小学校の映画会で上映された時、国連連絡機を見て『ジェットビ―トルだ‼』や、『イデ隊員が出てる‼』と友達と騒いだのを懐かしく思いだしますね。
あの頃は基地建設の建機もみなカッコよく見えたものです。
『地球ごと逃げる』(言い換えれば土地への執着とも言えると思いますが)というのはいかにも農耕民族の発想だなぁと。
でも考えてみれば、あの巨大なロケットパイプ群、究極の核エネルギ―平和利用じゃないか‼
核の惨禍を被った日本ならではの映画(って深読みしすぎか?)
私もSLC 版のサントラを所有していますが、音の揺れもほとんど気にならずしかもステレオとモノラルの2枚組み、解説書も他のこのシリーズ同様濃い濃い‼
『基地建設』も良いですが、『俺ら宇宙のパイロット』も燃えるぞ―!
未見の人は是非とも御鑑賞を‼
そしてこのサントラも是非‼
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妖星ゴラス オリジナル・サウンドトラック
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | メインタイトル <モノラル> |
2 | 夜の湖畔 <モノラル> |
3 | 隼号出発 <モノラル> |
4 | ゴラスと隼号 <モノラル> |
5 | 隼号の最期 <モノラル> |
6 | 園田艇長の葬儀 <モノラル> |
7 | 富士山麓宇宙港 <モノラル> |
8 | 俺ら宇宙のパイロットI <モノラル> |
9 | 虚空の妖星 <モノラル> |
10 | 国連科学委員会 <モノラル> |
11 | 来たるべき被害 <モノラル> |
12 | 俺ら宇宙のパイロットII <モノラル> |
13 | 出発前夜 <モノラル> |
14 | 金井と滝子 <モノラル> |
15 | 鳳号宇宙へ <モノラル> |
16 | 宇宙ステーションと鳳号 <モノラル> |
17 | 南極基地建設 <モノラル> |
18 | 33号パイプ <モノラル> |
19 | 作業再開 <モノラル> |
20 | カプセル発進用意 <モノラル> |
21 | カプセル1号の危機 <モノラル> |
22 | 記憶喪失I <モノラル> |
23 | ジェットパイプ点火 <モノラル> |
24 | 炎吹くジェットパイプ <モノラル> |
25 | 科学者の使命 <モノラル> |
26 | 宇宙ステーション帰還 <モノラル> |
27 | マグマ出現 <モノラル> |
28 | 大怪獣マグマ <モノラル> |
29 | ゴラスと土星の輪 <モノラル> |
30 | 記憶喪失II <モノラル> |
31 | 天空のゴラス <モノラル> |
32 | ゴラスと月 <モノラル> |
33 | 悪夢の高潮 <モノラル> |
34 | 妖星接近 <モノラル> |
35 | 地球大移動 <モノラル> |
36 | 南極計画成功す <モノラル> |
37 | エンディング <モノラル> |
38 | クリスマスの夜 <モノラル> |
39 | 正月の園田家 <モノラル> |
40 | メインタイトル (M1T2) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
41 | 隼号の最期 (M5T2) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
42 | 作業再開 (M19&M18) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
43 | 俺ら宇宙のパイロットI (PS-51・編集) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
44 | 俺ら宇宙のパイロットI (M8T1) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
45 | 俺ら宇宙のパイロットI (M8T2) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
46 | 俺ら宇宙のパイロットI (PS-50) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
47 | 俺ら宇宙のパイロットII (PS-61A) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
48 | 俺ら宇宙のパイロットII (PS-61A完成品) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
49 | 俺ら宇宙のパイロットI (オーケストラmix) <モノラル> (BONUS TRACKS) |
50 | 予告編音楽I <モノラル> (BONUS TRACKS) |
51 | 予告編音楽II <モノラル> (BONUS TRACKS) |
52 | マグマの鳴き声 <モノラル> (BONUS TRACKS) |
ディスク: 2
1 | メインタイトル (M1T1) |
2 | 夜の湖畔 (M2) |
3 | 隼号出発 (M3) |
4 | ゴラスと隼号 (M4) |
5 | 隼号の最期 (M5T2) |
6 | 園田艇長の葬儀 (M6) |
7 | 富士山麓宇宙港 (M7) |
8 | 俺ら宇宙のパイロットI (PS-51) |
9 | 虚空の妖星 (M9) |
10 | 国連科学委員会 (M10) |
11 | 来たるべき被害 (M11) |
12 | 俺ら宇宙のパイロットII~出発前夜 (PS-61&M12) |
13 | 金井と滝子 (M13)~鳳号宇宙へ (M14) |
14 | 宇宙ステーションと鳳号 (M15) |
15 | 南極基地建設 (M16) |
16 | 33号パイプ (M17) |
17 | 作業再開 (M18) |
18 | カプセル発進用意 (M19) |
19 | カプセル1号の危機 (M20) |
20 | 記憶喪失I (M21) |
21 | ジェットパイプ点火 (M22) |
22 | 炎吹くジェットパイプ (M23) |
23 | 科学者の使命 (M25) |
24 | 宇宙ステーション帰還 (M26) |
25 | マグマ出現 (M27) |
26 | 大怪獣マグマ (M28) |
27 | ゴラスと土星の輪 (M29) |
28 | 記憶喪失II (M30) |
29 | 天空のゴラス (M31) |
30 | ゴラスと月 (M32) |
31 | 悪夢の高潮 (M33) |
32 | 妖星接近 (M34) |
33 | 地球大移動 (M35) |
34 | 南極計画成功す (M35A) |
35 | エンディング (M36) |
36 | 作業再開 (M19&M18) |
37 | 「野盗風の中を走る」 (モノラル) (BONUS TRACKS) |
38 | 「どぶろくの辰」 (モノラル) (BONUS TRACKS) |
39 | 「秘剣」 (モノラル) (BONUS TRACKS) |
40 | 「士魂魔道 大龍巻」 (モノラル) (BONUS TRACKS) |
41 | 「国際秘密警察 虎の牙」 (モノラル) (BONUS TRACKS) |
42 | 「暴れ豪右衛門」 (モノラル) (BONUS TRACKS) |
商品の説明
内容紹介
怪星激突の危機迫る! 地球の軌道脱出なるか! 『妖星ゴラス』
モノラル・ステレオの2枚組完全盤が地球最接近! ! 過去に発売されたCDは中古市場ではプレミア化し、ほぼ入手不可能となってしまっていた東宝特撮映画スペクタクル巨編「妖星ゴラス」のサウンドトラックが、モノラル・ステレオの全音源を収録して地球最接近! !
特撮/映画音楽ファンの間で絶大な人気を誇る作品でありながら、95年発売のステレオ版CD以降、単独発売のなかった本作が、人類の終局に向けて初・全曲デジタルマスタリングで商品化!
CINEMA-KANレーベル史上最長の作業時間を経て、これまでステレオ音源にあった音の揺れも可能な限り修復。ボーナストラックには現存する別テイク、予告編音楽ほか、石井歓が担当した他作品の音楽もおまけ収録した最終盤!
メディア掲載レビューほか
過去に発売されたCDは中古市場ではプレミア化し、ほぼ入手不可能となってしまっていた東宝特撮映画スペクタクル巨編『妖星ゴラス』のサウンドトラックが、モノラル・ステレオの全音源を収録して地球最接近!特撮/映画音楽ファンの間で絶大な人気を誇る作品でありながら、1995年発売のステレオ版CD以降、単独発売のなかった本作が、人類の終局に向けて初・全曲デジタルマスタリングで商品化! (C)RS
登録情報
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 1 cm; 120 g
- メーカー : CINEMA-KAN Label
- EAN : 4988044045347
- 時間 : 2 時間 27 分
- レーベル : CINEMA-KAN Label
- ASIN : B07NSJB983
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 101,701位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,603位サウンドトラック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
18グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怪星激突の危機迫る!
サイレント映画の昔より、幾度となく銀幕を賑わせた天体パニックSF群。
中でも取り分け、
発想の奇抜さでアタマ一つ飛び出してる感のあるのが
本作「妖星ゴラス」。
なにしろ、南極大陸に世界人類の持つ科学の粋を結集した
ジェットパイプを建設し、
地球もろとも危機を回避しよう
っテンんですから!
宇宙の彼方から迫りくる、未曽有の危機の待ったなしな状況を
これでもかこれでもか、これでもか~ッ!
とばかりにアピールするメインテーマ(M1)。
それに呼応するかのように、
氷を割って南極大陸へとむかう大船団、
積み下ろされる資材・・・南極計画のテーマ(M16)。
この2つのメロディのコントラストが、
画面の外にいるコッチにまでプレッシャーをかけてくる。
最新のデジタルマスタリングを施された本CD。
モノラル&ステレオ激突必至の、
正しく《最終盤》の名にふさわしい。
複数の著書の中で本作を大きく紹介しているSF作家の山本弘センセイ。
作品全体を評価する半面、
『マグマはいらないよな』
なんて書いてたりしますが、
作曲家・石井歓が提供したスコアを聴けば
そんなこと言えないはずなんだが?
サイレント映画の昔より、幾度となく銀幕を賑わせた天体パニックSF群。
中でも取り分け、
発想の奇抜さでアタマ一つ飛び出してる感のあるのが
本作「妖星ゴラス」。
なにしろ、南極大陸に世界人類の持つ科学の粋を結集した
ジェットパイプを建設し、
地球もろとも危機を回避しよう
っテンんですから!
宇宙の彼方から迫りくる、未曽有の危機の待ったなしな状況を
これでもかこれでもか、これでもか~ッ!
とばかりにアピールするメインテーマ(M1)。
それに呼応するかのように、
氷を割って南極大陸へとむかう大船団、
積み下ろされる資材・・・南極計画のテーマ(M16)。
この2つのメロディのコントラストが、
画面の外にいるコッチにまでプレッシャーをかけてくる。
最新のデジタルマスタリングを施された本CD。
モノラル&ステレオ激突必至の、
正しく《最終盤》の名にふさわしい。
複数の著書の中で本作を大きく紹介しているSF作家の山本弘センセイ。
作品全体を評価する半面、
『マグマはいらないよな』
なんて書いてたりしますが、
作曲家・石井歓が提供したスコアを聴けば
そんなこと言えないはずなんだが?
2019年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前回発売されたステレオ版CDでは”南極基地建設(M16)”等の曲でテープが伸びてしまって音程が揺れて気持ち悪かったが、今回発売されたCDでは気にならないレベルまで修正されている。
これだけでも買った価値が有ったと感じた。
音の鮮度は旧盤の方が微妙に上のように感じる場合もあるけれど、音揺れしていないという優位性は何物にも代えられず、私は今後聴く時はこの新盤になるだろう。
それにしても名曲だなぁ。
妖星ゴラス好きには間違い無くお勧めのセットです。
これだけでも買った価値が有ったと感じた。
音の鮮度は旧盤の方が微妙に上のように感じる場合もあるけれど、音揺れしていないという優位性は何物にも代えられず、私は今後聴く時はこの新盤になるだろう。
それにしても名曲だなぁ。
妖星ゴラス好きには間違い無くお勧めのセットです。
2019年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
CINEMA-KAN Labelの妖星ゴラス・サントラCDは、フランケンシュタイン対地底怪獣のCDがよくできていたので、躊躇せずに購入。やはり、手抜きがなくて、作りがいいね。帯裏まで作り込んで、裏表紙内側もファン泣かせのモノクロ写真。ブックレットは言うまでもなく丁寧な解説はありがたく、当初は、妖星ゴラスの音楽担当が伊福部師を予定していたとのことだが、そのようになっていたら作品はどう変わっていただろうか、なんて考えてみると楽しい。でも、妖星ゴラスは石井師で良かったのだと思う。2枚組のCDのモノラルとステレオ、それぞれに良さがあることに気づきます。ブックレットでも指摘されてますが、モノラルとステレオで残響の差異があり、比較することもまた楽しみのひとつです。
曲目の中で、個人的にはM-12が好きだなぁ。またボーナストラックの他の映画音楽たとえば「野盗風の中を走る」はゴラス色が強く出ていて面白いものです。
曲目の中で、個人的にはM-12が好きだなぁ。またボーナストラックの他の映画音楽たとえば「野盗風の中を走る」はゴラス色が強く出ていて面白いものです。
2019年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊福部昭も富田勲も冬木透も特撮映画も大好きだけれども、自分ではそれほど熱心な特撮ファンではないと思っている。しかし、『妖星ゴラス』は小学生の頃TVで見て以来、お気に入りの特撮映画の一つである。天体衝突という宇宙的規模の大事件の壮大さと、科学と技術の粋を集めて人類の未来を切り開くというそのオプティミズムがたまらない。
映画は、巨大な妖星の接近による地球崩壊を避けるため、南極地方に巨大ロケット噴射設備を設置して地球を移動させようと努力する人々を描いたスペクタクルであるが、その壮大な映画を支えている大きな支柱の一つが石井歓の劇伴音楽である。地球を危機に陥れる妖星接近という不安に満ちた冒頭部から、危機が去って新しい未来に向かおうとする終局まで、曲を聞いていると各シーンが蘇ってくる。
特に好きなのは、地球に危機が近づいてくるという不安に満ちたテーマを奏でるメインタイトルと、その危機を乗り越えようとする人類の努力を讃える南極基地建設のテーマであるが、これまで音源を入手したことはなかった。
本CD発売の予告を見た時、購入を迷ったが、どうしても音源としてまとまったものを聞きたくなり購入を決意した。
評者は本CDを購入するまで、作曲者“石井歓”の名前を記憶していなかった。ミュンヘンに留学して、あのカルミナ・ブラーナの作曲家“カール・オルフ”に作曲・指揮を師事したということだけれども、付属の解説書によると映画音楽の仕事は多くないらしい。
本CDには、『妖星ゴラス』とは関係ない映画の劇伴6曲も収録されている。正直なところ、評者は他の映画の劇伴はどうでも良いので、できればCD1枚にして価格を下げてもらいたかったが、『妖星ゴラス』の劇伴を完全に収録しようとするとCD1枚には収まらないし、将来に向けての文化遺産と思えばやむを得ない。確かに、値段はともかく、このような形で聞くことができるのはありがたいことです。
なお、本CDには、劇中歌である「俺ら宇宙のパイロット」が9バージョンも収録されている。当然映画を見た時から知っている歌ではあるが、「モスラの歌」ほど印象的な曲ではなかった。しかし、製作者の意図かどうかはわからないが、本CDで様々なバージョンを繰り返して聞いているうちに耳になじんでしまい、だんだん名曲に聞こえてくる。くせになる名曲である。こうして病膏肓に入っていくのかもしれない。
映画は、巨大な妖星の接近による地球崩壊を避けるため、南極地方に巨大ロケット噴射設備を設置して地球を移動させようと努力する人々を描いたスペクタクルであるが、その壮大な映画を支えている大きな支柱の一つが石井歓の劇伴音楽である。地球を危機に陥れる妖星接近という不安に満ちた冒頭部から、危機が去って新しい未来に向かおうとする終局まで、曲を聞いていると各シーンが蘇ってくる。
特に好きなのは、地球に危機が近づいてくるという不安に満ちたテーマを奏でるメインタイトルと、その危機を乗り越えようとする人類の努力を讃える南極基地建設のテーマであるが、これまで音源を入手したことはなかった。
本CD発売の予告を見た時、購入を迷ったが、どうしても音源としてまとまったものを聞きたくなり購入を決意した。
評者は本CDを購入するまで、作曲者“石井歓”の名前を記憶していなかった。ミュンヘンに留学して、あのカルミナ・ブラーナの作曲家“カール・オルフ”に作曲・指揮を師事したということだけれども、付属の解説書によると映画音楽の仕事は多くないらしい。
本CDには、『妖星ゴラス』とは関係ない映画の劇伴6曲も収録されている。正直なところ、評者は他の映画の劇伴はどうでも良いので、できればCD1枚にして価格を下げてもらいたかったが、『妖星ゴラス』の劇伴を完全に収録しようとするとCD1枚には収まらないし、将来に向けての文化遺産と思えばやむを得ない。確かに、値段はともかく、このような形で聞くことができるのはありがたいことです。
なお、本CDには、劇中歌である「俺ら宇宙のパイロット」が9バージョンも収録されている。当然映画を見た時から知っている歌ではあるが、「モスラの歌」ほど印象的な曲ではなかった。しかし、製作者の意図かどうかはわからないが、本CDで様々なバージョンを繰り返して聞いているうちに耳になじんでしまい、だんだん名曲に聞こえてくる。くせになる名曲である。こうして病膏肓に入っていくのかもしれない。