連続ドラマW 夢を与える [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | 菊地凛子, 小松菜奈, 犬童一心 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 3 時間 29 分 |
商品の説明
崩れていく、母も、私も。
芥川賞作家・綿矢りさの原作小説を小松菜奈×菊地凛子W主演で映像化!
◆芥川賞受賞作家 綿矢りさの原作を映像化!
2004年「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した、綿矢りさ氏の同名小説を実写化。
◆小松菜奈×菊地凛子 W主演!
美しく健やかに育った主人公の娘を、映画『渇き。』で数々の映画賞新人賞を受賞した小松菜奈が、
元モデルで娘に過剰な思い入れを持つ母親を『バベル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『パシフィック・リム』など、
ハリウッドでの活躍も目覚しい菊地凛子が演じ、芸能プロダクションなど人々の欲望の渦に巻き込まれていく姿を熱演!
◆豪華スタッフが集結! !
監督を務めるのは、ギャラクシー賞2014年11月度月間賞を受賞した「連続ドラマW グーグーだって猫である」、
映画『のぼうの城』の犬童一心。 脚本は『凶悪』の髙橋 泉、音楽に『ヘルタースケルター』の上野耕路を迎え、
美しさと残酷さを併せ持つスキャンダラスな物語をみごとに描く!
【あらすじ】
13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。
フランス人の父親・トーマ(ド・ランクザン望)と、日本人の母親・幹子(菊地凛子)、
そして2人の娘である美しい少女・夕子(谷 花音)。それは完全無欠な家族のよう。
幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブ
ディレクター・村野(オダギリジョー)に見いだされた夕子は芸能界入りする。
数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松菜奈)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。
雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ・・・急速に人気が高まる中、
夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。
そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃(真剣佑)と出会い、 恋愛にのめり込んでいく。
だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった。
【キャスト】
小松菜奈 菊地凛子
太田信吾 永岡 佑 陰山 泰 / 真剣佑 濱田龍臣 谷 花音 ・ 田中 泯
夏帆 / 浅野和之 / オダギリジョー
【スタッフ】
原作: 綿矢りさ 「夢を与える」(河出文庫刊)
監督: 犬童一心 ( 『のぼうの城』 )
脚本: 髙橋 泉 (『凶悪』『ソラニン』)
音楽: 上野耕路 (『ヘルタースケルター』『のぼうの城』)
【特典映像】
メイキング&インタビュー(小松菜奈 菊地凛子 太田信吾 オダギリジョー) 計20分収録!
【DVD仕様】
2015年/日本/カラー/本編約209分+特典映像(予定)/Disc1:本編約107分、Disc2:本編約102分+特典映像(予定)/
16:9LB/片面・1層/(日本語)ドルビーデジタル2.0ch ステレオ/各話約50分/全4話/2枚組(Disc1~2)
発売元:WOWOW
販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
販売協力:TCエンタテインメント
(C) 2015 WOWOW INC.
※2015年5月よりWOWOWにて放送。全4話。
※画像は仮のものです。仕様は変更となる場合がございます。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 120 g
- EAN : 4562474168878
- 監督 : 犬童一心
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 3 時間 29 分
- 発売日 : 2016/1/22
- 出演 : 小松菜奈, 菊地凛子
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B017R2M5EC
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 151,945位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,404位日本のTVドラマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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テレビやインターネットにより、人を容易に批判し、誹謗中傷し、笑い、またそれをした人を批判する無限ループを私たちは日常的に経験し、痛みを感じています。
その渦中の人にさせられてしまった少女とその関係者たち、それを取り上げるワイドショーの出演者や番組スタッフが描かれています。子供のころからタレントとして懸命に頑張って来た善良なひとりの人に対する尊敬や尊厳はあまりに軽視され、渦中の少女が傷ついて壊れてしまうかもしれないのを承知の上で、見ている側が耐えがたいほど傷つけます。そして傷つける側もみな何かを守り、目指し懸命に頑張っている。
正義も悪も嘘も本当も愛と気持ちの押し付けも、あらゆることの境界線が見えず答えを出すのが困難な時代であることを痛感しました。
ラストの、少女のそれらすべてを跳ね飛ばす心のままの行動はとても清々しいものでした。
最後には誰がどんな答えを出しても何を選んでも、多くの人がそれを温かく応援する世界でもあるのだと感じられ温かい気持ちになります。
他の方のレビューにもある通り、役者さんの演技が本当に素晴らしかったです。
最終回の村野とトーマが喫茶店で話すシーンのオダギリジョーさんの演技は忘れられないもので、今まで何となく見てきたオダギリジョーさんのお芝居をちゃんと見直したくなりました。
今どきのアイドルは恋愛禁止の風潮が強く、ライバルを出し抜くためにそれをメディアに暴露したり等、いろいろ見聞きします。
アイドルになるなら恋愛はタブー・・・そう自分に言い聞かせても実際、自分が誰かを好きになってしまったら自制できるでしょうか。
また得てして親は自分のユメを子に託そうとします。その残酷さが本作でしょうか。
自分で決めた道ならまだしも親が引いたレール上でトラブったら、悔いが残ります。
一人のアイドルタレントには大勢の「生活」がかかっている、そんなの常識であって今さらその葛藤など興味はなくとも、永遠のテーマかも知れませんね。もちろん「優秀」「優等生」のアイドルもいますが。
小松菜奈の演技は秀逸でした。そして最後、彼女が死ななかったことが本当に「救い」でした。それが小説映画のトリック・レトリックだったとしても、生きててナンボですから。
エピソードやセリフにアクチャリティが無いのである。
タレントとステージママの確執や、芸能業界の裏側というのは
ハリウッド映画や海外の自伝では多くあり、作品のベースがそれっぽいのだ。
登場するキャラクターや、その配置などもありふれている。
90年代にTBSドラマで「芸能社会」というドラマがあった。
作品に出てくるエピソードや登場人物は、明らかにモデルやネタがあるのが分かるし、
上手く作品、脚本に取り入れられていた。
落ちぶれていく大物女優を沢田亜矢子が演じており、非常に良かった。
(病室で「仕事ください・・・」と頭を下げるシーンは今も目に焼き付いている)
「歌手芝居」という言葉もこのドラマで知った。
「芸能社会」のレビューのようになってしまったが、90年代の民法ドラマに比べても
このドラマのクオリティは低いのである。
菊地凛子さんが出てるのでなんとなく観始めましたが、思ったよりすごく面白い、考えさせてくれるドラマで、とっても観て良かったと思いました。(もっと世に知れてもいいのでは、、、)
まず最初の方は、いわゆる毒親になっていく様子がすごく細かく丁寧に描かれていて、菊地さんもそれを演じきってる感じがすごいなぁと思いました。化粧品?を雑にまとめるシーンとかとても良かった。
自分の夢を、子供に代わりに叶えて欲しいみたいな単純な構造じゃなくて、母親の自信の無さや、夫や子供を引き止めたいばかりに愛情という暴力に走る母親の様子が、非常にリアルで生々しく、表現されてて素晴らしかった。
そして中盤は、仕事によって、平然と人権が踏みにじられている様子が、観てるだけで辛くなる、、、。短いスカートが嫌だ、と訴えるシーンとか。
仕事だから、それが貴方の仕事だから、って言うけど、その前に人間だろが!!!と思わせる流れがうまい。
でも実際に、このシーンで子役にミニスカ履かせてるけど本当に嫌だったらどうしようと思った、、。地味に根深く難しい問題だと思う。子供をレイプするシーンの時は人形を使ってる映画もあるけれど、、、。
そういう問題も考えさせられながら、それは何の為にやってるかというと、金や視聴率の為という、、、。
そのテレビ局の人達の醜悪さが、非常に批判的に、滑稽に、描かれていたなぁと思う。
金や自分の家族の為に、見目麗しい誰かの人権を売る、売らされる子供、、。
というか芸能人だって、誰と交際したって、セックスしたって、ワンナイトしたって良いはずなのに駄目な空気がやばい。あの、ゆうのセックス動画だって、ゆうは盗撮されてネットに流された被害者側なのに、弁解したり謝らないといけない空気なのがやばい、、。(コロナかかって謝罪してる芸能人思い出した)
AKBの子が、頭丸めて謝罪したのもすごい思い出した。というか、あのAKBの子もパパラッチに「盗撮」された被害者な訳だよなぁ、今改めて思うと、、。えぐみがすごい。自分の人権や尊厳をプライバシーを傷つけられて、傷つけられたのに、ごめんなさいと言わないといけない、という、、、。そこで、当人は意地でも謝っちゃいけないよ!とは思うが、謝らす周りが一番だめだ、、、。
メディア、テレビ業界を痛烈に風刺していると思うが、視聴者も同罪だぞ、と言われているような気分になる。お前らも消費していただろ、と。
終盤のあの番組らへんは特にヘルタースケルターを思い出した。実際に沢尻エリカさんが干された時のことも。
ただ、あの番組でのゆうの一人語りは、ちょっと台詞っぽすぎるなぁとは思った。ちょっと萎えた。
台詞自体も、台詞っぽ過ぎるし、あれは超うまい役者じゃないと難しいと思う。
それと、飛び降りるのはいい展開だったが、下にクッションがあって、周りがホッと笑顔、、ではないだろ、、!とは思った。母親とか特に、号泣する、か、走ってかけよる、とかの方が自然だと思った。
終わり方が、惜しい作品だな、、、。
メッセージ的には、テレビを消せば消える夢だけど、自分の人権、尊厳を売らずに自分らしく夢を与えるぞってことなのかな、、?業界なんかには負けないぞみたいな?うーん。
さて、若干話しの構造的に気になったのは、セックス動画が流失した後の話か、前の話かがわかりにくいところ。それがもう少しわかりやすくできればいい気がする。それと、あの中学時代の男の子もう一回出てきても良かった気がする。(テレビ越しにゆうを観てるでもいい)
それと、小松菜奈さんの演技がたまにちょっと気になる。目の見開き方とかが少しわざとらしいような。
でも、部屋でサクランボのパンツ履いて、母親を怒鳴るシーンはなかなか良かった。
あそれと、ゆうの彼氏が、セックス動画を流した経緯をもう少し詳細に見たかった。
ゆうが邪魔だからって動画を流す必要までないし、単純に人を貶めるのが好きっていう悪人にも見えなかった。
どちらでも何でもいいが、セックス動画はかなりのキーポイントな訳だし、もう少し細かく描写して欲しかった。
まぁでもとにかく観れて良かった作品でした、、、!!!
毎話のストーリーでとても引き込まれました。
ワンカットワンカットに意味が非常に込められていて、ながら見するはずがじっと見入ってしまいました。
結末がどうとか思う話ではなく、全編を通してメインキャラクターや脇役の生き方や考え方と
世間の空気感が生き生きと感じられる作品でした。
BGMも少なくて静かな映像ばかりで、人の表情やそのシーンの意味を感じやすいと思いました。
5話は少ないと思っていましたが、1話分が濃厚なので納得いきました。
テレビ業界は、あ〜こういうこき使われて不潔そうな人や、いばりちらしたり、口悪い人いたなと思い、
芸能人の気持ちはリアルには分かりませんが、売れる側、売れない側も含めなるべく人のリアルを表現しようとしているなとも感じました。
そしてエンディングの曲も雰囲気にぴったりです。
見終わっちゃって寂しい。。。こういう引き込まれるドラマもっと見たいです。
最後まで冷めて見てました
本格的な歌手を目指すとかじゃなくて
子役CMから世に出て、ひな壇タレントでもてはやされた主人公を描いてるドラマ
だから、ひな壇タレントなのに 視聴者に夢を与えるっていう設定が最後まで謎でした
まあ菊池さんの熱演だけがすごみを感じられたので星3です
しかし、小松菜奈っていう女優はたいしたもんやね。
半世紀以上テレビ見てるけど、最も魅力のある女優が育つのをリアルで見てるのかもしれない。
原作を読んでなくこの作品から入りましたがなかなか面白かった。
ただ最終回だけ微妙で終わり方がイマイチ…
こっちの業界にいるからなんとかついていけるがそうじゃない人は余計最終回微妙だと思う…