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SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4
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この商品について
- 隻腕の狼、戦国に忍ぶ。
- 『DARK SOULS』シリーズ、『Bloodborne』などで知られるフロム・ソフトウェアの最新作!
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登録情報
- 梱包サイズ : 17.4 x 13.6 x 2 cm; 120 g
- 発売日 : 2019/3/22
- ASIN : B07H7G3LK2
- 製造元リファレンス : 4949776442019
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,820位ゲーム (ゲームの売れ筋ランキングを見る)
- - 118位PS4ゲームソフト
- カスタマーレビュー:
商品の説明
隻腕の狼、戦国に忍ぶ。
タイトル紹介
史上最も血なまぐさい時代・戦国。連れ攫われた皇子を奪還し、自らの左腕を斬り落とした侍に復讐を果たすため、孤独な忍びの戦いが始まる。 『DARK SOULS』シリーズ、『Bloodborne』などで知られるフロム・ソフトウェアの最新作である本作は、戦国末期の日本を舞台とした、RPG要素を備えたアクションアドベンチャーゲームです。 刀と刀がぶつかり合う手に汗握る剣戟、多彩な攻略を可能にする義手忍具、鉤縄を使ったダイナミックな移動・探索など、本作ならではのアクションをお楽しみください。
型番 : PLJM-16322
プレイ人数 : 1人
(C)2018 FromSoftware, Inc. All rights reserved. ACTIVISION is a trademark of Activision Publishing Inc. All other trademarks and trade names
メーカーによる説明

本ソフトはPlayStation Store「ビッグウインターセール」」対象商品です。
ほかにも「Call of Duty: Modern Warfare III – 秘蔵版」、「ホグワーツ・レガシー」、「ELDEN RING」、「サイバーパンク2077」など、1/17までのお買い得セール。。 Amazon.co.jpで「プレイステーションストアチケット」を購入して楽しもう ※本セールはPlayStation Storeで開催されているセールです。Amazon.co.jp実施セールではありません。※本セールは「Amazon ブラックフライデー」ではありません。
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
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価格 | ¥1,100¥1,100 | ¥3,000¥3,000 | ¥5,000¥5,000 | ¥10,000¥10,000 | ¥15,000¥15,000 |
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ブラッドボーンとの比較になりますが、こちらはステータス振り分けや武器育成といったキャラビルドがほぼ無く攻略の自由度が低めです。
攻略サイト等を見てガチガチに動き方や対策をアタマに叩き込んで挑んでも結局プレイヤースキル(腕)にかかって来る感じですね。あまりにも難しいですが乗り越えた時の達成感も他では得難いものがあります。
ゲームの画像自体は綺麗なんですが、美しい景色等はほぼなく、殺風景でおどろおどろしい場面がひたすら続きます。これがリアルで良い。戦国時代の日本ってきっとこんな感じだったんでしょう。
いずれまた再挑戦しようと思います。
主人公のレベルの概念がないので、強い敵に遭遇したら
レベルを上げてからチャレンジということはできないです。
レベルを上げるのは何度も挑戦してはやられてを繰り返すプレイヤー自身なんです。
私はアクションゲームが苦手なおっさんですが、ラスボスには心が折れそうにりながらも
諦めずに挑み続け、ついに倒すことができました。100回以上やられました。
だからこそ、クリアしたときは達成感に包まれていい歳して泣きそうになりました。
ぜひ多くの方に体験して欲しいです。
レベルは無い(物語を進めると体力や攻撃力は上がる)ので、自分の操作技術を上げるのが肝心。
ボスは死にゲーの中でも屈指。(弦一郎はもはや師匠)
ただ、道中の中ボスも強いのが疲れる…形代に限りがあるので一部の奥義を使いづらかったり、義手は後半ほとんど使わずでなんだか勿体無いシステムだと思った。
高難易度のアクションゲームをしたいなら是非オススメします。
結局のところこの2作品と比べて本作SEKIROは難易度はどうなのか?ブラボダクソがクリア出来るなら
このSEKIROもクリア可能なのかの2点について私見を述べさせて頂きたいと思います。
1)難易度について
道中
→ブラボやダクソ3の方が難易度はやや上です。
本作SEKIROは「忍殺」と呼ばれる即死アクションがありまして、敵の背後から気づかれずに攻撃すれば
一撃で倒せます。ぱっと見で忍殺不可な敵の配置をしている場合でも投げると音が鳴る石、L2のワイヤーアクション
わざと警戒レベルを上げて敵を釣りあげる方法を駆使すると大体7割程度は忍殺可能だと思います。
単純に雑魚敵の個体の強さならSEKIROの方が上ですが、中間セーブポイントの少なさや敵の配置の嫌らしさ
ブラボやダクソ3の極悪足場のマップに比べれば道中難易度はSEKIROの方がマイルドだと言えます。
ボスの難易度
→ブラボやダクソ3と同程度
はいダウト!!嘘つくなや!!とSEKIRO開始当初、他の方のこの様なレビューの書き込みを見た時
思ったのですが、自分がクリアした後になると同じような意見になるのが不思議です。
死亡回数=難易度と極端な話で判断するとむしろSEKIROの死亡回数の方が圧倒的に低いくらいです。
無名の王とかゴースの遺子の試行回数に比べるとSEKIROで最も殺された弦一郎(1回目)でも半分程度?
こうなるのもブラボとダクソ3にのめり込んでいた人ほど陥りやすいのですが、ブラボとダクソ3の最適行動が
今作SEKIROの場合尽く死にアクションに直結する為、自分で難易度を上げていってしまうからです。
具体例を挙げるとガードに頼らずステップを駆使してしまう点が1つ。
ダークソウルやブラッドボーン経験者が陥る罠で、この2作の場合ガード性能が完全に
敵の攻撃力>自分のガード性能
になってしまっている為、ガードをせずにステップで回避しようとする癖がついているものですが
今作のガードは超高性能で、特定攻撃以外はほぼ防いでくれます。
ボスの超迫力の攻撃だろうが複数回の連撃だろうがオールOK、中盤までならほぼ完封可能。
ステップはブラボダクソが優秀だったので必然的にそれに頼る癖がつくのですが、SEKIROで使うのは
性能がかなり劣る死にアクションなので、これを回避に用いるのは避けた方が無難です。
ブラボのノリで横ステップで回避しようとすると尽く被弾します。
またアイテムと忍術を活用しないという点もブラボダクソ経験者が陥る点です。
ブラボやダクソシリーズ経験者はアイテムや特殊攻撃なんて役に立たないと経験上知っているが故、
SEKIROゲーム中に示されるアドバイスなんてまず聞き流してしまうんですよね(経験者談)。
今作はアイテムと忍術が超強力でこれを駆使するともう難易度がダダ下がりレベルでして、平たく言うと
忍術爆竹とアイテムにぎり灰をいつでも使えるようにしておきましょう。
加えて今作はスタートボタンでゲーム中断しながらアイテムを使用できるという救済処置もありまして
ステータスを底上げする各種補助アイテム、リジェネ効果がある回復アイテム、前述のにぎり灰とかいつでも
タイミング良く使えます。何故この便利機能を俺は頑なに使わなかったのか・・・
2)ダクソブラボがクリア出来るならSEKIROがクリア出来るか?について
→ダクソやブラボを「白」や「助っ人NPC」の助けを借りずにクリア出来る方ならSEKIROも大丈夫です。
もしそれでもクリア出来ないと思う場合、前述したアクションの誤解と自分から忍術アイテム縛りをしているからだと
思います(経験者は語る)。
逆に「白・助っ人NPC」に頼っていた方では正直に書きますが恐らく厳しいです。
SEKIROは「白・助っ人NPC」のシステムがなく、基本的にボスとのタイマン。
加えてジャンプ操作の追加と特殊危険攻撃に対しては特定回避行動を取らないといけない、終盤以降のボスでは
パリィを連続成功させないとどうしても回復アイテムが欠乏して押し負けてしまうからです。
コマンド入力に求められる反応速度も速めで、一定以上の反射神経がやはり必要ですしね。
またSEKIROにはレベルアップの概念がなく、HPや攻撃力を上げることは出来るには出来るのですが、
それを上げるのに必要なアイテムはボスを倒さないといけないというシステムの為、どうしてもこのボスと戦う場合
ここまでしか絶対に強化できませんという縛りがある為です。
一応スキルだけはレベルアップ要素があるのですが、ボスの難易度をどうこう出来るほどの効果はありません。
ついでに回復アイテムの上限がダクソやブラボと比較すると半分程度しかないのも・・・・
3)総評として
→ダクソシリーズやブラボ2を作れば必ず成功が約束されているにも関わらず新規作品を発表し、
体幹システムや忍殺・ジャンプを取り込んだりと新しい試みにアグレッシブにチャレンジした点や
雑魚・ボス・マップの使いまわしがありながら、それでも☆3評価は出せる地力と作り込みは流石とは思いますが
やはり今作はバランス調整を失敗していると思います。この点は無事クリアした今でも評価は変わりません。
特に特定の隙をついて攻撃をしなければ100%攻撃を弾かれる仕様は個人的に不満大で、チャンバラ剣戟を
させたい気持ちもわかりますが爽快感が皆無です。体幹システムを考慮してガード上からでも構わず攻撃すれば
良いだけかもしれませんが、どう考えても敵の攻撃を待ってカウンターの方が楽だしねぇ・・・。
ボスを撃破した後に手が痺れるほどに歓喜した瞬間・・・ブラボならほぼ全てのボス、ダークソウル3なら
無名の王・奴隷騎士ゲール・修道女フリーデとかで間違いなくあったのですが
しかし今作のボスはどのボスを倒しても全く何も沸き起こってこない・・・あーやっとめんどくさいことが
終わったわ・・・みたいなね、正直に言うと。
特定攻撃に特定ボタンを押すだけ、そこから外れたら問答無用で死になる為、駆け引きというのがないからでしょう。
ダクソやブラボにあった初見でもある程度取っ組み合える、でもやはりあと一歩届かないという絶妙で純粋な難易度
ではなくただただ弱点に気がつくか否かに難易度が左右される、気づいてしまえば今度は難易度がだだ下がりして
しまう、つまりボスの難易度がギミックに頼ってしまっているように感じてしまうんですよね。
☆5評価レビューでは「それに気がつくのも含めて攻略!!凄い!!」と書いていますが、それってただの
調整不足の辻褄合わせじゃないですかね?(どいつもこいつも困った時の爆竹と灰でごり押しできる点とか)
そんな小細工なしにだだっ広いマップでも多種多様にガードとローリングと攻撃だけで楽しめたダークソウル3や
ブラッドボーンのボス達の方が・・・・というのは単に2作品を敬愛している自分の穿った見方かもしれません。
加えて今作は過去作と比べてもぶっちぎりでボスの登場順がおかしく、弦一郎とかお蝶とか序盤の関門として
登場しますが、もしこの二人に苦戦している方がおられたら安心してください、この二人より強いボスは終盤まで
いません。というよりアイテム制限やHPの低さを考慮すると個人的にはラスボスや養父より強かったです。
多くのレビューに「この二人を倒せたらゲームに慣れてその後のボスが楽になる」と書いていましたが
それはゲームに慣れたのではなく単にその後のボスが弱いだけです。
どう考えても破戒僧とか大猿の方が簡単だろ、チュートリアルボスなら百足を先に出せよ・・・
フロムの過去作にあった美麗な映像・耳に残るBGM・初見でも入り込める(と思われる)システム
1つのゲームで色々な世界を楽しめる各種マップ・武器防具を選ぶ楽しさ・NPC達との物語・レベルアップの
ポイントを振り分ける楽しさ・・・・今作SEKIROにはなかったものばかりです。
今後もネットでブラボやダクソシリーズの「このボスが一番強かった・格好良かった・クソだった」とか
「あのマップが凄かった・もう二度とあのダンジョンはしたくないww」とかは語られるでしょうが、
SEKIROの場合その難易度は語られてもそれ以外は恐らく語られないのではないでしょうか?
難しくすればそれに比例してクリアした時に歓喜は訪れるのか?
獲得率が10%以下のトロフィーを持ったら誇らしいのか?
アマゾンレビューが荒れていますが、恐らく今作で低評価をつけた方たちは2度とフロムソフトウェアの作品を
購入しないでしょう。
ブラッドボーンやダークソウル3の素晴らしさによる信頼性、和と忍者という世界観が世界的に評価されて
本作は発売10日で200万本販売、steamでも連日売り上げ1位を達成おめでとうございます、
で?次はどうなるの?アマゾンレビューを見る限り4割は見限ってますよ?
この世の全てのゲーム会社の中で自分はフロムソフトウェアこそが最高だと思っていますし、このゲーム会社が
過去最盛期のシューティングゲームや格闘ゲーム業界のようにもっと難しいもの、もっと厳しい条件を求めた
一部マニアに開発が迎合し結果として先細りしていかないか心配です。
ラスボスを撃破しエンディングを見ながら感じたのはもうこれでプレイしなくてもいいんだという解放感のみ。
最後までプレイしないでレビューするのは失礼だと思ったので義務感でプレイしただけです。
☆5評価のレビューのいくつかに「これを面白いと思わない奴は低難易度で頭を使わないゲームばかりしてるからだ」
「クリア出来ない奴は我慢もスキルも足りない」「下手くそほどつまらないと言う」
とか書いてありましたが、それなら自分は先ほど瓢箪以外のアイテム縛りプレイでクリアしましたし文句言う資格は
ありますよね。それを踏まえて敢えて言わせてもらいます。
「このゲームやっぱつまらないっすよwww」
まぁ言葉足らずですが、ブラボとダクソ3に比べるとツマラナイという意味です。
個人的にブラッドボーンはもうこれ以上のアクションゲームは人生で味わえないだろうと思う☆10評価
ダークソウル3は周回を繰り返してもいくらでも楽しめる☆7評価なので、もう自分がフロムソフトウェアの作品に
対して相当ハードルが上がっているのが原因です。本作が他メーカーの作品なら☆4は間違いなくつけていたと思う。
そんなら罵倒すんなやとフロムソフトウェアさんからは怒られそうですが・・・。
最後に一言
フロムソフトウェア作品をプレイしたことがない方なら悪いことは言わない、SEKIROの前に
ブラッドボーンとダークソウル3をまずプレイ推奨です。
あちらは手段を問わなければクリアはまず可能ですし、グラフィック・システム・BGMはSEKIROより上で
ゲームとしての楽しさもSEKIROと比べれば万人向けですので。
忍耐力、反射神経、分析能力。そういったものを養うための修行。そう考えれば、この苦行にも納得がいく。
しかし私は修行をする為にゲームを購入したわけではない。
楽しさを求めてゲームを購入したのだ。
それなのに何だこれは……。
プレーしていると、どんどん気分が滅入ってくる。
全体的におどろおどろしい雰囲気が漂っており、登場人物の顔も怖い。
無精ひげを生やしたむさくるしいおっさんたちが寄ってたかって襲いかかってくる。
日本刀で斬りつけてきたり、槍で突き刺してきたり、火縄銃をぶっ放してきたり、火矢を放ってきたり、
大勢で取り囲んで滅多斬りにしてきたり……もうやりたい放題だ。
殺されては蘇り、殺されては蘇る。悪夢のような無限ループ。
やられてばかりいるわけにはいかないので、こっちもおっさんたちを倒すことになるのだが、
おっさんたちの絶命時の表情が凄まじい。
苦悶と絶望、さらには何かこの世に訴えたいことがあるような顔をして死んでいく。
トマトジュースのような血を大量に撒き散らせながら。
殺して、殺されて、殺して、殺されて。
地獄絵図。
そんな表現がしっくりくる。
ゲームに登場するキャラクターは、プレーヤーを含め、ほぼ全員、隙あらば誰かを殺そうとしている。
全員殺意の固まりだ。
ボスキャラに至っては、殺意メーターが完全に振り切れてしまっていて、もうわけがわからない存在だ。
出会った瞬間、死を覚悟するしかない。
新しいボスが登場する度に絶望的な気分になる。
もう、新しいボスは出てこないでくれ。
そう思う。
やめたい。
つらい。
でも、なぜかやめられない。
刀と刀を激しく打ちつけあい、最後は『忍殺』でフィニッシュという一連の流れが、
すでに病み付きになっているのだ。
やめようと思っても次の日になると、また忍殺している自分がいる。
忍殺中毒だ。
最初から忍殺が好きだったわけではない。
やりはじめた頃は『忍殺システム』がどうもしっくりこなかった。
今までの剣戟アクションゲームは剣で敵の体を斬るというのが常識だった。
隻狼の場合、こちらの攻撃はほぼ100%ガードされてしまう。
敵の体ではなく、敵が持っている刀を狙って攻撃しているような気分になってくるほどだ。
なぜ刀を狙うのか?
体を斬らなければ意味がないじゃないか。
そもそも、これじゃあ爽快感が無い。
でも、何度も何度もプレーしていると、刀と刀を激しく打ちつけあう攻防が無性に気持ち良くなってくる。
そして『隻狼』が、とても奥深く、よく練られた極上のアクションゲームだということが分かってくる。
これこそ本物の剣戟アクションゲームであり、
今までやっていた剣戟アクションゲームはニセモノかもしれない。
そんな気さえしてくる。
高難度という評判に恐れをなし、二の足を踏んでいる方も多いだろうが、
個人的な意見を言わせていただければ、クリアできるか、できないかは問題ではないと思う。
実際、私はこのゲームをクリアする自信がない。
本当に難しいのだ。
でも、たとえクリアできなくても私にとって隻狼は、ずっと手元に置いておきたいゲームだ。
「チャンバラがやりたいな……」ふとそう思う瞬間が誰にでもある。
ないか?
少なくとも私にはある。
そんな時、隻狼を持っていれば安心だ。ゲームを起動させればいつでも極上のチャンバラ体験ができる。
極端な話、まったく先のエリアに進めなかったとしても、私はこのゲームを手放さず、
チュートリアルの半兵衛と戦ったり、最初のエリアだけを何度も何度も繰り返しプレーしたりするだろう。
そうしたくなるほど見事な出来映えの剣戟アクションゲームなのだ。
クリアしていないけど大好きなゲームを私はいくつも持っている。
様々なジャンルの、そういった作品を常備している。
例えば格闘技系のゲームがやりたいと思ったらUFC2を取り出す。
このゲームもクリアしていない。トロフィー取得は8%だ。
大勢の格闘家を操作できるが、私が操作するのはブルース・リーだけだ。
遊ぶモードはノックアウトモードだけだ。
でも、私はこのゲームを誰よりも楽しんでいるつもりだ。
一週間に一回、場合によっては何ヶ月かに一回しかやらない。
だが、プレーしている間は最高に幸せだ。
「格闘技ゲームがやりたい」という欲求を、このUFC2は完璧に満たしてくれる。
トロフィーが8%しか取れなくても全然構わない。
「お散歩ゲームがやりたい」そう思った時はGTA5やRDR2の出番だ。
この二つもクリアしていない。
何をするでもなく街の中や草原をぶらぶらと歩く。
「空を自由に飛んでみたい」そう思った時はエースコンバット7だ。
この作品は雲の描写が素晴らしい。
フリーフライトモードを選び、何をするでもなくボンヤリ空を飛び続ける。
私と同じような楽しみ方ができる方なら隻狼も十分楽しめると思う。
「そうだ、チャンバラやろう」ふとそう思った時、『隻狼』が手元にあれば安心だ。
映像に関しても申し分ない。
戦国時代の雰囲気が見事に再現されている。
一番感動したのは天守。
天守の外観、そして内部が素晴らしいクオリティーで描かれている。
櫓も美しい。
日本の名城の好いとこ取りをしたような城郭だ。
最高に格好いい天守の屋根を駆け抜け、敵の忍者達と熱いバトルを楽しむことができる。
たまらない。
敵を一掃して、ゆっくり城の縄張を見て歩くのも楽しい。
この天守には、わりと序盤に行けるので、頑張って鬼形部を倒し、ぜひここまでは来てほしい。
ここまで来れば値段分の元は十分取れるのではないだろうか。
コツコツ進めて現在は中盤に到達。
数々のスキルを取得したにもかかわらず鬼のような難易度は変わらない。
全クリしようと思うと失神しそうになる。
でもクリアしようと思わなければ大丈夫だ。凄く楽しい。
これからもマイペースで、ゆっくり進めていくつもりだ。
そしてあわよくば全クリしてやろうと思う。
剣戟アクションゲームが好きな人は酷評に惑わされず、是非挑戦してほしい。
たとえクリアできなくても、プレーする価値は十分にある。
※2019年4月19日追記
トロフィーをコンプリートしたので総合評価を。
私は侍や忍者を題材にした和風ゲームが大好きで、今までに数多くの和風剣戟アクションゲームをプレーしてきたが
(影の伝説、源平討魔伝、侍スピリッツ、ブシドーブレード、朧村正、剣豪、フォーオナー等々)
過去、現在を通して隻狼が最も優れた和風剣戟アクションゲームだと思えた。
実に見事な出来映えで、本当に素晴らしいと思う。
だが、一つだけ看過できない問題点があった。
初見のボス戦が難しすぎるのだ。
周回プレーをしている現在は、敵の行動パターンを理解しているので、むしろ簡単に感じてしまうほどだが、
それは厳しい修行を乗り越えた者だけが感じる錯覚で、初見のボス戦を思い返してみると、
どう考えても異常な難度だった。
苦労に苦労を重ねてボスを倒すと、それなりの喜びや達成感は得られるが、
個人的には初見のボス戦は快感よりもストレスが上回った。
特に『怨嗟の鬼』と『平田屋敷の梟』。
こいつらと戦っている時、私は何度も発狂しそうになった。
初見時の討伐時間は、それぞれ2時間から3時間くらい。
それだけあれば映画が1本か2本鑑賞できる。
2時間から3時間の間、ひたすら一人の相手と戦わなくてはならない。
何十回も死亡し、その度に最初からやり直しだ。
これはもはや拷問だ。
操作ミスは一切許されない。わずかなミスが命取りになる。何時間も集中力を維持しなければならない。
人間が集中力を維持できる時間は限られている。限界に達すると当然ミスを連発する。
もちろん私も数え切れないほどのミスを犯した。
○ボタンを押したはずが、そこにボタンが無い。空振りだ。こんなことは普通の状態では考えられないが、
自分の能力の限界に達しているので、そういう異常事態に見舞われる。
精神的に追い詰められ、イライラし、なぜか体のあちこちが痒くなってくる。
足や腕、髪を掻きむしっていると当然さらなるミスが起こる。
あともう少しという所でやられてしまう。
時計を見ると午前零時を過ぎていたりする。
明日も早起きしなければいけないのに私は一体何をしているのだろう?
もうやめたい。
しかし、今、ここでやめたら、せっかく掴みかけたコツを忘れてしまいそうだ。
今までの二時間が無駄になってしまう。
焦れば焦るほどミスをする。
コントローラーをディスプレーに投げつけ、PS4本体を床に叩きつけたくなる。
よくもまぁ、ここまで人をイラつかせるゲームが作れるものだと感心してしまう。
人間の限界を突破し、何とかボスを倒して時計を見ると午前一時だったりする。
あまり嬉しくない。
人間の限界を突破しないとクリアできないゲームなんてキツすぎる。
これはもう娯楽ではない。
本物の修行だ。
星一個の評価をする人の気持もよくわかる。
ただ、私の場合、ザコキャラたちとのんびりチャンバラごっこをすることに喜びを見いだせたし、
二周目以降はボス戦も楽しめたので最終評価も五つ星だ。
おそらくフロムソフトウエアは次もこういう感じのゲームを発売するのだろう。
そういう会社なのだから、もう仕方がない。
人間の限界に挑戦したい人だけが買えばいい。
オリンピックみたいなものだ。
人間の限界に挑戦したい人だけ参加すればいいのだ。
もちろん参加した誰もが勝利者になれるわけではない。
オリンピック精神にのっとり全力を尽くして闘い、勝ち負けの結果にこだわってはいけない。
そんな気がする。
なのでこちらからは攻撃できず一方的に敵の攻撃を受け続けることになる
まあやってて面白くはないよね
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