今さらながら、こちらのタイトルの存在を知り、過去に魔人學園ファンだった者としては、たまらず購入しました。
学校の雰囲気や感情入力等、懐かしくてわくわくします。
しかし、チュートリアル戦闘から、意味がわからなくて泣きそうになりました。
幽霊の行動を予想?どうやって?向かってくるのか逃げていくのかもわからないのに?と嫌になりながら、なんとかチュートリアル戦闘を終えました。
少し進めて、ゲーム内ゲームのボードゲームを数回遊ぶことで、この戦闘の魅力が少し理解出来ました。
このボードゲームというのは、ゲーム内戦闘の簡略版みたいなもので、主人公含むパーティメンバーのレベル上げに使えるものです。
これも戦闘と同じく、運が大きく絡むものなのですけど、敵の声をよく聞いたりカードの効果をうまく使うことで、確率を上げることが出来ます。
攻撃が空ぶったり、1ターン目でNPCに勝ちを取られても、(なにこの運ゲー?!)と思うけど、次はこうしてみよう、とか前向きに考えられます。(そもそも自分が負けても、NPCのレベルが上がるので、今後の戦闘の為になるし嬉しい)
戦闘もボードゲームと同じで、基本的に運が絡むけど、戦略で確率を上げて敵を倒していくものなのだと思います。
私はアクション要素のあるゲームは合わないのですが、こちらの頭を使って活路を見出すようなゲームは、こつこつ遊べて好きだと思いました。
感覚的にスピーディに爽快感を得られるようなゲームではありませんが、戦略がハマって敵をアッサリ倒せたときは、とても嬉しい気持ちになります。
まだまだ慣れなくて難しく感じることも多いですが、久しぶりに自分に合った、ゲームらしいゲームが遊べて嬉しいです。
こつこつ遊ぶゲームなので、Vitaにとてもよく合っていると思います。
少しでも気になっている方には、ぜひ一度遊んでみてほしいです。