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ACIDMAN、結成２０周年の締めくくり
11枚目のオリジナルアルバム「Λ（ラムダ）」です。
全体を通して聴くと１枚通しての没入感が高く
特にイントロの「θ」続く「白い文明」その後の「水の夜に」等、
まさに浸っている感覚に近いと思います。
しかし、後半、「空白の鳥」や「光に成るまで」等
楽曲は前半とは逆にカラカラに乾ききった混沌とした様相を見せ
シングル曲「愛を両手に」で浄化されるような
1枚を通した展開の妙、楽曲の配置は考えられてるなと思うばかり。
サウンド面でのアプローチでは、ポストロック、アンビエント感が、以前よりも高くなり、
それに伴ってかピアノサウンドが過去のアルバムよりも見受けられました。
ブックレットにも大木さんの担当楽器にピアノが併せてクレジットされていることからも、
実際にライブでも奏でるのではないでしょうか（白い文明等）
付属のＤＶＤはアルバム収録のシングル
「最後の星」「愛を両手に」「ミレニアム」のＭＶと
上記シングル曲及びアルバムのレコーディング風景、
ＭＶの撮影風景等が収められています。
本アルバムは、聴けば聴くほど、何か新たな発見があるような
深く聴き、浸ることのできるアルバムだと思います。
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