしく、そしてBメロのオリエンタル感はもうYMOを感じるぞ。東風くらいの衝撃があるのに。この曲を海外版にも入れればきっと仕事の依頼が増えると思うんだけど本当に不思議。そのくらい最高な1曲。ブルーノートでのDVDを見てないので初めて聴いたけど、2015年のHOTEIの最高傑作でしょう。あーー。Bメロいいわー。教授にゲストキーボードに来てもらって海外版に収録することは考えなかったのかな。
12)Into the Light 【Into the Light / New Beginnings】
1秒違うがおそらくほとんどそのままバージョン。ツアータイトルにするくらい布袋がお気に入りの方向性なのかな。あのライティングの演出の中で包まれるような1曲ではあったが、布袋寅泰を象徴するような1曲ではないと感じます。私は。
13)Departure 【Departure / New Beginnings】
『New Beginnings』そのままバージョン。『Medusa』『Barrel of My Own Gun』『Into the Light』『Departure』がそのままバージョンで、これらの曲がちょっとオリエンタルを感じるそしてぼやっとする少しフュージョンテイストの楽曲という共通点から見ても、海外で求められてしまった方向性なのでしょう。個人的には、『Into the Light』〜『Departure』のライトな感じでこのアルバムのエンディングを迎えてしまうのが少々残念。
【『New Beginnings』の中で収めれなかった曲】
Sons of Sorrow
少々のテクニカルさは求められないのか?
The Living
さすがにつかみ所がなかったのでしょう。
Trick Attack -Theme of Lupin The Third-
『New Beginnings』でも浮いていましたし、順当に落選。
【総評】
まず『New Beginnings』を持ってる人が、新たに聴くべきかどうかですが、ダブって収録されているものほとんどなのに、『Strangers』は別物と言えます。それはセルフプロデュースではないからこそ、このクオリティまでは到達したのだと思います。もしかすると海外レーベルにとってもJapan Editionの存在は重要なのかも知れませんが、曲順はJapan Editionの方にすべきだと。海外版は『Battle Without Honor or Humanity』で終わらせるあたりが、キル・ビルなくしてHOTEIなしなんでしょうね。『Strangers』の評価を今後の活躍に期待を寄せて★★★★。0.5単位だったら3.5でもいいかもしれない。『New Beginnings』は★★★かな。稼ぐ役割もあったのでしょうが、『New Beginnings』なしで『Strangers』が一番良かったでしょう。私の中でのソロの★★★★★はやっぱり『GUITARHUYTHM1』ですね。やっぱり楽曲もエモーションも越えられない。近年の布袋寅泰ソロ作品は迷走してましたから、ロンドンに行くしかなかったのでしょうが、正真正銘の心機一転、ぜひ外国人だけ集客したライブを成功させて欲しいです。ソロ作品とは違い、近年も、ももクロへの提供作品などは最高なんですけどね。一応、Import版も予約してましたが、上記の感想通りにキャンセルしました。JapanEditionだけで十分です。布袋寅泰の延長線上にHOTEIはいるとは考えない方がいいと思います。
【新曲】
6)Kill to Love You (featuring Matt Tuck)
11)Black Ships (日本盤ボーナス・トラック)
【リアレンジ】
1)Strangers
2)Kill or Kiss (featuring Shea Seger)
3)Move It (featuring Richard Z.Kruspe)
8)Texas Groove (featuring Shea Seger)
【オリジナル】
4)How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop)
5)Medusa
7)Battle Without Honor or Humanity
9)Barrel of My Own Gun (featuring Noko)
10)Walking Through the Night (featuring Iggy Pop)
12)Into the Light
13)Departure
約半分がオリジナルのままなのにアルバム全体の印象がガラリと変わるのは不思議です。
【最後に付属DVDについて】
1. How The Cookie Crumbles (featuring Iggy Pop) (リリックビデオ)
2. Texas Groove (featuring Shea Seger) (リリックビデオ)
こちら2曲だけのリリックビデオが収録されてますが、衝撃を受けるほどの駄作。映像実習専門学校の宿題でもOKでないでしょう。素人の趣味の作品でもこれはない。DVDを付けないと定価で縛られる日本の法律のためのディスクなのでしょうが、それにしても酷い。予算をかけないにも程がある。おそらく写真10枚以内の素材だけで作られてる。どうか、海外では流されませんように。恥ずかしい。布袋はこれまでビックリするほどのPVを作って来たこともあるのに、これで本人はOKとしたのが理解出来ない。日本のクリエイターも一緒に世界デビューさせるべきだと思う。海外ではおそらくDVD付きでなんか販売しないのでしょう。それにしても、これはない。思わずDVDについて熱く語っちゃいました。
2016年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Strangersから始まるこのアルバムは布袋が『Hotei』として世界に挑戦するデビューアルバムでもあり、曲順、収録曲はオリジナル盤とは異なっています。Strangersはオリジナルよりもギターサウンドが全面に出るロンドンShepherd's Bushでの演奏に近いものに変わっており、Move It 、Texas GrooveはNew Beginnings収録曲よりパワフルになっています。不思議に感じたのは、日本盤のボーナストラックであるBlack Shipsの存在。Blue Noteの公演でも聴きましたが、アルバムではオリエンタル・ムード漂う曲に変化させているのに何故オリジナル盤には収録されなかったんだろうか。それはさておき、Hotei兄貴の記念すべき世界進出アルバムということでファンなら迷わず買いましょう!!!
2018年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本ではアーティストとしての立ち位置が確立されている布袋ですが、そのポジションを棄ててでもチャレンジしたかった海外での挑戦。その意気込みは伝わってきますが、日本の布袋はこうだ!ということではなく、海外でなら、これがイケるんじゃないかという厭らしさも伝わってきて、複雑です。
キャッチーな曲が多いので、それはそれでアリですが。。。。
キャッチーな曲が多いので、それはそれでアリですが。。。。
2015年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
New BiginingからのアップグレードCD。
若干のアレンジが加わったものもあれば、そのままのものもあるが、それはそれで完成品なのだから手を加えていないのだろう。
ギターのみで攻めるのではなく、ゲストボーカルを加えてのアルバムなので、ギタリスト布袋をどうやって前面に出そうとしているのか、
その試行錯誤というか、アピールの仕方は面白いものになっていると感じた。BLACK SHIPSはなかなかかっこいい。
重みのあるサウンドが続くので、布袋らしい、軽妙なカッティングをベースにした曲も聴きたいところではある。リフはどれも素晴らしいです。
息の長いアルバムになることを期待します。
若干のアレンジが加わったものもあれば、そのままのものもあるが、それはそれで完成品なのだから手を加えていないのだろう。
ギターのみで攻めるのではなく、ゲストボーカルを加えてのアルバムなので、ギタリスト布袋をどうやって前面に出そうとしているのか、
その試行錯誤というか、アピールの仕方は面白いものになっていると感じた。BLACK SHIPSはなかなかかっこいい。
重みのあるサウンドが続くので、布袋らしい、軽妙なカッティングをベースにした曲も聴きたいところではある。リフはどれも素晴らしいです。
息の長いアルバムになることを期待します。
2015年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直New Biginingと被るのあるし、買うの控えようかと思いましたが、買って良かった!
どの曲も格段に、格好良くなってます。
New Biginingと変わらない曲もありますが、また一つレベルアップした感じ。
やっぱり布袋は凄い
どの曲も格段に、格好良くなってます。
New Biginingと変わらない曲もありますが、また一つレベルアップした感じ。
やっぱり布袋は凄い
2019年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
老後の一時を リビングにて 音量大にし布袋サウンドを楽しんでおります。
他の国からのトップレビュー

MR NICHOLAS PARSONS
5つ星のうち4.0
Four Stars
2017年4月15日に英国でレビュー済みAmazonで購入
great guitarist